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2008年6月 5日 (木)

ヨモギエダシャク

0528yomogiedasyaku1 スイートピーにくっついていた「尺取虫」。もちろんシャクガの仲間の幼虫です。

ついていたのはスイートピーなんですが、おそらくこれは、ヨモギエダシャクの幼虫だろうと思います。

写真、下が頭です。3対の脚が見えていますね。

腹部の先端は、枝のまねをするときに体を固定する脚ですね。

0528yomogiedasyaku2 嫌でなければ拡大してください。写真の中に「気門」と書きこんでおきました。

各体節に1対、体の両側にあるのです。ここから気管が枝分かれしながら体内に広がり、体液に酸素を供給し、二酸化炭素を排出します。肺はないのですが、昆虫の体のサイズだと、「拡散」というスタイルで体内の隅々まで換気が十分にできるのです。

0528yomogiedasyaku3 頭の近くを拡大してみました。

ここでも写真に「側単眼」と書きこんでおきました。

幼虫では複眼はなくて、単眼しかありません。くっきりした像を結んで「見て」いるわけではないでしょう。明るさの変化に敏感なのではないでしょうか。枝や葉の端に来たとかいうことが分かる程度かもしれません。

気門の下の腹側に毛があります。各体節とも同じようです。

背中にちょっと盛り上がったところがあって、色が違うのと、毛が生えています。

0528yomogiedasyaku4 頭部のアップ。

なかなかユニークですね。

単眼も見えます。

0528yomogiedasyaku5 3対の脚の辺りを拡大してみました。

トゲ(毛)がいっぱい生えてます。

脚の付け根は「蛇腹式」ですね。

大きな気門も見えています。

カメラの助けがなければここまで観察することはなかったでしょう。マクロ撮影を楽しんでいます。

◆私の好きなホームページをご紹介します。

http://shoko.web.infoseek.co.jp/yomogiedashaku1.html

「晶子のお庭は虫づくし」というホームページのヨモギエダシャクのところにリンクしています。

ここからぜひホームへ上がって、全体を眺めてください。昆虫が好きで、実物をちゃんと見ているという「愛情のこもった眼差し」を一緒に楽しめます。

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コメント

スイートピーにも、尺取虫がつくのですね。
我が家では、レモンについていました。
同じ種類ではないとは思いますが、尺取虫を見つけるまで、「なんで葉っぱがなくなるのだろう?いつ、食われているのだろう?」と思っていました。
擬態って、素晴らしいです。
私がレモンの葉っぱを触っている間、じっと枝のフリをしていたので、発見が遅れました。
先日のジャノメチョウでは、ご丁寧なレスをありがとうございました。
今回はまた、面白いHPを教えていただき、早速見に行きました。
そこで思ったのですが、虫が嫌いな人が多いなか、虫の写真を小さくして、見たい人だけ拡大するという心配りって、本当に優しい配慮だなぁ、と感心しました。
ショウジョウバエのウジャウジャは拡大しませんでしたが、尺取虫の気門その他、拡大させていただきました。
私は平均よりかは、生き物が好きな方だと思いますが、それでも苦手はありますね。
どうも、ゴキブリとハエ系は・・・。ちょっと・・・。(苦笑)

 私は「ガサガサ系」の昆虫の方が得手で、「ヌメヌメ系」のナメクジやコウガイビルが苦手です。
 「粉っぽい」のが苦手、という人も知っています。
いろいろありますが、まあ、よく見ればそれなりにみんな完成した美を持っているとは思っています。

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