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2008年6月10日 (火)

クシコメツキ

0603kusikometuki1 6月2日でした。部屋の中にクシコメツキが落ちていました。

てっきりもう死んでいると思ってティッシュに包んで机の上に置き、翌朝にでも家の裏の落ち葉の下にでも返してやろうと思ったのです。

翌3日の朝、見ると、ティッシュの中にクシコメツキはいなくて、机の下に落ちていました。まだ死んではいなかったのです。夜中に動いて落ちたようです。拾い上げてみると、脚を縮めてはいますが、まだ生きていました。

ひょっとすると、5月26日に屋外で見かけた、あの個体なのかもしれません。私はファンタジー世界の住民ではありませんので、センチメンタルに、死ぬ前にこのコメツキが私に顔を見せに来てくれたんだ、なんて思ったりはしないのですが、それでも何らかの因縁を感じざるを得ません。

せっかく出会ったのですから、記念に写真を撮って記録に残したい、とは思いました。

0603kusikometuki2

なんだかなぁ、私の意識世界は「ヒト」の世界をはみ出しつつあるのかなぁ、などと思うこのごろではあります。

「穏やかな表情」と言ってあげても、違和感はないでしょ?

この後、家の裏に持って行って、落ち葉の下に置いてやりました。姿を持つ個体というものは、「生命の流れ」の中に生じる「渦」のようなものです。エネルギーと物質の流入と流出の流れの中に、いっとき生じる渦です。終わりの時が来たら、速やかに生命の流れに帰りたいですね。そのような生き方には「死への恐れ」などはありません。命の源の流れに還るだけですから。死んだら地球に遍在となる。

ヒト以外の生き物たちは、常に遍在です。生まれ来て、死に還る。地球上に遍在し、時に形をとり、時に形を失い、38億年も生き継いできました。

ヒトである私は、地球を私の墓標として、地球に還り、生命の流れに復帰し、地球に遍在となるのだ、とやっと意識によって「悟り」ました。

「生きものは、死にもの」と喝破された方もいましたっけね。

なんだかそんなことをしきりと考えさせられるひとときでした。

クシコメツキくん、ありがとう。

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