ツマグロヒョウモン
じつはこれ、ツマグロヒョウモンの終齢幼虫の「とげ」なんです。
別に痛いというほどのものではありません。「毛」とは言い難いかなぁ、と思って。
↓毛虫の嫌いな方は拡大しないでください。
派手派手しいというか、にぎやかな格好の幼虫です。
まるっきり「毒」とは無縁ですから安心していいです。
スミレ、パンジーなどの葉を食べます。
いつもは冬も近づいてから発見して、あわてて食草探しに奔走するはめになるのですが、今年はいい季節に現れました。パンジーがいっぱいありますから充分に食事を上げられます。3匹います。
この蛹はぶら下がり型ですから、こういうようにぶら下がっています。
飼育ケースの蓋だけ開けて、驚かせないように写真を撮りました。
これで、幼虫の皮膚を脱げば蛹になります。
蛹になっていました。この形になれば、落ち着いてみることができるという方もいらっしゃるでしょう。
安心して拡大してください。
木の葉に擬態している感じがしますね。
まだ幼虫のやつもいて、驚かせたくないもので、ケースの外からの写真です。そのためぼんやりしていますが。
光る蛹、というやつですね。もちろん反射で光っているのです。
5対の光るポイントがあります。うまく光る角度がありまして、これはその角度を狙ったもの。
こちらはあまり光らない角度からの写真。
尖った部分があって、そこが透明になっていて、効率よく反射するのではないかと思います。
私のホームページでこのことを議論したことがあります。よろしければご覧ください↓
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_36.htm
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/72nd/sci_72.htm
さて、いつ羽化するでしょう。楽しみですね。
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