神様がお出ましになりました(訂正あり)
写真はカナヘビです。(ニホン)トカゲです。{註:5月9日、訂正しました。記事末に、出典を記します。}
門のすぐ外、コンクリートの上。
[声]「神さま」現れ また春が来た(朝日新聞 2008/04/15)
主婦(宮城県)
これはこれは神さま、今年も桜の開花と共にお出ましになりました。お待ちしておりましたよ。
転勤族であった私どもが故郷にほど近いこの地を終のすみかと定めて早29年。最初の年の春、隣近所にご挨拶に伺うと、3軒ものお宅から「そろそろ神さまのおんなる(出てくる)頃ですよ」。ここではカナヘビのことを「神さま」と呼ぶことを知りました。
約10cmの大きさで、どこのお宅のお庭にも住みついています。何の悪さをするでもなく、聞く耳を持ち目で挨拶するように見えるのがもしかして神さまと呼ばれる所以でしょうか。
以来毎春、お出ましを楽しみに待つようになりました。時には柊南天の花の下、小さな体を大の字にしてお昼寝、庭石のくぼみに身を丸めかくれんぼ。単身赴任や大学進学で4人家族が四つのかまどをかまえた時も、共通の話題として上がったものでした。
沖あげの風が吹き、ねぐらに帰るカラスたち。今日も穏やかに暮れていきます。それでは神さま、お明日(おみょうにち)(ごきげんよう)。この地で知った私の大好きな言葉です。
というわけです。我が家にもワープしてお出ましになりました。私が気づくのが一瞬遅くて、先に気づかれてしまいました。で、さっさと走り出されてしまいました。もう、ただレンズを向けて、シャッターを切り続けるだけ。一連の写真を並べます。
門の外にいたのですが、庭の方へ向って移動開始。
ユキノシタの葉の下へ入ってしまったので、もう追跡できないかな、と思いきや、ユキノシタ・ゾーンを抜けて、再び姿を現しました。
ちょいと段差を駆け上がり、
パソコンで見て、「やられたぁ!」と思わずつぶやいてしまいました。
「あっかんべぇ」をしているのかな?「つかまるもんか」と。 それとも
「しまった、見つかってしまった」と言っているのかな?
(カナヘビ) トカゲの舌をみたのは初めてです。先が二つに分かれているのだそうですが、そこまでは写っていませんでした。
あんまりかわいいので、拡大画像をもう一回のせます。
顔の少し後ろの方の側面に耳の穴がありますね。
突発的な遭遇で、あわただしく撮った割には、楽しい写真が撮れました。嬉しかったです。
それでは神様、お明日。
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http://www.insects.jp/konbuntokage.htm
↑ここに、ニホントカゲとカナヘビの明瞭な写真があります。それを見ますと、私がここに掲載した写真はトカゲであることが明白です。
間違いました。訂正します
ウロコが違いますね。カナヘビの背中はもっと「トゲトゲ」した感じのようです。
ご了承ください。
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コメント
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お明日、とは素敵ですね。初めて聞きました。
カナヘビとトカゲはそっくりですが、どう違うのでしょうか。トカゲは我が家の18歳になるネコの大好物でした(ゴメンナサイ)。今は年をとってそんな元気はなくなりましたが(笑)。
投稿: 桔梗 | 2008年5月 5日 (月) 07時51分
改めて考えると、トカゲとカナヘビの違いがはっきりしなくなります。ここで見たのは、しっぽが長い、というつもりでカナヘビとしたのですが・・・。
トカゲの幼体は青い色で一目でわかるとして、成体の特徴をとなると、意外とわかっていません。
トカゲの方が体をよじるようにして歩く・走るという気もします。
わぁ、わからなくなってしまった。
投稿: かかし | 2008年5月 5日 (月) 20時22分