« カラスノエンドウ | トップページ | アブの飛翔 »

2008年5月 1日 (木)

切り株

0425kirikabu 4月10日に、白山神社で見かけた切り株の話を書きました。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_e9da.html

です。

その切り株の新芽が4月25日に見たら、こんなに茂っていました。

もし、この木の「年齢」を聞かれたら何と答えたらよいのでしょう?

今茂ってきた芽は、今年生まれて激しく成長を始めたところです。ですから、人間的にいえば「0歳」でしょうか。生まれて1年目を生きています、という意味では「1歳」かな。

でも、その新芽が出てきた切り株の方を観察して、年輪を数え、この切り株が何年前に芽生えて成長を始めたかがわかれば、それを年齢とすべきでしょうか?

植物の生き方は、生と死が共存しています。死が生を支えています。すでに死んだ方の部分の年齢+今生きている部分の年齢と数えましょうか?それとも、今生きている方の年齢としましょうか?

先日、朝日新聞にこんな記事がありました

10000歳も夢じゃない世界最長寿の木 スウェーデン
2008年04月27日03時03分

 スウェーデン中部のダーラナ地方にある山岳地帯で、同国のウメオ大学の研究者が樹齢が1万年近くある世界で最も長寿とみられる木を見つけた。これまで米国のマツの仲間が樹齢4千~5千年で最も長寿と考えられていたが、その記録を大きく更新した。

樹齢9550年のトウヒ。古い低木の根から新しい幹が伸びている=スウェーデン・ウメオ大提供

 この木は針葉樹のトウヒの仲間。放射性炭素(C14)による年代測定で、樹齢9550年とわかった。米誌ナショナル・ジオグラフィック(電子版)によると、標高910メートル地点でハイマツのような低木の根から、幹を立ち上げることを繰り返してきたらしい。現在ある直立の幹は、周辺の夏の気温の上昇で1940年代初頭から伸びたという。

 鹿児島大の鈴木英治教授(植物生態学)は「横に次々と枝が出ており、1個体が生き続けて古い部分が9千年を超したということのようだ。木がゆっくり成長するスウェーデンの山の環境なら、このような発見があってもおかしくない」とみる。

死んだ部分からの年齢を数えれば9550歳。

今、生きている部分の年齢は約60年。

9000年にわたる死に支えられた、60年の生。

植物の年齢は難しいですね。

いや、動物(ヒトをもちろん含めて)だって、先祖の死に支えられた今の生、であることは同じなのですけれどね。

« カラスノエンドウ | トップページ | アブの飛翔 »

植物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 切り株:

« カラスノエンドウ | トップページ | アブの飛翔 »

2023年1月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ