水滴
4月14日。雨上がり。カタバミの葉です。
きれいに水をはじいて、丸い水滴ができています。
葉に生えた毛が多分はっ水性の原因でしょう。
サトイモの葉について表面を顕微鏡で観察した結果を、私のホームページで書いています。お読みください。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/57th/sci_57.htm
この写真を撮っていて、ふと気づいたのですが、どこかの水滴が色のついた光線を送ってきていました。よくよくみると、上の写真よりは少し先のところの水滴が太陽光線を分光しているようです。
画面中央の、ハート形の葉に乗っている小さな水滴の輝きの色が違っているのですが、お分かりになるでしょうか。
左は黄色っぽくて、右は青っぽいですよね。
腰を据えて地面に座り込み、カメラをほんの少しだけ上下させて水滴から分光されて出てくる光の色の違いを出そうとしたものです。
肉眼ではもっときれいなんですけれど、カメラではこの点だけが明るすぎて露出がオーバーしています。
これも、上のとは少し違う色なんですけれど、写真では識別できないですね。
光の角度からいうと、虹をつくる光線ではありません。虹の場合は、太陽を背にしなければなりませんが、この写真では、カタバミの葉の影でわかるように、太陽光はほぼ前方から射しています。
いつか、一滴の水滴で「虹」を撮ってみたい、とは思っているのですが、難しくって、実現しません。
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