旬(しゅん)
●5月21日にイチゴの芽生えについて書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_fd4d.html
そこで、こんなことを書きました。
もうやめませんか?不自然だし、無駄なエネルギー消費が多すぎる。
苗に冬を経験させるために、大型冷蔵庫に入れたり、高い山に運びあげたり。その上、今度は暖房を入れて開花・結実させる。
省エネ、二酸化炭素削減にまるっきり反してませんか?
本来の旬に戻しましょうよ。
ハウスものはみんな膨大な暖房費をかけていますよね。
露地で、旬のものを旬のときに食べて、ああおいしかった、また来年も楽しもう、でいいじゃありませんか。
●アサヒ・コムを見ていたら下のような記事をみつけました。(太字はかかしによる。)
CO2、50年に70%減へ12の提案 国立環境研
2008年05月22日22時49分2050年に日本の二酸化炭素(CO2)排出を90年比で70%削減するために進めるべき12の提案を、国立環境研究所などの研究チームが22日発表した。太陽光や風力などの地域エネルギーを最大限に活用することや、歩いて暮らせる街づくり、低炭素型製品を開発・販売する企業経営などを挙げ、産業など部門ごとの削減分担も示した。
研究チームは昨年2月、生活の質や経済成長を維持しつつ、産業構造や生活様式の転換で「70%削減」を実現できるとする報告をまとめた。今回はその達成のために、太陽光や自然風を生かした設計による「快適さを逃さない住まいとオフィス」▽露地栽培など旬のものを食べる「旬産旬消型農業」▽水素・バイオ燃料などの「次世代エネルギー供給」▽商品にCO2排出量を表示する「見える化で賢い選択」――など12テーマで、どのように対策を進めるべきかを具体的に示した。
提案に基づく各部門のCO2削減量は、想定する社会の将来像で異なり、家庭など民生5600万~4800万トン(炭素換算、削減量全体の24~21%)、産業3千万~3500万トン(同13~15%)、運輸4400万~4500万トン(同19~20%)、エネルギー転換9500万~8100万トン(同41~35%)。国内排出量取引や炭素税などの経済的手法を追加すればさらに効果を発揮するとしている。
政府は北海道洞爺湖サミットに向け、日本の長期目標設定を検討している。今回の成果は、それを後押しするデータになりそうだ。
●しゅん【旬】②魚介・蔬菜・果物などがよくとれて味の最もよい時。「―の魚」[広辞苑第五版]
旬をはずすことが「付加価値」だったのですよね。冬にイチゴが食べられる。冬にトマトが食べられる。露地のものが出るより先に出せるので高値がつく・・・。
これからの時代の「付加価値」は、「旬の真っ最中に、本当においしいものが食べられる」ということにシフトすべきじゃありませんか?
「本物志向」というのはこういう身近なところから始めるべきものでしょう。
と、(団塊世代ど真ん中の)かかしさんは真剣に思います。
« ムラサキカタバミの花 夕方 | トップページ | 猫の草 »
「人事」カテゴリの記事
- 「父」からの脱出(2023.06.01)
- 子供達に、1番に笑ってほしい!そしたら大人は頑張れるんだ!!(2023.02.20)
- クリスマスの足袋(2022.12.25)
- 日食月食(2022.11.21)
- 朝日川柳欄から(2022.11.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント