ヒメクチナシ&・・・
去年、オオスカシバに食べられてすかすかになっていましたが、日差しが強くなるにつれて、緑が濃くなり、新芽が広がって木の中が見えにくくなてきました。そうして、蕾を準備しています。
風流を解するササグモさんが、蕾の様子を眺めています。(そういうわけでもないのでしょうけど・・・)
さて、去年、このヒメクチナシを食べたオオスカシバが蛹になって越冬していました。
5月25日、羽化しましたのでお目にかけます。
左上は蛹の抜けがら。
右下が羽化した成虫です。羽が透明なのでハチと間違われることもありますが、蛾です。
全体をお目にかけることをやめて、胸の辺りの画像をお目にかけます。ご覧ください。
油絵の筆致を思わせるような毛の流れに注目。
どうも蛾は、蛾というだけで嫌われがちですが、よく見て鑑賞してください。美しいものです。見なければ美しさもわかりません。どうか、頭から嫌わず、まずは見つめてください。
(生物学的には、チョウとガは基本的に区別されません。為念。)
今年も、ヒメクチナシとオオスカシバの「戦い」の季節がきましたね。どっちもがんばれ、としかいいようのないかかしさんなのでした。
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