« ツマキヘリカメムシ | トップページ | アオスジアゲハの卵と幼虫 »

2008年5月12日 (月)

ツマキヘリカメムシ

0509kamemusi1 前の記事で「口」が見える、と書きました。

5月9日、同じ場所で同じカメムシを見かけ、ちょうど茎に口を刺しているな、というところが横から見えるのがいました。接写してみました。

口を見てください。頭部からまっすぐな針状の口が伸びているのが分かります。その先端部分が隠れているような感じがしますよね。

上の写真の口の部分だけを切り出してお目にかけます。

0509kamemusi2 最初、口の先端部を脚が隠しているのかな、と思いました。でもよく見ると違うようです。

針状の口を、鞘が包んでいて、口だけが茎に差し込まれて、鞘は外に「くの字」がたに残っているという状態ではないでしょうか?

蚊の吸血の時も、針が皮膚に刺さり、針を包む鞘は弓状に針の下に残ります。あれと同じ状態になっていると思われます。

こんな状態を見るのは初めてでした。マクロレンズのおかげで、これまで知らなかったことがいろいろわかってきて、楽しくて仕方ありません。

何かの「ためになる」話では全くありませんが、「今まで知らなかったことを知る」ということは純粋な喜びですね。

写真全体としては少しぼけているのですが、もう一枚、参考にお目にかけます。

0509kamemusi3

« ツマキヘリカメムシ | トップページ | アオスジアゲハの卵と幼虫 »

動物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ツマキヘリカメムシ:

« ツマキヘリカメムシ | トップページ | アオスジアゲハの卵と幼虫 »

2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ