ウメエダシャク
梅の木にいた、とのことです。
梅の木にいて、シャクガの幼虫であることがはっきりしていますので、これは「ウメエダシャク」です。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html
これは「幼虫図鑑」というサイトの中のウメエダシャクのページです。
この図鑑、虫が苦手な方は見ない方がいいですが、幼虫から成虫を調べたいときは便利です。
また、この姿がギリシャ文字の「オメガ=Ω」のようだという人もいます。
◆英語では「Geometer (earth-measurer)」というそうです。幾何学(= Geometry)をやっているのでしょう。すごいやっちゃ。
「loopers, spanworms, inchworms」というような呼び名もあるようですが、どれも、この幼虫の歩き方をよく表していますね。
◆どびん‐わり【土瓶割り】(保護色や擬態によって小枝と見誤り、土瓶を吊そうとして落して割ることがあるとしていう) エダシャクトリの俗称。[広辞苑第五版]
腹部の先端で体を支えてまっすぐに体を伸ばすとまるで枝のように見えるわけですね。
◆日付が不明なのですが、かれこれ10年くらいも前に日本経済新聞に掲載された写真を縮小してお目にかけます。(著作権に触れそうですから、あえて不鮮明にしてあります。)
カマキリの幼虫がのぼっている小枝。これ実はシャクトリムシの幼虫なんですね。
どちらも子供。シャクトリムシの方は必死になって身を守ろうと、ひたすらじっとして動かずにいるわけです。(くすぐったそうだなぁ、と人間的には感じますが。)子どものシャクトリムシですから、小枝になっているわけです。
子カマキリの方は、間もなく立ち去ったそうです。
緊張の時間だったのですね。
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