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2008年4月

2008年4月30日 (水)

草遊び

0423oobako これはオオバコですね。

おおば‐こ【大葉子・車前】オオバコ科の多年草。アジア各地に広く分布。踏まれても強く、原野・路傍に普通の雑草。葉は根生。
夏、花茎上に白色の小花を穂状につけ、サク果を結ぶ。葉は利尿剤・胃薬、種子は生薬の車前子(シヤゼンシ)として利尿・鎮咳剤。また、トウオオバコ、高山性のハクサンオオバコ、帰化植物のヘラオオバコなどの総称。カエルバ。オバコ。オンバコ。<季語:秋> 。「車前草オオバコの花」は<季語:夏> [広辞苑第五版]

◆オオバコの花の茎で「草相撲」遊びをしたことはありませんか?たがいにひっかけあって、両手で持ち、引っ張ったり、こすったり、ゆっくり引いて相手を切ったり、勢いよくひいて相手を切ったり、「技の限りを尽くして」相手の持つ茎を切るんですよね。

ところで、私の子供の頃にはもうひとつ「草相撲」があったのですが、ご存じでしょうか?

◆カタバミの葉の茎でする「草相撲」なんですが。

0425katabami0 緑の葉のカタバミでやりましたっけ。大きな葉のものを一本ぬきます。

0425katabami1 記憶をたどりながら再現してみました。

このように、1本、根本から抜きます。

0425katabami2 葉っぱから遠い根本の方で、茎を爪で裂きます。

すると、中から芯が出てくるのです。

この芯をそっと引っ張ると、茎は裂け、ず~っと葉の近くまで芯だけを出していくことができます。(これ言葉で書けば一言ですが、指先のテクニックが必要な作業なんですよ。)

0425katabami3

葉のところまで到達したら、茎の外側の部分を切り捨て(爪で)、芯だけを残します。

0425katabami4

芯を持ってみましょう。

こんな風に、葉がぶら下がります。

相手も同じように、葉を芯でぶら下げたものを作ります。

そうしておいてから、互いにぶら下げた葉をひっかけて引っ張り合うんですね。すると、どちらかの芯が切れます。切れた方が負け、切った方が勝ちです。

◆いかがでしょう?ご記憶にありませんか?

私は関東育ち、妻は関西育ちですが、妻はこのカタバミの草相撲は知らなかったそうです。

50年以上も昔の記憶を再現してみました。

オニタビラコ

0425onitabirako オニタビラコの種ですね。

タンポポとも、ハルノノゲシとも違う綿毛です。

0430harunonogesi こちらがハルノノゲシですね。

どちらも、かわいいなぁ。

ハハコグサ

0425hahakogusa ハハコグサのアップです。

花の真ん中辺に、少し太めの筒状の花、周辺には細い筒状の花があるように見えます。詳しいことはわからなかったので調べてみました。

http://park23.wakwak.com/~koda3/12g/ha12-20.html によりますと

ハハコグサの花(中央:両性の筒状花  まわりに雄性の筒状花)

とありました。粒粒が集まったように見える花ですが、そういう集合だったのですね。やっとわかりました。

クルミの雄花

0425kurumi1 地面に落ちたクルミの雄花。

なんだか、大きな毛虫でもぞろぞろいるかのようで、なれないとビックリしそうです。

0425kurumi2 これが、雄花のアップ。

中の構造まできちっと開いてみようとは思いません。

目ではわからないのですが、花粉が詰まっているのでしょうね。

道に落ちた雄花を一つ拾い、道路際のコンクリートの柵に乗せて、接写を試みました。

すると、とたんにアリが姿を現しました。

働き者ですねぇ。においでしょうか?すぐやってきて、チェックしています。

0425kurumi3 0425kurumi4 胸部が前胸、中胸、後胸と形が異なっており、それぞれに1対の脚が付いていることが分かります。

その後ろに、腹柄があって、膨らんだ腹部へとつながっています。

虫好きかかしさんの眼は、もう完全にアリにひきつけられてしまったのでした。

アゲハ初見

4月25日(金)でした。環八沿いの植え込みのツツジにアゲハが吸蜜に来ていました。

0425ageha1 レンズを望遠に変える暇などなく、35mmフィルムで70mm相当のマクロレンズのまま、とにかくシャッターを切ったら、なんとか写ってくれました。

ひらひら飛び回って、じっととまってくれません。

0425ageha2 やっと止まってくれて、少し近づいてパチリ。もう1mくらいは近づけそうだ、と思った瞬間、自転車が間に割り込んできて、チョウはふわっと飛び去ってしまいました。

ちなみに、今日4月30日(水)、アオスジアゲハを初めて見ました。写真は全く撮れませんでした。

大田区役所前にて

0423plate 用事があって蒲田駅東口の大田区役所に行ってきました。初めてです。(区民なのに)。

普段は出張所で全部すむものですから。

区役所前に、なんて言ったらいいのか、彫刻なのかモニュメントというのか、よくわからないのですが、ありました。

0423myfamily1 0423myfamily2 これが「マイ ファミリー」です。

両親と子、ということでしょうね。

大きなお父さんと、小柄なお母さん、小さな子。

ちょっとステレオタイプな気もしますが、まあ、一見してわかる構図です。

こちらは、「ドリーマー」です。これが、夢見る人、です。

0423dreamer1 0423dreamer2                

なんか、ふーん、という気分ですが、そう命名されていますので、そうなんでしょう。

日向ぼっこ、という方が合っているような気もするけど・・・。まあいいやぁ。

0423sozai これが、近寄って撮った写真。

頁岩かなにかの板を重ねて造形したのでしょうか。

立体を、断面の重ね合わせで表現しているということなのかな。

CTスキャンみたいなものですね。人体の輪切り画像が見られる時代です。

[昔話]

高校生のころ、生意気にもこんなことを考えていました。(40年以上も前のことなんですね、年取ったなぁ。)

芸術家は自分の内心にあるものを「作品によって表現する」。

鑑賞者は「作品と向き合うことでのみ鑑賞する」と。

解説なんてものは、作者によるものであれ、作者以外の人によるものであれ、すべて排除して、鑑賞者は作品と対決することのみを通して、作者と切り結ぶべきだ、と。

極端な話、作品につけられた「題」すら不要だ、と。

「世界を創る熱」を持たないワタシにできることは、徹底的な「鑑賞のみ」と思い定めたものでした。

0423tutuji ドリーマーの前に咲いていた白いツツジ。

花一輪のほうが、心を揺さぶるような気がするかかしさんです。

「はないちりん」という言葉を口の中でころがしていたら、これまた大昔、森山良子さんがいとこのかまやつひろしさんの作詞作曲の「はないちりん」という歌を歌っていたのを思い出しました。森山さんが高校生のころ「ラジオ関東」で生で歌っていたのではなかったっけなぁ。私も高校生でした。

はないちりん はないちりん
私に夢をはこんでくれた
蝶々のように踊りたい
あなたがくれた花一りん
私に夢をはこんでくれた

今でも歌えますよ。メロディーの記憶ってどのように脳の中にしまわれているのでしょうね、不思議です。

キンバエ

0424kinbae

いわゆるキンバエです。

ハエというだけで嫌う方もいらっしゃるかとは思いますが、ちょっと我慢してお付き合いください。ヒトにとって不快だったりすることはありますが、昆虫としてのハエもカブトムシも、すべて進化の最先端の完成形なのです。鑑賞に値すると思いますよ。

キンバエはもちろんこの美しい色が見事です。この色はタマムシなどと原理的に同じ、光の干渉による構造色でしょう。

私の撮った写真では頭部があまりよくわからないのですが、オスでは左右の複眼が正面で接しているのだそうです。

そうするとどうなるの?

ヒトの両眼は二つとも前を向いています(ウマなどは左右の側方を向いています)から、両眼の視野が重なる部分ができて、その重なった視野内での像のずれから「立体視」ができます。(立体視の本も出版されていますからご存じの方も多いでしょう。)

ハエでも、複眼が正面で接していると両眼視によって立体感を得ていると考えられるそうです。これは、下の本で知りました。

水波 誠 著「昆虫―驚異の微小脳」中公新書1860、2006年8月刊。

オスは高速で飛びながらメスを追尾して交尾しなければなりませんが、メスにはその必要がないので、メスの左右の複眼は離れていて、両眼視ができなくても大丈夫なのです。

すごいですねぇ。

ヒトの目は、映画やテレビの「こま切れ画像」が連続して見えることからわかるように、1秒間に15回から60回のこま切れ画像をつながったものとして認識しますが、ハエの場合は、1秒間に150回くらい細切れにならないとつながっては見えないのだそうです。

ですから、ハエにとっては、蛍光灯は点滅を繰り返しており、テレビや映画も静止画が次々と提示される、と見えるのでしょうね。すごい能力なのです。

ヒトは自らをすぐれた生物と思いこみすぎですね。現存するすべての生物はそれぞれが進化の最先端を生きているのだ、ということに思いを致しましょう。そうして、もう少し「生物」として謙虚に生きないと、ヒトの絶滅は避けられなくなります。

キイロテントウ

0423tentoumusi 車を出そうとしたら運転席の目の前にテントウムシ現れる!(4/23)

ただ、見慣れないテントウムシでしたので、この時点ではテントウムシという認識しかしていませんでした。

ひょっとして、羽化直後で翅に模様が現れていないのかなぁ、などとぼんやり考えておりました。

翌日、ベランダの鉢にて、再会!(4/24)

0424kiirotentou1_2 後ろから見ると、ただ黄色い姿。

0424kiirotentou2 回り込んで胸の部分の2つ星を確認。

前日のテントウと同種です。

なんだか愛嬌のある姿です。

0424kiirotentou3 かわいいですね。

調べてみたら、見たままの名前「キイロテントウ」でした。

で、ナナホシテントウやナミテントウみたいな肉食性かな、それともニジュウヤホシテントウみたいな植物食なのかな、と思いきや・・・。

http://www.insects.jp/kon-tentoukiiro.htm
キイロテントウ甲虫目 カブトムシ亜目 テントウムシ科 テントウムシ亜科
Illeis koebelei大きさ 4-5mm
時 期 4-10月
分 布 北海道・本州・四国・九州・沖縄
前ばねは黄色一色、胸部(前胸)は白色の、小さなテントウムシ。胸部には一対の黒紋がある。
成虫・幼虫ともに、植物に付くウドンコ病菌などの菌類を食べる。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kiirotentou.html
名称   キイロテントウ(成虫)
食草   白渋病(うどん粉病)菌類
特徴   黄色い翅のテントウムシ
大きさ  5 mm
分布   本州,四国,九州,台湾,朝鮮半島

とありました。ウドンコ病などの菌類を食べるそうです。知らなかったなぁ。

妻を呼んできてご対面。妻は喜んでおりました。庭木の一部にウドンコ病があるのですが、薬剤を撒くのはあまり好ましく思っていない二人なものですから、ぜひキイロテントウさんに大活躍してほしいものです。

2008年4月29日 (火)

エゾタチカタバミ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_a13e.html

この記事で「エゾタチカタバミ」という名前は次の本から見つけたものです。

「新版 日本原色雑草図鑑」 企画=財団法人 日本植物調節剤研究協会、編集=沼田真、吉沢長人、全国農村教育協会刊、昭和52年

ここから一部引用しますと

道ばた、庭、畑などにふつうに生育する。全体はカタバミに似るが、かなり直立し20~40cmになる。

「これだっ!」というので、この名前で記事を書きました。

その後、私がよく使う、田中 修著「雑草のはなし」を眺めていたら、別の名前で記載されているようです。カタバミの項目から一部引用しますと。

この植物は、地面を這うように広がって、繁殖する。・・・。ふつうには、茎が立ち上がってくることはない。

ところが、茎が立ち上がってくるカタバミがいる。上に茂っている植物の葉っぱのない空間をめざして背丈を伸ばす。先端の葉っぱが光の当たるところまで伸びると、背丈を伸ばすのをやめ、そこでいくつもの葉を広げる。・・・

地面を這うように広がって繁殖する姿からは想像できない、思いがけない姿である。それもそのはずで、茎が立ち上がって伸びてくるのは、「オッタチカタバミ」という帰化種である。近年、私たちのまわりによく分布している。・・・

「オッタチカタバミ」は「エゾタチカタバミ」と同一種でしょうか?どうも違うらしいのですね。別の種であるらしいのです。

まいったなぁ。

http://www.geocities.co.jp/NatureLand/3495/index/L15.html によりますと

オキザリスだけでこんなにあります。

Oxalis acetosella コミヤマカタバミ カタバミ 3479
Oxalis acetosella f. vegeta エゾミヤマカタバミ カタバミ 3481
Oxalis acetosella ssp. griffithii ミヤマカタバミ カタバミ 3494
Oxalis acetosella var. longicapsula ヒョウノセンカタバミ カタバミ 3480
Oxalis acetosella var. vegeta エゾミヤマカタバミ カタバミ 3481
Oxalis amamiana アマミカタバミ カタバミ 3492
Oxalis articulata イモカタバミ カタバミ 3482
Oxalis bowieana ハナカタバミ カタバミ 3483
Oxalis bowiei ハナカタバミ カタバミ 3483
Oxalis brasiliensis ベニカタバミ カタバミ 3484
Oxalis corniculata カタバミ カタバミ 3485
Oxalis corniculata f. plena ホシザキカタバミ カタバミ 3486
Oxalis corniculata f. rubrifolia アカカタバミ カタバミ 3487
Oxalis corniculata f. tropaeoloides ウスアカカタバミ カタバミ 3488
Oxalis corniculata var. trichocaulon ケカタバミ カタバミ 3489
Oxalis corymbosa ムラサキカタバミ カタバミ 3490
Oxalis deppei モンカタバミ カタバミ 3491
Oxalis exilis アマミカタバミ カタバミ 3492
Oxalis fontana エゾタチカタバミ カタバミ 3493
Oxalis griffithii ミヤマカタバミ カタバミ 3494
Oxalis griffithii f. rubriflora ベニバナミヤマカタバミ カタバミ 3495
Oxalis griffithii var. kantoensis カントウミヤマカタバミ カタバミ 3496
Oxalis japonica var. obtriangulata オオヤマカタバミ カタバミ 3497
Oxalis obtriangulata オオヤマカタバミ カタバミ 3497
Oxalis pes-caprae オオキバナカタバミ カタバミ 3498
Oxalis rubra イモカタバミ カタバミ 3482
Oxalis stricta オッタチカタバミ カタバミ 3499
Oxalis variabilis フヨウカタバミ カタバミ 3500

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F%E5%B1%9E

これはウィキペディアですが、

日本産の種は以下のようなものがあるが、帰化種が多い。

コミヤマカタバミ O. acetosella
アマミカタバミ O. amamiana
イモカタバミ O. articulata あるいは O. rubra
ハナカタバミ O. bowieana
カタバミ O. corniculata
アカカタバミ O. corniculata f. rubrifolia
ムラサキカタバミ O. corymbosa
エゾタチカタバミ O. fontana
ミヤマカタバミ O. griffithii
オオヤマカタバミ O. obtriangulata
オッタチカタバミ O. stricta

★もうだめ!です。最初に掲げたわたしの「エゾタチカタバミ」の記事は、眉に唾をつけて、半眼閉じて、眺めてください。

これ以上追及する元気ありません。グーグルのイメージ検索か何かで、エゾカタバミとオッタチカタバミの画像を見比べてください。下駄を預けます。

2008年4月25日 (金)

アリグモ

0424arigumo1 0424arigumo2 ユキノシタの花の写真を撮ろうと腰を据えたら、足もとにアリグモがやってきました。

このクモ、立ったくらいの距離から見ると、アリとよく似ているのです。

肢の数が変だな、と思ったら注意してみてください。アリかクモかわかります。もうひとつ、ちょっと指先でちょっかいを出したときに、糸を引きますからそれでクモだと分かります。(毒なんかありません。つぶさないでくださいね。)

0424arigumo3 0424arigumo4 遠目に見る分には「黒くてアリそっくり」と思っていたのですが、こうやって接写してみると、青っぽい光沢があるんですね。

すぐ葉蔭に走りこんでいってしまいました。

普段はもっとオープンなガレージのタイルの上などで見かけますが、この日は地面のほうに隠れてしまいました。

ツツジとハハコグサの・・・

0424tutujihahakogusa 合唱団、みたいに見えません?

整列して、みんなでそろって口が開いていて。

チロリアンランプ

0424tyrolianlamp1 まるで鬼灯みたいなかっこうで閉じていたチロリアンランプが「咲き」始めました。

黄色い筒状の部分が花弁でしょうか。赤いのは萼でしょうか。

0424tyrolianlamp2

中からシベなどが集まったランプの「芯」のようなものが伸びはじめています。

これが昨日24日。

0425tyrolianlamp 今日25日。

チロリアンランプの標準的な形になりました。

それにしても、不思議というのか、可憐というのか、印象的な花です。

去年初めて見つけて、忘れられなくなりました。

これは、アブチロン属のチロリアンランプ( Abutilon megapotamicum)です。

花が普通の花っぽくて花弁の幅が広いタイプもあって、Abutilon hybridum というようです。ご近所にある、この花は、冬中咲きっぱなしになっていました。不思議な花です。

2008年4月24日 (木)

この花の名前を教えてください

0420humei1 0420humei2 近くのマンションの下の植え込みです。

不思議な花です。

花びらがリボン状とでもいいましょうか。

0420humei3 つぼみです。

0420humei4 リボン状の花びらをくるくる巻いて納めてあるのではないかと思わせる咲き始めです。

名前の見当がつきません。

どうぞよろしく。

エゾタチカタバミ(?)とお客様

0423ezotatikatabami エゾタチカタバミというものを覚えたので、再度、きちっと写真を撮ろうと思い立ちました。(エゾタチカタバミかどうかわからなくなりました。4月30日・追記)

これは庭で撮影。

外に出て、道端で撮影しやすそうなのを探して、そのそばにどっかと座りこみました。

0423ezotatikatabami3 この立ち姿が名前の由来なのでしょう。

この花を上から撮り始めたのです。

0423ezotatikatabami4 こんな具合に。

そうしたら、お客さんが割り込んできました。

他にもこの花はいっぱいあるのに、わざわざ人が座り込んでカメラを近付けているまん前へくる必要もないじゃないか、と思うのですが。

0423ezotatikatabami5 0423ezotatikatabami6 ファインダーのなかに突然虫が現れたので、さすがにびっくりしました。

はぁ?という気分、でしたが、チャンスですからシャッターを切り続けました。

多分ハナアブの仲間だと思うのですが、私には種までは特定できません。

0423hanaabu

0423ezotatikatabami7 0423ezotatikatabami8 なんだかもう、すごい格好を見せてくれました。

「虫媒」というのはこうやってやるんだ!という「授業」を受けているような気分ですね。

本当に花の中にもぐりこみ、オシベを蹴とばし、花粉まみれになって飛び去っていきました。

「袖振り合うも他生の縁」とかいいますから、このアブさんと私はどこかで因縁がつながっているのかもしれませんね。

エゾタチカタバミ(かどうかわからない)・カタバミ

0421ezotatikatabami1 0423katabami1 どちらもよく似た黄色い花です。

左の方のは、すっくと高く立っています。

それで、あれ、これカタバミだっけ?と気になり始めました。

葉はカタバミです。でも緑が主。花の茎が長く立つ。

0421ezotatikatabami2_2 0423katabami2 花を比べてください。微妙に違います。

左、すっくと立つ方の花の化弁は先端が広くなって丸っこく、

右、背の低い方は、花弁の先端が細くなっています。

調べてみたところ、上2段の左は「エゾタチカタバミ」、右は「カタバミ」のようです。(オッタチカタバミというのがあるそうで、それとの区別がつかなくなりました。ゴメンナサイ。4月30日・追記)

紫というのかピンクというのかの花を咲かせるのがムラサキカタバミというのだということは知っていましたが、黄色い花のカタバミにもまだ種類があったとは、今回初めて知りました。

これは園芸種ではありません。いわゆる「雑草」としてごく普通のもののようです。

チロリアンランプ

0421tyrolianlamp1 チロリアンランプですが、

食べたくなるような色、というのはこういうものでしょうか。

おいしそう。

0421tyrolianlamp2 ところで、そのチロリアンランプの枝に、

唐突に、小さな葉がポツン。

あれまぁ。という気分で写真を撮りました。

クモ(種は特定できず)

0422kumo オニグモはどこかへ立ち去ってしまいましたが、この季節、クモがいろいろ入れ替わり立ち替わり姿を現しては見えなくなります。

これも円網を張るタイプのクモの子です。

毛むくじゃらというのは分かりますが、種を特定することはできませんでした。

大きくなったらまた来てね。

シラヒゲハエトリ

0423sirahigehaetori1 0423sirahigehaetori2 シラヒゲハエトリです。

「日本のクモ」によりますと

人家、神社、寺院、公園内の建物などに生息する。壁、板塀、ブロック塀に多いが、土台石、地表面、樹皮面にもいることがある。オオハエトリと同じように壁や塀のすき間に袋状の住居を作り、そこを中心に一定のテリトリーをもって行動する。

とありました。

実際、この写真は、我が家のブロック塀の上で撮影したものです。コンパクトデジカメの画像です。一眼レフのレンズに慣れると、少し「収差」が気になりますが、いつでも携帯していられるという安心感は最高です。写真って「一期一会」という性格も強いですものね。

クルミの花

0422kurumiobana1 0422kurumiobana2 クルミの雄花が開き始めました。

この黒い色が見えてくると、個々の花が開いて中が見えてきた証拠です。

あんまり「美しい」というものではないけれど、そんなこと言っちゃ失礼ですね。懸命に花粉を飛ばそうとしているのですから。

0421kurumimebana1 0423kurumimebana2 こちらは雌花。花粉を受け止めようとする姿です。

花の外側もずいぶん細かい毛でいっぱいですね。

スイートピー

0422sweetpea こんどは淡いピンクのスイートピー。

ダニを見たあとの口直し(眼直し?)にどうぞ。

カベアナタカラダニ

0422dani1 0422dani2 嫌いな方は拡大しない方がいいです。

拡大してもピンボケなのですが。

なにせ速い。プランターの縁を走っていました。

これからの季節しばらくの間、太陽光線で相当熱くなっているだろうなぁ、というコンクリートの上や、やタイルの上、プランターなどで見かけます。で、そのうち、いつの間にか見かけなくなっていることに気づく、というやつです。

ユキノシタの花が咲きました

0424yukinosita1 立ち上がってきていた茎の先端に花が咲きました。

4月24日(木)昼です。

東京は朝から雨が降ったりやんだり、強い南風も吹き、写真日和ではありません。

あまり期待せず庭に出たら、2輪咲いていました。

可憐な花ですよね。

0424yukinosita2 0424yukinosita3 タンポポの綿毛でしょうか、ユキノシタの花の後ろにくっついています。

写真を撮っているときは全く気づきませんでした。

そういえば、自分で自分のブログをぼんやり眺めていたら、昨日アップした「タンポポの綿毛の中へ」の2枚目の写真に、ボンヤリと昆虫の顔が写っていますね。短めの触覚が見えています。

「見る」って、不確かなものなんだなぁ、と改めて思いました。

2008年4月23日 (水)

ミヤコワスレ

0417miyakowasure 都忘れ。

何か物語があるのでしょうね。

みやこ‐わすれ【都忘れ】ミヤマヨメナの園芸品種。野春菊。<季語:春>[広辞苑第五版]

ウィキペディアによりますと

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%83%AF%E3%82%B9%E3%83%AC

ミヤコワスレ
分類
界: 植物界 Plantae
門: 被子植物門 Magnoliophyta
綱: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目: キク目 Asterales
科: キク科 Asteraceae
属: ミヤマヨメナ属  Gymnaster
種: savatieri
学名:Gymnaster savatieri
和名:ミヤコワスレ

  ミヤコワスレ(都忘れ - 学名:Gymnaster savatieri)とはキク科ミヤマヨメナ属の植物。別名:野春菊(ノシュンギク)、東菊(アズマギク)。
  山野に自生するミヤマヨメナの日本産園芸品種として多く栽培され、開花期は5~6月頃で花色は紫青、青、白、ピンクなど多種に渡る。 名前の由来は、承久の乱にて佐渡に流された順徳天皇がこの花を見ると都への思いを忘れられるとの話によるとされ、この由来によって花言葉は「別れ」や「しばしの憩い」などといわれる。

コデマリ

0421kodemari1 鉢植えのコデマリです。

0421kodemari2_2 0419kodemari3 かわいい花ですね。

大好きです。

こ‐でまり【小手毬】バラ科の落葉小低木。中国原産で、古くから日本で観賞用に栽培。高さ約1.5メートル。葉は広披針状で鋸歯を有し、互生。春、枝先にユキヤナギに似た白色5弁の小花を多数球状につける。スズカケ。<季語:春>

タンポポの綿毛の中へ

0423tanpopo1 一眼レフカメラではマニュアルフォーカスがとても使いやすいのです。

ファインダーでジャストピントが判定できますし、レンズのフォーカスリングも微妙にコントロールできます。

そこで、MFでタンポポの綿毛の表面にピントを合わせて1枚。次いで、そのままカメラごと少しずつ近づいていくと、綿毛はピントから外れて、中の種が花托についているところにピントが合ってきます。

0423tanpopo2

綿毛の中に潜り込むことに成功しました。

AFではできにくいことですが、とても面白い撮影でした。

タンポポの種

0422tanpopo1 4月22日。

ふと足元を見ると・・・

あれ、これは何だろう?

これ、タンポポの種が飛んで行ってしまったあとなんですね。「花托」ということになるんでしょうね。

0422tanpopo2 これを見ていただくと分かりますね。

左はまだ種がついていて、右には飛んで行ってしまったあとが残っています。

0422tanpopo3 こんな状態のものもありました。

種の先端が花托にソケットにはまるようにはいっていたようです。

種にも何か構造がありそうなんですが、自然状態ではこれ以上は無理。飛びやすいから地面に置いて撮るのも無理。そこで、種を5個つまんで家へ持ち帰り接写にトライ。

0422tanpopo4 これがそうです。

縦に溝があって、とげ状の構造があります。

寄れるだけ寄ってみましょう。

0422tanpopo5

こうなっていました。

タンポポは幼いころから知っていたはずですが。種がこうなっていたとは。

初めて知ったのでした。

オナモミなんかは動物にくっつくのでしょうが、タンポポの場合、この構造はどう働くのでしょうね?

風に乗って飛んでいき、着いた場所で引っかかって動かなくなり、そこで頑張って発芽し生育する、ということでしょうか。

タンポポ幻想

0420tanpopo1 大好きなタンポポの綿毛。

ふわふわ、あたたかそう。

これに接近したらどうなるのかな?と思いました。

0420tanpopo2 こうなりました。

夢を見ているような雰囲気です。

(4月20日撮影)

2008年4月22日 (火)

ブルーベリー

0419blueberry1 こちらはブルーベリーだと思います。

ブルー‐ベリー【blueberry】北米原産のコケモモ属の低木約20種の総称。特に果樹として栽培する数種と、その果実をいう。一般に白粉を帯び、熟すと紺色から黒色になる小果を房状につける。酸味が強く、生食のほか、ジャム・ジュースなどにする。[広辞苑第五版]

ちょっと失礼して

0419blueberry2 0419blueberry3 花の仲間ではのぞきにくいのですが、メシベが顔を出していて、中にオシベが見えているようです。

白い花は撮りにくい。

ところで、ブルーベリーの実が目に良いなどということをまるっきり信じていないかかしさんです。

昔、計器飛行がなく、夜間飛行でも肉眼で飛ばなければならなかった時代の戦闘機乗りの話。出動命令が出て、明るい部屋から暗い夜間飛行に飛び出さねばならず、暗順応の速さが問題になりました。ブルーベリーに暗順応を早めるという話があって、試してみたところ、あまり効果はなかった、というような話を、40年くらい前に何かの本で読んだような気がします。(イギリスの空軍の研究だったような。)

グーズベリー(?)

0421gooseberry1 これ、グーズベリーだと思うんですけれど。

0421gooseberry2 こんな実です。

どうかなぁ。

す‐ぐり【酸塊】①ユキノシタ科スグリ属の落葉低木の総称。スグリ類・フサスグリ類(カランツ)に大別。いずれも高さ1~2メートル。有柄の葉は3~5裂。茎・葉に毛や腺毛をもつものが多い。夏、葉腋に花をつけ、果実は球形の液果で半透明、甘酸っぱく、食用。日本の山地に数種が自生。ヨーロッパ・北米原産種を栽培。
 ②①の一種。長野県の山地にだけ自生。果実はやや細長く、赤褐色。
 ③「グーズベリー」参照。[広辞苑第五版]

グーズベリー【gooseberry】ユキノシタ科スグリ属の落葉果樹数種の総称。セイヨウスグリ・アメリカスグリなどがある。幹は叢生、高さ約1メートル、多くの刺トゲがある。葉はほぼ円形で、掌状に分裂。春、白色5弁の小花を下垂。球状の液果は生食またはジャムとして食用。マルスグリ。[広辞苑第五版]

ユキノシタ

0417yukinosita これ、ユキノシタの花芽が立ち上がってきたのではないかと思うのですけれど・・・。

これは4月17日。

こちらは4月21日。ずいぶん立ち上がってきました。

0421yukinosita_2

ゆき‐の‐した【雪の下】ユキノシタ科の常緑多年草。葉は毛が多く、下面は紅紫色。赤色の走出枝を出して繁殖。初夏、紅・黄色の斑点のある白色5弁の不整斉な小花を総状花序に開く。山地に自生。観賞用に広く栽培。葉は凍傷・咳止めに有効。漢名、虎耳草。<季語:夏> [広辞苑第五版]

桜便り最終便

0419mituzouin1 0419mituzouin2 ほとんど誰も訪れなくなった密蔵院の桜です。

新緑との対照が美しいですね。

◆ところで、東京化学同人刊「現代化学」という雑誌の2008年5月号にこんな記事をみつけました。

「あれ・これ」という題のコラムのような記事です。

「ソメイヨシノは20世紀の桜」という表題で、ソメイヨシノの来歴などを紹介したあとに、

 この桜が不稔性であることはよく知られている。わずかに実がつくことがあっても発芽して次の世代を残すことはない。花をついばんで落下させる野鳥がときどきいるが、稔らぬ花ならそれも風情である。実生の苗はなく、接ぎ木や挿し木で増やすので、全国のソメイヨシノはすべて同じ遺伝的背景をもつクローンということになる。そのため、同じ時期にいっせいに開花する。開花予想や桜前線が成り立つのも遺伝的な均一性のためだ。

 ・・・

 芽生えてから花をつけるまでに30年以上はかかるというヤマザクラなどの野生種は、それだけでもソメイヨシノに比べると人の自由にならない桜だ。しかし、蜜を出し、実をつける野生の桜には小鳥や虫がたくさん集まり、自然の生態系をつくりだす。ソメイヨシノに集まるのはもっぱら花見客と酔客。人がいない朝方のソメイヨシノの満開が恐ろしく静寂なのは、花粉や蜜がほとんどないために鳥や虫が来ないせいもある。人工的に殖やしたクローン桜は管理しやすいが、少しばかり悲しい。

 ・・・

生物の基本的な特性は「多様性」です。その多様性が進化をも生み出します。

ところが、ソメイヨシノにはその多様性がない。ソメイヨシノの花がどこか不自然さを感じさせるのはそのせいでしょう。どこか、「軍隊的」な斉一感があって、気持ちが落ち着かないですね。

◆朝日新聞の昨日の記事にこんな話がありました(2008年04月21日)

小沢昭一 舞台「ハーモニカ昭和史」に幕

(前略)気がかりなのは、今また戦前に似た時勢になっていることだ。「怪しげな気配がしてきた、って時にはもう手遅れなんです。気配の前にどうにかしなくちゃいけない。今、桜の季節ですが、『若桜』と言われて、お国のために散ることの美学を教え込まれた世代としては、お花見にもちょっと引っかかる」

◆虫がいないのは不自然です。公園には木がありますが下草がない。虫はなかなか来ようにも来られない。生態系の下の方を支えている昆虫がいなければ、鳥も困るんです。

 虫は嫌いだが鳥は大好き、という人を「自然を愛する人」とは呼びたくないのが私というへそまがりです。

 虫も鳥もいない静寂の花盛り。不自然ですよね、やっぱり。

◆梶井基次郎の言葉が好きです。高校生のころでしょうか、出会って、衝撃を受け、かぶれました。

 桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている!
 これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。
 ・・・

 私はこれほどの「透視者」ではありません、ただの凡人ですが、桜の花の大騒ぎには、どうにも不自然さ、落ち着かなさを感じる者です。

みんなが右を向いていたら、自分ひとりだけでも左を向こう、みんなが走り出したら、うしろからとぼとぼと歩もう、そんな「かかし」です。

私は「走らない者」「立ち止まる者」です。

2008年4月21日 (月)

虫たちを少し

0417tentou 0417tentou1 これは両方ともナミテントウなのではないか、とおもうのですが・・・。

自信はありません。左の黒っぽいのはナミテントウでいいと思います。右がね、どうも、わかりません。

さらにもう一匹。この頃庭でよく見かけるのですが・・・、まあ、ハナアブの仲間かな、とも・・・

0415what

肢の色の具合なんか、とても特徴的なので、知っていらっしゃる方には明白なのではないかと思いますが。

ごめんなさい。

これもツツジ

どうもツツジの種類がよくわからないのです。でもって、なんでもかんでも「ツツジ」ということで失礼します。

0416tutuji1 4月16日、まだ、なんだかアイスクリームみたいな色の雰囲気のつぼみでした。

それが、翌17日にはみんな咲き始めました。

0417tutuji2

例によって近づいていきましょう。

0417tutuji3 花の奥の上の面に、緑でなにか模様があります。

とても凝ったデザインです。

オシベ・メシベの構成はツツジとして標準的なようです。

0417tutuji4

こうやって花が咲くと虫たちも大忙し。

花を訪れる虫たちはいっぱいいますが、どうもせわしなくって、あまり写真が撮れません。

ツツジの花をつまみとって、口に含むと蜜の甘みを感じるものもありますね。昔よくやったものです。

つつじに惑う

0415tutuji 言葉は不要ですね。

拡大画像で、赤い世界をお楽しみください。

ムラサキツユクサ

0415murasakituyukusa1 ムラサキツユクサが咲き始めました。

4月15日です。

この紫色が大好きです。

ところで、このムラサキツユクサ、高校生物の「原形質流動」の観察で有名ですね。実習でご覧になった方も多いことと思います。

0415murasakituyukusa2

観察するのは「オシベの毛」です。

この写真でもフワフワっとしているのが見えます。これを観察するのでした。

0415murasakituyukusa3

ここまで迫ると、オシベの毛が一列の細胞からできているのがはっきり見えますね。

根本の方が、成熟した大きな縦長の細胞。先端はころから成熟していく丸っこい細胞。

0416murasakituyukusa4

この辺がカメラではほぼ限界です。

ところで、教師時代、生徒に原形質流動を観察させましたし、根本の成熟した細胞の方がいいんだよ、液胞の間を早く流れるよ、なんて、いろいろ机間を回ってみるべきポイントを教えたりもしたものです。

でも、基本的な疑問があるのです。「何でわざわざエネルギーを消費しながら原形質を流す必要があるのだろう?」

私の仮定はこうです。

先端のまだ小さくて丸い細胞が大きく成長して成熟するには、エネルギーや物質が必要です。ところが、細胞は一列に並んでおり、その列の脇から「循環系」のようなシステムでエネルギーや物質を供給することができません。酸素は周りから溶け込んできて拡散してくるとは思いますが、エネルギーを生産するにはグルコースが必要です。そういう、若い細胞が必要としている物質を根本の方の細胞から、順送りに先端方向へ送っているのではないか?そのために、原形質を「激しく」まわして、隣の細胞へ「細胞間の結合」を通して輸送しているのではないか?

こんなことを考えているのですが、詳しい説明を知らないのです。ご存じの方は教えてください。

ネギの花

4月7日にご紹介したプランターのネギが花を咲かせ始めました。

うすい皮に包まれて、中の花が透けて見えています。

0415negibouz これは4月15日撮影です。

0415negibouz2

こういう風に中が透けて見えるのだということは知りませんでした。

さて、4月19日、見ると薄皮がはじけて中から花が顔を出していました。

0419negi1

てっぺんの花から咲き始めたのですね。

オシベが伸びています。

         

0419negi2

てっぺんだけ拡大してみました。

花の様子がわかるでしょうか。ちょっとこの写真では判別できないですが、ほぼ同じ色と形の萼と花弁があるのだそうです。(「写真で見る植物用語」)。

萼片を外花被、花弁を内花被とよびます。このような花を「等花被」の花というのだそうです。

4月21日。

0421negi 大分、開花が進んできました。

もうちょっと開花が進んで「葱坊主」状態になったら、わかりやすくなるかな?

ゆっくり待ちましょう。

いそぐことなんか、どこにもありはしない。

ユスリカ

0418yusurika1

参りました。これは4月18日。ちょっと車で外出して、何の気なしに窓を開けたら、舞い込んできて、ハンドルにとまったのです。

「出会い」ってあるんですよねぇ、虫とも。ユスリカのことを書いたら早速にこれに出会ってしまった。なんだか「私だってユスリカだ」と主張しているみたいです。

先に書いたユスリカはおそらくセスジユスリカだと思うのです。今回のは、小さいんです。

体長5mmくらいでしょうか。

0418yusurika2 0418yusurika3 すごく「淡い」感じでして、とてもはかなげです。

頭部背面の模様も違うし、眼も違う。

前回の多分セスジユスリカが一番前の肢一対を、ものすごく前へ出していて、全体的に「五角形」みたいなイメージがあるのですが、今回のは普通に、体のの脇に肢を出してとまっています。

触覚の様子は明らかにユスリカのオスという感じですよね。

参ったな。種名が把握できません。

ウスイロユスリカではないかと考えますが、検索してもいい写真にお目にかかれなくて・・・。

暫定的にウスイロユスリカとしておきますが、もしご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。

ツゲ・ボウガシ(訂正:4月21日)

0416tuge これはツゲの新緑。

(4/21)間違えました。これはイチイの新芽です。

植物全体の生き方は、死を内包した生だ、と書きました。

でも、ここに限ってみれば、これは「生そのもの」です。

0416bougasi こちらは、ボウガシの新芽。

色は異なりますが、「生そのもの」の姿です。

どちらからも、これから成長していくしなやかなパワーがあふれています。

我が家の前は袋小路なので、近所の保育園の園児たちがお散歩にやってきて、遊んでいきます。人の子も、植物の芽も、伸びていくパワーのかたまり。眺めていると、その力が分け与えられます。

楽しいですね。

いちい【一位】 (笏シヤクの材料としたので一位の位に因み「一位」とあてた) イチイ科の常緑高木。日本北部の深山に自生。幹は直立して約15メートルに達する。樹皮は赤褐色。雌雄異株。3~4月頃葉腋に開花。実は9月頃熟し、橙赤色で甘く食べられる。材質密・暗紅色で器具・装飾品・鉛筆に使用。古来、飛騨国位山クライヤマ産のものは笏の材料として有名。庭樹・生垣などにも利用。スダオノキ。アララギ。オンコ(アイヌ語)。紫松。[広辞苑第五版]

おんこ(アイヌ語から) 〔植〕東北地方でイチイ(一位)のこと。[広辞苑第五版]

2008年4月18日 (金)

コデマリ

0415kodemari コデマリの花がもうすぐ咲きます。

花がきれいだ、美しい、かわいいといって愛でるのではなく、花を咲かそうとするその命の力を愛でませんか?花を咲かせて子孫を残そうとする命の営みを愛でたいと思いませんか?

ユリ

0414yuri これ、実生のユリです。

というか、妻がそいうまで、忘れていたユリです。

なんでも、種と見ればまいてみようという夫婦ですので、これもタネをまいたものです。

ここまで来るのに何年かかかっています。花が咲くまでは、もう1、2年かかるのかなぁ。

植物は種から芽を出して成長し、花を咲かせて受粉・受精してまた結実し、その種からまた子孫が増えていく、というのが基本的な生き方ですよね。

ですから、そのように生かしてあげたい、そのように生きていく姿を見ていたい、観照したいというのが、私たちの願いであり、楽しみでもあるわけです。

クロオオアリ

0414ari クロオオアリです。

昆虫の体は「頭・胸・腹」の3つの部分からなる、ということはご存じでしょうが、写真を見ていると、なんだか、やけに複雑じゃありませんか?

頭と腹はすんなりわかります。その間の胸の部分がごちゃごちゃしていますね。

0415ari1 0415ari2 これはツバキの葉の上です。

何か蜜でも流れたのでしょうか、べとついた感じの液体があり、アリが夢中になって口をつけています。

おかげで、じっくり撮影できました。頭と腹は常識的な格好ですが、胸がかなり扁平ですね。脚の付け根も「板状」という感じがします。

で、腹の前に何か「円盤」みたいなものがあります。これは「腹柄節」というものです。アリの特徴なんですね。

宮城教育大学のサイトをご覧ください。とてもよくわかります。

http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/GUIDE/FUKUHEI.HTM

 アリ科では胸部と腹部の間に,1節もしくは2節よりなる明瞭な“ふし”が存在する。この“ふし”のことを腹柄(abdominal pedicel)とよぶ。腹柄は腹柄節のみからなる場合と腹柄節+後腹柄節からなる場合がある。

http://www.pref.ishikawa.jp/fureai/pdfs/vol6%20no4.pdf

アリのなかまは、細腰亜目に分類されるのですが、腹部の第2節、または第2節と第3節の背面がコブ状の結節に変化しているのが特徴です(図2)。
 このコブ状の結節は腹柄節と呼ばれ、アリには、これが1つあるなかまと2つあるなかまがいます。たとえば、日本産のアリの中では最大級のクロオオアリは、1つコブの腹柄節で、クロナガアリは2つコブの腹柄節を持っています(図2、図3)。
 では、この腹柄節の役割はなんでしょうか。私たち人間の場合には、背骨(セキツイという小さな骨が集まってできた部分)が体の中心にあり、自由に体を曲げることができます。また、関節という骨と骨をつなぐ部分があり、そこで体を曲げることができるようになっています。
 一方、アリを含めた昆虫類は体が硬い皮膚で覆われており、所々にある節の部分で体を折り曲げることができるのです。アリの場合は、さらに腹柄節という部分が、体の中心にあって、関節のようにより自由に体をいろいろな方向に曲げることに役立っています。つまり、電車の連結器やちょうつがいのような役割をしています。たとえば、クロナガアリは、一生のほとんどを地中の巣の中ですごし、地表から地下5メートルまでの地中に複雑な巣をつくります。その中を自由に移動するためには、腹部をどのような角度にでも折り曲げて動き回れることが必要だったのです。

というわけです。アリなんてどこでもみかけているようで、その細部は見たことがありませんね。いつもせわしく歩き回っているので、じっと見つめることもむずかしい相手です。

今度見かけたら、ぜひ細心の注意で観察してみてください。

ヒラタアブ

0415hirataabu ヒラタアブの幼虫はアブラムシを食べます。

庭で見かけても、怖がったりしないでください。別に刺すわけでもなし。

むしろ、園芸好きの方なら、アブラムシをたくさん食べるように、卵をいっぱい産んでね、と声でもかけてやってください。

ジョンストン器官

「ユスリカ」に桔梗さんからコメントをいただきました。短いご返事を書きこんでおきましたが、もう少し、付け足しておきたいと思います。

◆私のホームページ「案山子庵雑記>理科おじさんの部屋>我が家の仲間たち」に、ユスリカの話を少し詳しく書いてあります。

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_29.htm

ここです。ここをお読みいただければ、ユスリカの生活の基本はご理解いただけると思います。ぜひご一読ください。(よほどの虫嫌いの方でなければ、平気で読める内容だと思います。ご安心を。)

◆さて、ブログの「ユスリカ」で、触覚を見て、ふさふさした方をオスだろう、と推測しました。それがなぜなのかを簡単にご説明しましょう。

岩波 生物学辞典 第四版 から引用します。

ジョンストン器官(Johnston's organ)
 昆虫類の弦音器官の一つで、触覚の第二節(梗節)に具わる特殊な機械受容器。粘管目や双尾目を除いた昆虫の成虫に見られ、特に双翅目のカ科とユスリカ科の雄に発達。触覚神経の周囲に鞘状に配列した無数の弦音器官の集団からなる。各弦音要素の先端は、第二節・第三節(繋節)間の関節膜に付着し、基部は神経繊維により触覚神経に連絡する。一種の自己受容器で、さらに風圧・気流・振動などの外的刺激をも感受しうるとされる。ミズスマシは触覚梗節の下面を水面に接しつつ遊泳し、水辺などに近づくと、反射する水波による上記関節膜の張力変化を通してこれを感知するといわれる。

言葉だけだと分かりにくいでしょうから、高校生物の図解からも図を引用します。(第一学習社の「総合図説生物」からの引用です。)

Johnston

触覚の根本のところを、感覚細胞が取り囲んでいて、触覚に伝わってくる振動を鋭敏にとらえるのです。

その振動は、自分が飛んでいる時の風の流れであったり、メスの羽音の空気振動だったりするわけです。

ジョンストンさんが1855年に発見しました。1894年に描かれた図というのをお目にかけましょう。(安富 和男 著、「詩の中の昆虫たち」三一書房、1997年、から引用。)

Johnston2 見たものを、そのままにきちっと書く、ということの大切さがわかりますね。主観を排除して、見たままを書く、というのはとても大変なことなのです。

でも、それによって、時をこえて、図の価値が生きることになるのです。

ヒトの聴覚は20Hz~20kHzとおおざっぱにいいますが、ユスリカの聴覚はおそらく、互いに相手の翅の出す音さえ聞こえればいいのであって、その周波数帯で非常に鋭敏ですが、他の周波数はほとんど聴いていないようです。

さて、ユスリカのオスでジョンストン器官が発達しているということは有名なことでして、そのため、写真を見て、触覚がふさふさしている方をオスだろうと私は判断したわけです。

http://jfly.iam.u-tokyo.ac.jp/lab/images.html
ここに、ジョンストン器官の詳しい画像がありますが、詳しすぎて、かえってよくわからないかもしれません。

http://www.fujijuku.net/biollec/15.HTML
ここには、高校レベルの説明があります。

◆最後に、今年の3月、ネムリユスリカについて、新しい発見があったようです。新聞などの記事を掲げますので、どうぞ。

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「乾いても再生」の秘密:体全体のトレハロースに:東工大など昆虫で解明(朝日新聞 2008/3/28)
 アフリカの乾燥地帯にすむ昆虫ネムリユスリカの幼虫は、ミイラのように干からびても水につければ生き返る。その秘密はガラス化したトレハロース(糖類の一種)を体内に蓄積し、たんぱく質などを保護する仕組みにあると、東京工業大や農業生物資源研究所のグループが明らかにした。米科学アカデミー紀要電子版に論文が発表された。
 ネムリユスリカの幼虫は小さな水たまりで暮らし、乾期に水が干上がり体がカラカラになっても、水につかると再び活動を始める。
 乾燥すると幼虫の体内でトレハロースが大量に作られることはわかっていた。今回、乾燥した幼虫でトレハロースの分布や状態を詳しく調べ、体中にまんべんなく広がり、約65度以下の温度ならばガラス化と呼ばれる安定した固形状態にあることを突き止めた。体内のたんぱく質や細胞は、このガラス化したトレハロースの中で、再び水とめぐり合う時まで保護される。
 櫻井実・東工大教授は「ネムリユスリカは乾燥状態で17年持ちこたえた記録がある。成果を応用して臓器や組織の長期乾燥保存ができれば、移植医療が変わるかもしれない」という。
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ネムリユスリカ:幼虫が干からびても生き抜く謎、解明
 アフリカ中部の半乾燥地帯に生息する昆虫「ネムリユスリカ」の幼虫が、干からびた状態で長い間休眠できる仕組みを、東京工業大と農業生物資源研究所の研究チームが解明した。体内に糖の一種のトレハロースを大量に蓄積し、これがガラス化して全身の組織を保護していた。
 ネムリユスリカの幼虫は、乾燥状態にさらされると代謝活動を停止して干からび、雨期になって水に浸ると元に戻る。干からびて17年後に元に戻り活動した例もあるという。通常は体の85%を水が占めているが、乾燥した環境では体内でトレハロースが作られ体重の約2割を占めることが分かっていた。
 研究チームはトレハロースだけが吸収できる赤外光を使い、幼虫の体内に満遍なくトレハロースが分布していることを発見。さらに、トレハロースがガラスのように固まって細胞を保護していることも突き止めた。
 農業生物資源研究所の奥田隆・乾燥耐性研究ユニット長(昆虫生理学)は「乾燥地帯にすむ動物のほとんどは水を逃がさないようにして体を守るが、ネムリユスリカだけが干からびることで体を守るように進化したことは興味深い。この機能を、食品や臓器の常温乾燥保存などに応用できるのでは」と話している。3月25日付の米科学アカデミー紀要に発表した。
毎日新聞 2008年4月6日 東京朝刊
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サイエンスポータル編集ニュース
【 2008年3月31日 乾燥しても生き残れる昆虫の秘密解明 】
ネムリユスリカという昆虫が炎熱下で水分をほとんど失っても死なず、水分を得ると息を吹き返すメカニズムを東京工業大学と農業生物資源研究所の研究チームが解明した。
櫻井実・東京工業大学バイオ研究基盤支援総合センター教授らが研究対象としたのは、アフリカ中部半乾燥地帯原産のネムリユスリカの幼虫。岩盤の窪みなどにできた小さな水たまりで生活する。生物の体の60~70%は水から成り、この水のおかげで生命体にとって不可欠なタンパク質や核酸、細胞膜がその構造、機能を維持することができている。ところが、ネムリユスリカの幼虫は、カラカラに乾燥(含水率3%)しても、水に戻せば1時間程度で蘇生することが知られていた。
櫻井教授らは、赤外吸収スペクトロ測定という手法で、干からびたネムリユスリカの体を調べたところ、トレハロースという糖が体内に万遍なく蓄積され、水に代わって細胞膜の表面に結合していることが分かった。トレハロースはガラス状態になっており、生体物質をカプセル状に包む込むことから、細胞膜が通常の生命活動状態の時同様、流動性の高い状態に保たれていることも確認された。
トレハロース自体は、きのこなど乾燥に強い動植物に含まれていることが分かっており、農業生物資源研究所では既に、トレハロースを特異的に細胞の内外に輸送するタンパク質の遺伝子をネムリユスリカから単離することに成功している。
今後、研究を進めることで、細胞などの生体組織を生きたまま常温乾燥する方法や、乾燥に強い作物の開発などが期待できる、と研究者たちは言っている。
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2008年4月17日 (木)

オオチョウバエ

0414ootyoubaeオオチョウバエです。

普通、風呂場とか洗面所とか、水まわりで見ることが多い昆虫ですが、珍しく家の外の外壁にくっついていました。

http://www.insects.jp/kon-haeootyou.htm
オオチョウバエハエ目 糸角亜目 チョウバエ科 チョウバエ亜科
Clogmia albipunctatus大きさ 4mm前後
時 期 4-11月
分 布 北海道・本州・四国・九州・沖縄
逆ハート型の翅を持つ茶褐色の小さな虫。ハエという名がついているが、むしろカに近い。
人家内で発生し、風呂場やトイレ、キッチンの壁にとまっているのをよく見かける。
幼虫は、下水溝やトイレの腐敗槽の汚泥で発生する。

別に不快ということもありません。基本的に「ヒト」は超巨大な生物であることを自覚すべきです 。

巨大化したウルトラマンにとって、通常のサイズの人間が何しようと痛くもかゆくもないでしょう。チョウバエにとっての人間なんてばかでかすぎて認識の外です、単なる環境でしょう。ぎゃあぎゃあ騒がないことです。生物としてのヒトの品格にかかわることです。

ところで、このオオチョウバエ、かなりユニークな特徴を持っていますが、お気づきでしょうか?

水周りに生息することと関係があると思うのですが、とにかく水に強い、のです。

アリなどは水滴にくっついてしまうと、脱出できなくなることがあります。小さな昆虫にとって水の表面張力はかなり強い力として作用するのです。

ところが、このオオチョウバエ。シャワーを浴びせても、洗面器の水を浴びせても、手のひらに包み込んで水中で放しても、平気なんですよ~。水面から軽々と飛び立てるのです。

全く水面に捕まらないのです。この性能は優れています。他の昆虫には見られない特性です。もし今度見かけたら試してみてください。かかしさんの言う通りの優れもののはずです。

ユスリカ

0414yusurika1 カタバミの葉の上の水滴を撮ってから、さらに雨上がり独特の光景はないかなと思ってぶらついていたら、椿が目に入りました。

花、つぼみ、さらにもっと固い芽と並んでいて、間に水滴がはさまっているのが面白くて、パチリ。ふと見ると、右にユスリカが一匹。これは羽化して間もないのではないでしょうか。

0414yusurika2 ジャストピントにはなっていません。むずかしいや。

でも、全体的な姿はお分かりいただけるでしょう。

ユスリカにもいろいろな種類があるので、正確な種名はわかりません。

普通に見るのはセスジユスリカかな。

0414yusurika3

被写界深度が浅くて、小さな虫の体の一部にしかピントが合いませんが勘弁してください。

薄い翅に光が反射して虹色の干渉色を出しています。美しいですね。

これを「不快昆虫」だという気にはなれません。人間の尺度で不快だなんて言うことの方が私に言わせれば不快です。人間の思い上がりでしょう。好きではなくてもいいです、でも、それなりの付き合い方ってあるんじゃないでしょうか。

0414yusurika4 たまたま頭部の付近にピントが合いました。

触覚を見てください。(複眼の粒粒も見えます。)

よくわからないのですが、これはメスなのかなぁ。

というのは、この椿の木のすぐ隣のサザンカの葉で、もう一匹のユスリカを見かけたのです。

0414yusurika5

明らかに上の写真のユスリカと同じ種類のユスリカですよね。

やはり雨上がりに一斉に孵化したのかな。

さて、ここでもわからないではないのですが、触覚を見てください。

上のとはずいぶん違うのです。

0414yusurika6

ふさふさでしょ。

これはオスの触覚です。

ということは、上の方の写真の個体はメスではないか、と想像するわけです。

たまたま、どうやらユスリカの雌雄を同時に見るチャンスに恵まれたのでしょう。嬉しいことでした。

ナナホシテントウ

0414nanahosi1 カラスノエンドウにアブラムシがたくさんついています。

下の方にはアリも面倒を見に来ています。(アブラムシは別名アリマキともいいますね。)

あぶら‐むし【油虫】カメムシ目アブラムシ科の昆虫の総称。一般に小形で、農作物などの汁液を吸収して発育を害し、種類によりウイルスを媒介。夏、単為生殖で増殖し、秋に雌雄を生じ、多数の卵を産む。多くは腹端から蜜を分泌するので、蟻が好んで保護する。アリマキ。[広辞苑第五版]

茎の向こうに、赤い色の虫さんがいます。これはナナホシテントウでしょう。

0414nanahosi2 左手で茎を曲げて、ナナホシテントウが見えやすいようにしました。

人間の「巨大な」手には何も感じなかったのですが、写真で見ると、なんだかアリが攻撃を仕掛けているようにも見えます。

0414nanahosi3 なんだかやっぱり攻撃されているみたい。

ナナホシテントウのほうは、一生懸命お仕事中。

ナナホシテントウのお仕事といえば、そう、アブラムシを食べること。

0414nanahosi4 ごちそうがズラッと並んでいます。

もう食べることに一心不乱。

むしゃむしゃと、音でもしそうな勢いで食べています。

0414nanahosi5

ナナホシテントウの顔の前に脚がいっぱい見えるのは、これはアブラムシの脚なんです。

0414nanahosi6 もうあと一口くらいで食べ終わりそうですね。

ナナホシテントウは、幼虫も成虫もアブラムシを食べます。園芸がお好きな方は、殺虫剤をまくのもいいですが、テントウムシをかわいがるのもいいのではないでしょうか。

0414nanahosi7 もう次のに襲いかかりました。

すごい食欲ですね。

見かけは「かわいい」ですが、相当にタフな昆虫なんですよ。

水滴

4月14日。雨上がり。カタバミの葉です。

0414drops1

きれいに水をはじいて、丸い水滴ができています。

葉に生えた毛が多分はっ水性の原因でしょう。

サトイモの葉について表面を顕微鏡で観察した結果を、私のホームページで書いています。お読みください。

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/57th/sci_57.htm

この写真を撮っていて、ふと気づいたのですが、どこかの水滴が色のついた光線を送ってきていました。よくよくみると、上の写真よりは少し先のところの水滴が太陽光線を分光しているようです。

0414drops2 0414drops3 画面中央の、ハート形の葉に乗っている小さな水滴の輝きの色が違っているのですが、お分かりになるでしょうか。

左は黄色っぽくて、右は青っぽいですよね。

腰を据えて地面に座り込み、カメラをほんの少しだけ上下させて水滴から分光されて出てくる光の色の違いを出そうとしたものです。

肉眼ではもっときれいなんですけれど、カメラではこの点だけが明るすぎて露出がオーバーしています。

0414drops4 これも、上のとは少し違う色なんですけれど、写真では識別できないですね。

光の角度からいうと、虹をつくる光線ではありません。虹の場合は、太陽を背にしなければなりませんが、この写真では、カタバミの葉の影でわかるように、太陽光はほぼ前方から射しています。

いつか、一滴の水滴で「虹」を撮ってみたい、とは思っているのですが、難しくって、実現しません。

カロライナジャスミン

環八沿いの植栽です。

0411humei1 とっても目立つ黄色い花が咲き始めました。

何かなぁ?と、とりあえず写真を撮り、「Humei」というファイル名でブログ用にトリミングしておきました。

0411humei2 ネットで、いろいろ調べたら、カロライナジャスミンのようです。

ジャスミンとは関係はないそうです。

下のページでみつけました。引用します。

http://www.hana300.com/karora.html
カロライナジャスミン
(Carolina jasmine, False jasmine)
・藤空木(ふじうつぎ)科。                         
・学名  Gelsemium sempervirens                     
          Gelsemium    : ゲルセミウム属            
          sempervirens : 常緑の                     
  Gelsemium は、「ジャスミン」のイタリア名の「gelsomino」が語源。                            
・開花時期は、  4/10頃~  4/25頃。         
・まっ黄色のラッパ状、筒状の花。                   
・アメリカのカロライナ州原産。                     
・「ジャスミン」とは植物学的な関係はないが、アメリカのノースカロライナ州、サウスカロライナ州に生えている、ジャスミンのような香りがする花、ということからこう呼ばれるようになった。たしかにいい匂い♪                               
・「カロラインジャスミン」とも呼ばれる。            

なるほど。ここにある写真と一致していると思います。

0411humei3

例によって花の中をのぞかせてもらいました。

メシベが長く立ち、オシベはその根本を包むようになっています。もっと熟したら変わるでしょうね。また次のチャンスに見てみたいと思います。

クルミ

0417kurumi1 昨日の写真にも同じアングルのものがあります。

ところが、今日は新しいものが登場しています。

写真の中に「<==」と入れた部分がありますが、これが雌花のつぼみです。

将来、実になる子房の部分が少し膨らんでいます。

0417kurumi2 拡大するとこうなります。

3つありますね。

まだかわいい雌花のつぼみです。

雄花の穂のほうは、というとこれもぐんぐん伸びてます。

0417kurumi3_2

枝が幹から出るところなども見てください。独特の出方です。

2008年4月16日 (水)

少しまとめて

0412yukinosita ユキノシタの葉です。

肉眼で見ても、毛の多い葉だなと見えます。拡大したらどうなってるのかな?と接写したらこうなっていました。やっぱりね。

0414ityou

イチョウの鉢植えの新芽なのですが、こんな風にぐるっとまあるく葉がついていたんだっけ?とおもしろかったのでワンショット。

0415tyrolianlamp

チロリアンランプの花が少しずつ大きくなって赤くなってきました。

きっと中ではオシベやメシベが成長中なのでしょう。

咲いたらちゃんとお目にかけます。

タンポポ

ちょっと幻想的な世界をお楽しみください。

0412tanpopo2

黄色一色。

メシベが一杯見えています。

これ、タンポポの花の接写です。

全体は下の写真で。

0412tanpopo1

ミヤコワスレ

0412miyakowasure1 ミヤコワスレです。

何かをひっそりと包み込んで隠している、という風情ですね。

みやま‐よめな【深山嫁菜】キク科の多年草。山地に自生。茎は高さ約30センチメートル。晩春から夏、ヨメナに似た淡紫色か白色の頭花をつける。園芸品種にミヤコワスレがある。[広辞苑第五版]

みやこ‐わすれ【都忘れ】ミヤマヨメナの園芸品種。野春菊。<季語:春>

0415miyakowasure2

すっごく大事そうに抱えていますね。 「なぁ~に?」

0415miyakowasure3

開きはじめたところです。早速に虫がやってきました。

虫たちはどうやって花が開きはじめたぞ、って、知ることができるんでしょう?「いや、花に呼ばれただけさ」って、虫たちは言うんでしょうね。

不思議な能力です。

ドウダンツツジ

0412doudantutuji1 0412doudantutuji2 一挙に緑の塊になってしまいました。

「突然」という言葉で表現してもいいと思います。

これで花が咲いてくれたら素敵なんですけれど。

なにか訳があるのでしょう。花だけが愛でるべきものでもなし。緑は美しい。

オニグモ

0411onigumo オニグモの子ですが、獲物を捕えたあとを発見しました。

糸で昆虫をぐるぐる巻きにしてあります。こうやって体液をすったのでしょう。

ところで、残念なことに、こののち、この場所から巣網が消えました。

風雨の強い日もあったことですし、なにか巣を営み続けることに不都合があって、どこかに引っ越していったのだと思いたいのですが・・・。

わかりません。

アダンソンハエトリ

0414haetorgumo1 0414haetorigumo2           

家の中で出会ったハエトリグモの仲間です。「日本のクモ」で調べてみると「アダンソンハエトリのメス」ではないかと思いますが、普通には「あっ、ハエトリグモだ!」とわかっていただければ充分だと思います。

「日本のクモ」によると

屋内性のクモ。人家の壁や周囲の塀を歩き回ってハエ、カなどの害虫を捕食する。・・・

とありました。

頭胸部の単眼がよく写っています。

右側の脚、2本を失ったようですね。

この状態で冬を越してきたのでしょうか。けなげだ。

いっぱい食べて、子孫を残せますように。

クルミ

0412kurumi1 4月12日、クルミの枝先の芽です。

先端は葉芽ですが、右側に立っているのは、雄花穂(ゆうかすい)の、芽というのか、出始めだと思います。

0412kurumi2 0412kurumi3 左は葉芽。赤い芽って意外と多いのですね。

こちらは雄花穂の接写。

まだ固く閉じてまとまっています。0412kurumi4

           

           

↓4月16日朝、気づいたらこうなっていました。

0416kurumi1_4 

0416kurumi2           

ぐんぐん伸びて、「穂」らしく垂れ下がってきました。

これからが結構面白いんですよ。

またご報告します。

クロアゲハ

4月16日。12時半ころ。庭に出たら、クロアゲハさんがいました。ツツジの花で吸蜜していました。

0416kuroageha1 0416kuroageha2               

いつも庭に出るときは35mm(35mmフィルムでは70mm相当)のマクロレンズをつけています。

そのレンズではここまでしか迫れませんでした。

玄関に置いておいた、ディマージュZ3を取ってきて、「光学12倍ズーム」で撮ったのが下の写真です。(35mmフィルムにして420mm相当の望遠)

0416kuroageha3 0416kuroageha4             

吻を伸ばして、蜜を吸っているところが見えますね。

なんとなく、私たちに姿を見せに来てくれているような気もしてしまいます。

そんなわけはないのだけれど。でも、なんだかうきうき嬉しいですね。

2008年4月15日 (火)

ジャノメエリカ

通り沿いのマンションの植え込み。ジャノメエリカです。指先でつまんで固定し、思いっきり接写してみました。

0409janomeerika1 0409janomeerika2              

オシベ、メシベの位置関係がよくわかると思います。

このメシベが蛇の目傘の柄のように見えるわけで、面白い造形ですね。

オシベは骨のように見えるし。

人間生活とは無縁に進化したものを、人間が「みなして」いるわけですが。どんな受粉方法をとっているのか、昆虫の姿は見かけないように思うのですが。(いつも見ているわけではないので詳しいことは分かりません。)

名所(?)沼部の滝

0409taki 東急多摩川線沼部駅から多摩堤通りへ出てきたところにある、人工の滝(?)です。

六郷用水跡水路の水を、ポンプでくみ上げて間歇的に流し落します。

「沼部の間歇滝」とわたくし一人で称しております。

子どもたちには結構受けています。

水路の水に酸素が十分溶け込む効果もあるのかなぁ、とも思いますが。

まぁ、笑ってみてやってください。

衝撃波

0329mizunonami 六郷用水跡の遊歩道です。ここでは「六郷用水跡」は、ほとんど「側溝」状態です。

水路の水の表面の波を見てください。写真、右から左へと水は流れています。

なんだか溝の側面から下流方向へ斜めの波模様が見えませんか?

水面を伝わる波の速さよりも水の流れな速さが速いために、一種の「衝撃波」が生じているのです。

詳しくは、私のホームページ

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/117th/sci_117.htm

の終りの方をお読みください。

もし、水路で斜めの筋模様を見たら「衝撃波」なのかぁ、と思い出していただけると幸いです。

芙蓉

名湧水から少し遊歩道を進んだところに、芙蓉の木があります。

0409huyou

昨年咲いた花が結実して残っているその横で、今年の新芽が鮮やかな緑を吹き始めました。

「冬」をはさんだ、命のつながりです。

名湧水

0409wakimizu1 東光院前から、六郷用水跡遊歩道を密蔵院の方へ歩いてくると、こんな場所があります。

「東京の名湧水57選」なんだそうですけれど、なんだかなぁ~、ありがたみがありません。名湧水というからには、散策の途中一休みしながら口に含むと、おいしい冷たさが疲れをいやす、とかなってもよさそうな気もしますよね・・・。

0409wakimizu2 こうなのです。

私たちがここに来たころ、今から30年くらい前には、もうここで鯉を飼っていました。

その昔、ここは多摩川の河川敷に湧水が流れ出していたところらしいのです。そのころには、ここで洗い物をしたり、洗濯をしたりなどしていたようですから、飲むこともできたでしょうが・・・。

鯉が元気ですから、いい水なんでしょう。でも「名湧水」ですかねぇ。皮肉な気分です。

大田区内最初のトンネル

「大田区報」2008年4月1日号の「散歩日和」というコラムに「六郷用水を行く」という話が載っていました。

多摩川駅東口を出て、沼部駅方面に向かって約5分、昭和初期に作られた①区内最初のトンネルがあります。トンネル中央付近の車道にあるマンホールのふたには「東」のマークがデザインされています。東京都になる前の「東京府」の時代に設置されたものです。トンネルを抜けたところから六郷用水遊歩道がスタート、西嶺町付近まで続いています。

(中略)

途中の東光院横には、当時③「ジャバラ」と呼ばれた揚水用の踏み車も再現されています。

(後略)

えぇ~!そうなんだぁ。というわけで写真を撮ってきました。実はいつも通る道なのですが知らなかったのです。

写真は、上に引用した記事とは逆方向に進みます。

0411manhole1

ここから向こうが沼部駅方向への遊歩道です。

ジャバラは「花桃」のところでご紹介しましたので、省略。

この場所から反対側を振り返ると

0411manhole2

これが区内最初のトンネルです。

上を中原街道が通っています。左手はすぐ丸子橋になります。

0411manhole3

トンネルの前に立って中を覗くと、こうです。トンネルといったって短いものです。中原街道の幅しかないのですから。

トンネルの中の車道に2か所、マンホールが見えます。

0411manhole4 これは手前のマンホールのふた。

0411manhole5 これは奥に見えるマンホールのふた。

中央に「東」の字がデザインされています。

これが「東京府」の時代に設置されたものだそうです。

さび具合が違うようですね。もう長いことこの上を車で走ったり歩いたりしてきましたが、今回初めて由来を知りました。

由緒正しいんだぁ!

0411manhole6 0411manhole7 トンネルを多摩川駅側に出たところには、六郷用水跡のデザインのふたがありました。

ここからトンネルを振り返ると、こうなります。

最後に、現在のマンホールのふたをお目に掛けます。

0411manhole8 真ん中には、都民にはおなじみ東京都マークです。

いろいろあるんですね。

カラー(Part2)

0412calla1 先ほどは失礼なことを言ってしまった、カラーのつぼみが咲きました。

実に優雅な曲線を描いています。

0412calla2 0412calla3_2             

流麗というのでしょうか、もうすこしつやっぽく、妖艶といってもよいかもしれません。

白く清楚な苞が描く滑らかな曲線が春らしいですね。

(芋虫さんのお尻に似ているなんて言って、ゴメンナサイ)

ところで、もう一回、花の中を覗かせてもらいましょう。

0412calla4_2 これ、やっぱりオシベの葯がびっしり詰まってるのではないかなぁ。

カラー

0410calla1 妻がなにやら嬉しそうな顔してやってきました。こういうときは必ず何か面白いことがあるのです。

「何だい?」「ミニ・カラーが咲いてるわよ」「ミニ・カラー?」というわけです。

大きさの見当がつくように、ものさしを脇に置いて撮影してみました。

確かに、小さくて、かわいいのです。

0410calla2

小さくても、立派なつくり、一人前です。

どうして、小さいまま咲いてしまったのか、よくわかりませんが、常識の枠をはみ出たものを見ると、どうにも楽しいですね。

なんとなくウキウキした気分を楽しんでいます。

黄色いのはおしべの葯の集合体でしょうか?よくわかりません。

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ご存じとは思いますが、カラーはサトイモ科。

カラー【calla】〔植〕オランダカイウに同じ。[広辞苑第五版]

オランダ‐かいう【阿蘭陀海芋】サトイモ科の多年草。南アフリカ原産で観賞用。水湿地を好む。高さ1メートル内外。葉は大きく光沢がある。夏、長い花茎の頂部に、大きな白色の苞に包まれた肉穂花序がつく。温室で冬・春に開花させ、切花とする。普通、旧属名のカラーで呼ばれる。[広辞苑第五版]

肉穂花序というのはサトイモ科にごく普通に見られる花序です。ミズバショウやコンニャクもそうですね。

ばかでかい「ショクダイオオコンニャク」もサトイモ科です。漢字で書けば「燭台大蒟蒻
」。なるほど、花の姿を表していますね。

下の記事は朝日新聞の日曜日のbe(4/13付)から引用しました。

[花と虫の物語]⑥ショクダイオオコンニャク:激臭で存在感
 インドネシア・スマトラ島のショクダイオオコンニャクの花は、3m以上の高さになる。単子葉植物の花としては世界最大。しかし、一つの株からは7年に1度しか咲かず、しかも3日間でしおれるその花を見るのは至難だ。
 花が咲くと、魚が腐ったような激しいにおいが数km四方に広がる。昆虫には、腐臭が大好きな仲間がいる。花粉を運んでいるのは、そんな虫の代表格のシデムシの一種のようだ。
 開花時にメシベは成熟していて、虫が別の花の花粉を持っていればそれで受粉が終わる。持っていなくても、開花2日目には、オシベが成熟して、糸くずのような花粉を出す。それを、他の花に運んでもらえれば十分だ。
 いつどこで咲くとも知れない花にとって、激臭はその存在を示す最良の方法だ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%A3%E3%82%AF
これはウィキペディア。一部引用しますと

学名:Amorphophallus titanum (Beccari) ex Arcang
英名:Titan arum
  スマトラオオコンニャク(スマトラ大蒟蒻) Amorphophallus titanum は、サトイモ科・コンニャク属の植物。インドネシア、スマトラ島の熱帯雨林に自生する。数年に一度しか咲かない、世界最大の花として有名になった。花の形からショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)という別名もある。また、Titan arumという英名からタイタンアルムとも呼ばれる。他にも、その腐臭から死体花という名前もある。
  花序とその付属体、および仏炎苞の複合体は直径1.5mに達するとされ、その縦寸は3.5mまでになった記録もある。肉穂花序の先端は棍棒状の付属体となり、その下の仏炎苞に包まれた部分の上部に雄花、下部に雌花が密生する。

余談ですが、「phallus」というのは「おちんちん」のことです。花の姿を表しているのでしょう。

「Amorpho」の、「A」は否定辞、「morho」というのは「形」という意味なんですが・・・。

アモルファス半導体っていいますでしょ。あのアモルファスは「無定形」という意味なんですが・・・。

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0410calla3 上のミニ・カラーのプランターの逆側につぼみがありました。

苞がくるっとまいています。

雨の日でしたから、濡れそぼっています。

0410calla4 このつぼみの先端部を見ていて、私はまた妙なことを連想しました。

  このカラーの葉を食草にするガの幼虫がいるのです。

ビロウドスズメ(ビロードスズメ)です。

その、ビロウドスズメの幼虫のお尻の先端の突起が、このつぼみの先端とよく似ているなぁ、などと考えてしまいました。

ビロウドスズメの幼虫の写真は私のホームページで見ることができます。下がそれです。

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_24.htm

ただし、芋虫や蛇が大嫌いな人は見ない方がいいですよ。蛇そっくりの目玉模様をもった「かっこいい」幼虫ですから。でも、見てみると、よく似てます。

スズメガの仲間の幼虫たちは、みんなこういう尾端の突起をもっています。

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_31.htm
ここではセスジスズメの幼虫を見られます。

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_3.htm
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_5.htm
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_6.htm
ここではオオスカシバの幼虫が見られます。

この「かかしさんの窓」でも去年オオスカシバの幼虫をご紹介しました。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_1415.html
ここです。

昆虫を見ても大丈夫な方はぜひご覧頂いて、カラーの花つぼみとスズメガの幼虫のお尻が似ている、という私の感想を確かめてみてください。

クロアゲハ(翌日)

今日4月15日昼です。玄関を出たとたんにクロアゲハに出会いました。まさか、昨日の羽化が失敗であまり飛びまわれず、このへんにとどまっていたのか?と一瞬不安にかられましたが、どうやらそうではなかったようです。ダイナミックにソアリングしたり、悠然と羽ばたいてツツジのあたりを飛び回ったり。充分に元気そうです。

私の方に急転してきて頭の上を飛び越えていったのですが、反射的にカメラをそちらに向けてシャッターボタンを押しました。あとで、パソコンで見たら、ほぼ中央に姿をとらえていましたが、いかんせん、完全なピンボケ。でも、嬉しいものですから、お目に掛けます。

0415kuroageha1

我が家のみかんの木の辺りを中心にしてテリトリーを構えたということでしょう。

家の外に出てみると・・・

0415kuroageha2 また出くわしました。

ゆったりとくつろいでいます。

これはメスですね。

この場所はミカンの木から直線にすると1~2mしかない場所です。なるほど、交尾が成立したらすぐに産卵できる場所なのでしょう。自分が育った木でもあるし。

アゲハのメスは、前足でみかんの葉っぱを叩いて、味で、みかんであることを確認して産卵します。

また、腹部の先端に「光を感じる一種の眼」のようなものがあって、メスの場合は、自分の産卵管が十分に出ていることを「視覚」で確認し、産卵管に生えた感覚毛が葉に触れたことを今度は触覚で確認して、1個の卵を産みつけるのです。

オスの場合は、腹部先端の「眼」で、交尾器がきちっと結合していることを確認してから、メスに精子を渡します。

すごい仕組みですよね。

2008年4月14日 (月)

龍がいた!

0409ryu1 これ、東光院の「手水所=ちょうずどころ」です。

龍が水を吐いています。

新しいもののようです。

龍の下半身は見えませんので、ぐ~っと登ってきたところのようですね。

0409ryu2 このような龍でした。

龍の首の下に「逆鱗」があるかどうかは、よくわかりません。

さて、正面から手水所を見ますと

0409ryu3 こうなんです。

モダンです。

ところで、後ろのステンドグラスで表現された「鳥」はなんだろう?

「鳳凰」というのが、たぶん一応の正解だと思うのですが・・・

鳳凰って雌雄一対で鳳凰ですよね。

一羽しかいないとなると、鳳なのか、凰なのか。私には鳳凰の雌雄を見分けることができないものですから、ここに写っているのがどちらなのかは、わからないのでした。

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広辞苑第五版から

ちょうず【手水】(テミズの音便)
①手・顔などを洗う水。
②社寺など参拝の前に、手・顔を洗い清めること。
③厠(カワヤ)。また、厠に行くこと。
④大小便。

ちょうず‐どころ【手水所】神仏を拝む時、手水をつかう所。みたらし。

て‐みず【手水】
①手を洗う水。てあらいみず。ちょうず。允恭紀「親ミズカら洗手水オオミテミズを執マイりて」
②手についた水。
③餅を搗ツく時、捏取コネドリが、手に水をつけてしめりを施すこと。また、その水。

てみず‐や【手水舎】神社で、参拝者が手を洗い、口をすすぐための水盤を置く建物。おみずや。

さて、私の語感では「ちょうず」というと、ちょうずの③の感覚が強いのです。

で、広辞苑では手水は「社寺などの・・・」とあって、手水所は「神仏」、手水舎は「神社で」と書いています。広辞苑だからそのあたりは正確な表現なのだろう、ということで、

東光院は「寺」ですから、「手水所」と書いたわけです。

以上、ちょっと、語感に引っかかりを感じながら、言い訳です。

石仏

0409sekibutu これも東光院で見かけたものです。

なんだか、手の数が多い。

でも、青面金剛ではなかろうか、と推測しています。

下に、対の鳥がいます。対の鳥というと、鳳凰が頭に浮かぶのですが、これはどうも鶏ではないでしょうか。青面金剛と鶏が一緒になることはあるらしいのです。

http://homepage2.nifty.com/koba843/kaisetsu/kaise6.htm
「青面金剛刻像塔」の主役と脇役たち

ここに、下のような記述がありました。

③鶏:鶏は、一羽か二羽。雌雄の一対で表現されていることが多い。「庚申」と結びついた過程は、はっきりしないが、この鶏は古くから時を告げる神聖な鳥として、また神の使いの鳥として扱われた経緯がある。それとも、「申」の翌日が「酉」だから、「庚申」の夜に不安な思いで時を過ごし、夜明けを告げる鶏の鳴き声とともに訪れる「酉」の日を待ち望んだ事を反映しているのかも知れない。

というわけです。さて、私が見たのは何なのだろう?完全なことは分かりません。

シャクナゲ

0409syakunage1_2 東光院です。

きれいなシャクナゲが咲いていました。

0409syakunage2 きれいに丸く集まって咲いています。

0409syakunage3 花だけ見ると、普通のツツジと見分けがつきません。

丸く集合して咲いていることだけが今の私にとっては唯一の手掛かりです。

しゃくなげ【石南花・石楠花】ツツジ科ツツジ属の常緑低木数種の総称。広くはセイヨウシャクナゲおよびその園芸品種なども含むが、狭義にはアズマシャクナゲおよび西日本のツクシシャクナゲを指す。高山・亜高山に生じ、高さ1~2メートル。葉は革質、長楕円形、表面は深緑色で光沢があり、裏面に淡褐色または白色の密毛を生ずる。初夏、ツツジに似た5~7弁の合弁花を多数開く。色は白色ないし淡紅色。褐色の毛のある果実を結ぶ。卯月花。<季語:夏>[広辞苑第五版]

アセビ

0409asebi0 六郷用水跡のハナモモの咲いているあたりは、東光院というお寺と接しています。

六郷用水跡を離れて、東光院の中へまわってみました。

庭に咲いていたのが(多分)アセビ。六郷用水跡の土手に大田区が植えたものは「フクリンアセビ」と説明がついているので、そうなのだろうと思うのですが、この東光院のものは、花は同じなのですけれど、葉に斑が入っているわけでもなし、どうもよくわかりません。

0409asebi1 あえて「斑入り」っぽい葉を写してみましたが・・・。

よくわからないのです。

花を拡大するとこうです

0409asebi2 アセビということにしておきましょう。

あせび【馬酔木】ツツジ科の常緑低木。山地に自生、また庭木として栽培。高さ約3メートルに達する。春、壺形の小白花を総状に下垂。全株が有毒、牛馬が食うと麻痺するというので「馬酔木」と書く。葉の煎汁は殺虫剤・皮膚病薬。材は堅く、薪炭材・細工物とする。あしみ。あしび。あせぼ。あせみ。毒柴。[広辞苑第五版]

ミドリガメ

この記事は「イシガメ」としてアップしたものですが、2008.5.4に「ミドリガメです」というコメントを頂いて、調べたところ、確かに私の間違いで、ミドリガメでした。

訂正します。(2008.5.4 かかし)

0409kame1 六郷用水跡でハナモモを見ていて、ふと下を見たら、亀がいました。

はじめ、本物だとは思わず、石の置物かと思ってしまいましたが、よく見たら本物でした。

(イシガメ) ミドリガメですよね。まったくもって、春の陽ざしに甲羅干し。ぬくぬくとあたたかそうです。

0409kame2 0409kame3 7匹の集団になっているのもいましたし、

ひとり端然と日向ぼっこのカメもいました。

甲羅に散った桜の花びらを乗せて、風流です。

0409kame4 カメの目なんて見たことはなかったのですが、望遠で撮ったらこう写りました。瞳が丸い穴のように見えるのではなく、横長に見えますが詳しい構造はわかりません。

となりのカメは

0409kame5 眼をつぶって瞑想にふけっていました。

クロアゲハ続報

先ほどのクロアゲハの羽化の写真は4月14日12時30分過ぎでした。

どうなったかなぁと、3時に見に行ったら、もう羽化完了という状態でした。

0414kuroageha2_2 こういう具合。翅は半開き。

窓の縁にしっかりぶら下がっていますが、体も見えるようになりました。

このあと、しばらく家の周りを見回って戻ってきたら、もう、飛び去っていました。

蜜を吸い、交尾をし、次の世代を残し、ボロボロになるまで生き抜いてください。

元気でね~。

はなみずき

0409hanamzuki

一青窈さんの歌が好きです。

私の願いは、「すべての『人と人の間』から、荒々しい戦いの心が消え去り、すべての力関係・権力関係などが消え去り、こころがなぎわたりますように」というものです。月に行った「かぐや」にもこの願いは積み込まれているはずです。

「果てない波がちゃんと
 止まりますように
 君と好きな人が
 百年続きますように」

はなもも

天気予報では翌日から雨という4月9日。今のうちにちょっと見ておかなけりゃ、というものを見に散歩に出かけました。

六郷用水跡の散歩道です。

0409hanamomo1 0409hanamomo2            

ハナモモです。

菊桃とも書いてありました。花の様子からでしょう。

緑との対比が絶妙です。

0409hanamomo3 ここで奥に見えている緑は蕗です。

右手に「水車」が回っているのが見えます。

この水車は水揚げのための足踏み水車ですが、今は水の流れで回されています。

0409hanamomo4

これがその水車の説明板。

あとは、花桃の花の写真を何枚かお楽しみください。

0409hanamomo5 0409hanamomo6              

0409hanamomo7

0409hanamomo8

クロアゲハが羽化しました

0414kuroageha1 玄関脇の窓の下。

ふと見るとなんだか黒いものが。

よく見ると、これはクロアゲハが羽化しているところです。早速妻を呼んで二人で観察。

ほぼ翅の展開も終わったところかと見受けます。まだ乾燥しきってはいなさそう。こんな状態で驚かせてはまずいので、そ~っと、望遠レンズで写真を撮らせてもらいました。

普段、このブログでは拡大写真にスクロールバーがほとんど出ないようにサイズを縮めているつもりです。パソコン画面が横長なので横長の方があまり縮小せずにお目に掛けられます。そこで、クロアゲハの写真を横に回転して、可能な限りの大きさでお目に掛けたいと思います。

どうぞ。

0414kuroageha2 ミカンの木からこの窓まで直線距離にして10m弱でしょう。クロアゲハの幼虫はガット・パージという「べちょ うんち」をして、腸の中味をきれいさっぱりなくして、蛹の腸内で残存物が腐敗することがないようにしてから、ワンダリングという時期に入ります。蛹になる場所を探して幼虫が歩き回ることです。

この窓の下まで、下りたり上ったり、きっと20~30mは歩いてきたのではないでしょうか。その努力に胸を打たれますね。

さて、「昆虫はスーパー脳」山口恒夫 監修、技術評論社刊、という本によりますと、さなぎの殻から体を引き抜いてから

・・・。腹部にある節間筋という筋肉を力いっぱい収縮させて、昆虫の体液である血リンパを翅に送り込み、翅をピンと伸ばします。この翅の伸展が済んでしまうと節間筋は役割をほぼ終え、運動ニューロンとともに死んでいきます。・・・

とのことです。蛹の間に、幼虫の体から成虫の体へ、細胞たちの、とてつもない生と死と変転の末に羽化して、あとは体を乾かして終わりかと思っていましたが、羽化後もまだ、体の作り変えをするんですね。

体液を翅に送り込む時は翅脈は液体を通す管です。重力に逆らって上へ翅を伸展することはさすがにできませんが、まだ縮んでいる翅が体の下にさえあれば、自らの力で翅を伸展することができます。たまに、重力で翅を開くと思っている方がいらっしゃるようなので誤解なきよう。

翅の伸展が終わった後は、翅脈は中空のパイプとしての強さを利用して、翅を支える構造材になるのです。

体を乾かし終えて飛んで行ってから、蛹の殻でも見に行くことにしましょう。

2008年4月12日 (土)

ヤツデ

4月7日のヤツデの葉芽の状態をご紹介しました。その後、爆発的に開いていきます。ご覧ください。

0409yatude

4月9日です。

0411yatude 4月11日です。

伸びていく命の力は、見ていて心を打たれます。

楽しいな。

ササグモ

0409sasagumo ちょっと前に、パンジーの黄色い花弁の上のササグモを紹介しましたが、今回は、ベゴニアの花弁の上で見かけたので、ご紹介。

きれいですねぇ。(どっちが?)私にとっては両方とも。

0409begonia 接写してみると、これがまたなんとも言えず輝かしい。

こんな風だとは思っていませんでした。

ところで、すぐそばにシュロチクがあるのですが、そこにもササグモがいました。

0409sasagumo2 これで、黄・赤・緑と3色を背景に、ササグモさんをご紹介。

結構カラフルな趣味のササグモさんたちでした。

2008年4月10日 (木)

電車の黒猫

0409neko きっと池上線の方をメインで走っているのでしょうね。

多摩川線にも時々戻ってきて姿を見せます。

さすらいの黒ちゃんと呼んでおきましょう。

にぎやかになってきました

0409tutuji つつじです。

ね、相当にぎやかなことになってきましたね。

スミレが咲き始めました

0409sumire1 0409sumire2                

これは、ごく普通にみかける種類ですから、タチツボスミレでしょう。

以前エゾスミレというのも庭にあったのですが、消えたしまったかなぁ。

たち‐つぼすみれ【立壺菫】スミレの一種。もっとも普通に見られ、各地の草地・路傍などに群生。有茎で高さ10~20センチメートル。葉は心臓形。花は淡紫色。[広辞苑第五版]

スミレの花の紫色の色素を使って酸性・アルカリ性を調べられるということを最初に記述したのは李バート・ボイルだったと思います。おそらくもっと以前から知られてはいたのでしょうけれど。

1661年の「懐疑的化学者(The Sceptical Chymist)」に記載があったと思います。

今は地衣類のリトマスの色素を使った「リトマス紙」の方が有名ですけれどね。

オニグモ

0409onigumo 例のオニグモの子なんですが、また網を張り替えたようです。

小さいけれど、チャンとメンテナンスは怠りない。

誰かに教えられたでもなく、一人で、こういう円網の張り方を知っている。やっぱり不思議ですよね。そのプログラムはどういう形で脳の中に内蔵されているのでしょうか?わからない。

ツツジのつぼみ

0407tutuji1 0407tutuji2           

つつじのつぼみなんですが、もうちょっと丸ければ

桃太郎さんでも生まれてきそうな気がしませんか?

ヒラタグモ

0406hiratagumo1 台所に立って洗い物をしていましたら、妻がカーテンのところにクモがいる、というので、ケースに入れといて、と頼んでおいてあとからゆっくりと対面しました。妻も、クモごときで騒ぐ人ではありませんので、ちゃんとプラスチックケースにそっと入れておいてくれました。

ヒラタグモです。メスです。

由緒正しいやつでして、ヒラタグモ科、ヒラタグモ属、ヒラタグモといいます。

「日本のクモ」によると

人家、神社、寺院など建造物の周囲に好んで生息。壁、塀の表面や隅、柱の割れ目、庭石、石灯ろうなどに白色の円盤状の住居を作る。住居の周囲には放射状に10~20cmの長さの数本の受信糸を引く。昆虫が受信糸に触れると、住居から飛び出し、腹部を持ち上げて第4脚で大量の糸を引き出し包み込んで捕える。

とありました。0406hiratagumo2

まるで肢が5対あるように見えますね。

一番前のは、触肢です。

背中の模様が特徴的です。

0406hiratagumo3 0406hiratagumo4            

右の写真では特に、毛がよく写っています。

眼の後ろのところにも毛が立っているのですね。

腹部以外は、透明感のある飴色です。

オニタビラコ

0407onitabirako1 オニタビラコですよね。

こんなに茎が太かったでしたっけ?

やたらとたくましいんですが・・・。

0407onitabirako2 上の写真ではピンボケになっているてっぺんです。

つぼみから、咲きかけ、咲いた花まで。

みんなで集まっています。

0407onitabirako3 花の中。

メシベなどが見えると思います。

写真を探したら、茎の拡大写真がありました。

0406onitabirako

すごいですね。たくましい。

ついでに、アリさんもゲスト出演でした。

切株

0405kirikabu1 大田区の白山神社で見かけた切り株です。

何の木かはよくわかりません。

木は「肥大成長」という成長の仕方をします。

1年目は草と同じです。2年目は分裂組織である形成層の活動ではじめの木部の外側に、新たに木部と篩部を作ります。形成層の内側が木部、外側が篩部です。

3年目は、さらにその外側に新たな木部と篩部をつくります。

こうやって、内側は毎年「死」に、その外側に新たな「生」きた組織を作り足していくのです。

ですから、「木が生きている」といっても、その生き方は、動物とは違います。内側の死が、外側の生を支えながら、生死一体となって「生きている」のです。

この切り株の写真はそのことを如実に物語っています。

切株の内部は死んでいて、朽ちて穴があいているところもあります。一方、円周部、表皮のすぐ内側からはたくさんの芽が出て立ち上がっています。ここが「生きた形成層」がある場所です。ここは根とつながっていて、水の供給を受け、細胞が分裂し、新たに成長していくことのできる部分なのです。

0405kirikabu2 0405kirikabu3                        

いかがでしょう。

動物とは異なる生き方をしていることが実感できる写真になったと思います。

死を内包した生、生死一体の生。

動物として、こういう生き方を観照して、わが身の命を考えるのもまた感慨深いものではないでしょうか。

アシブトハナアブ

0405asibutohanaabu1 0405asibutohanaabu2          4月5日。  

庭の小さな池の縁に置いてある石の上で、見慣れないアブが日向ぼっこをしていました。

カメラを向けて3,4枚撮ったらもう飛んで行ってしまいました。

腹部の胸に近い方にある模様、何と表現すべきかよくわからないのですが、これが一見して「アレッ」と思わせる特徴的な模様ですね。

また、胸部背面の二本の縦縞もよく見れば特徴的ですが、その場では気づいていませんでした。

翌、4月6日、同じ場所で出会いました。当然同じ個体でしょう。「また会ったね」とスナップ。

0406asibutohanaabu3 0406asibutohanaabu4               

右の写真をよく見ると、頭部の複眼のさらに先っちょの方にも、筋模様というのか、なにか模様めいた色が見えます。

後ろ足がまた、ちょっと湾曲した独特の形をしているようです。写真のおかげで分かりました。

下は、昆虫関係ではよくお世話になるサイトです。「福光村・昆虫記」といいます。そこから引用します。

http://members.jcom.home.ne.jp/fukumitu_mura/abu_.html

体長12~15mm。腹部に1対の黄色い三角模様がありハナアブに似ていますが、ハナアブはもっと橙色ですし、後肢付け根も直翅目を思わせる太さですからアシブトハナアブです。胸部の背に2本の縦縞があったと思いますが、写真はぼんやりとしか写っていません。腐敗した植物を食べるそうです。

いろんなお客さんがいらっしゃって、楽しい小庭です。

カタバミ

0405katabami ものすごく小さい生まれたてのカタバミの葉です。

写真に撮って拡大して、やっとカタバミかぁ、と了解した次第。

老眼は刻々と進んでいきます。

0407katabamihana1 こういう撮り方をすると、何の花か分からないでしょう?

背景がぼけていますから、大きさの感覚がつかめませんものね。

カタバミの花の咲きはじめなのです。五枚の花弁が、渦のように巻き込んでいます。

0407katabamihana2 こうなればもうわかります。

いかにもカタバミですね。

小さいけれど、近寄ってみれば、かわいいというほかに、やはり、美しいと言わざるを得ません。

ハハコグサ

0405hahakogusa1 ハハコグサです。

ははこ‐ぐさ【母子草】キク科の越年草。路傍に普通で、高さ10~30センチメートル。茎と葉には白い綿毛を密生。春・夏に、黄色の小頭花を密につける。春の七草にいう「ごぎょう」で、若い茎葉は食用。ほうこぐさ。漢名、蓬蒿・鼠麹
草。<季語:春> 。〈本草和名〉[広辞苑第五版]

食べたいとはあまり思いませんが・・・。お腹がそう強くないたちですので・・・。

「ごぎょう」というと普通「五行」を思い浮かべるのではないでしょうか。

ご‐ぎょう【五行】中国古来の哲理にいう、天地の間に循環流行して停息しない木・火・土・金・水の五つの元気。万物組成の元素とする。木から火を、火から土を、土から金を、金から水を、水から木を生ずるを相生ソウシヨウという。また、木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に剋(カ)つを相剋(ソウコク)という。これらを男女の性に配し、相生のもの相合すれば和合して幸福あり、相剋のもの相対すれば不和で災難が来るという。[広辞苑第五版]

でも、そうではなくて「御形」なのだそうです。知らなかった。

ご‐ぎょう【御形】ハハコグサの異称。春の七草ナナクサの一。おぎょう。[広辞苑第五版]

0407hahakogusa2

オニタビラコと並んでスナップ・ショット。

0407hahakogusa3

花に近付いてみると、結構迫力のある花です。

光沢があるので、黄色というより金色ですね。

2008年4月 8日 (火)

カエデの芽生え

妻が京都へ小旅行に行ってきました。お土産は、これ。

0407kaede 南禅寺のすぐそばの「永観堂 禅林寺」というところの、カエデの木の下の芽生えです。

以前にも、カエデのタネを拾ってきて播いたことがあるのですが、発芽してくれなかったのです。

今度は、種からすでに発芽したものを頂いてきました。

0405kaede1 0405kaede2                            

まさしく「双子葉植物」ですね。

種が発芽して、2枚の子葉がまず出てきたのです。

地上子葉型といいます。ここまではタネが持っている栄養(胚乳)でまかないます。

子葉は光合成を始め自前で栄養をつくりはじめます。そうして「本葉」の登場です。

0405kaede3 0405kaede4            

いろんなステージの芽生えが一緒になっていますが、さぁ、うまく成長してくれるでしょうか。楽しみです。

カエデの羽根のついた「ヘリコプター型」のタネって大好きなのですよね。

よくできている。くるくる回りながら長距離飛行できるんです。すごい工夫ですよね。

これからが楽しみです。

ハルノノゲシ

0405hrunonogesi1 大田区白山神社にて。

きれいですね。

「苦いが食べられる」という話を聞いたことがありますが、食べたことはありません。大体、食べられる野草といわれて食べると、おなかが柔らかくなってしまう、わたくしですので。

0405harunonogesi2 舌状花だけでできています。タンポポと同じく。

写真上の方に見える、羊のつのみたいな形のものがメシベ。

その下を筒状に取り囲んでいて先端が少し黒っぽく見えるのが、集合したオシベでしょう。

0405harunonogesi3

この綿毛がまたなんとも言えませんね。本当にふわふわな感じ。

タンポポの綿毛も大好きですが、それよりも小ぶりで、もっとフワフワ感が強くて、なんとなく「わぁ、たまらない」という感じがします。

ジュウニヒトエ

0405juunihitoe2 0407juunihitoe              

ジュウニヒトエです。

じゅうに‐ひとえ【十二単】①女房装束の俗称。単ヒトエの上に袿ウチキを重ね、その上に唐衣カラギヌと裳モをつける服装。じゅうにのおんぞ。
②〔植〕シソ科の多年草。茎は方形で、背は低く、地面にはう。全株白毛を被る。4~5月頃、淡紫色の唇形花を多数穂状に集めて開き、その姿を①に見たてての名。本州・四国の丘や野原に自生、日本の特産種。類縁種にツルカコソウ・カイジンドウがある。<季語:春>[広辞苑第五版]

「十二単に見立てての名」だそうですが、右の写真のように花が重なって咲く姿を「十二単」に見立てたのでしょうね。

とはいうものの、花一つを取って眺めると、なんだか「着物を着たひとがた」のようにも見えますねぇ。(左)

オニグモ(の仲間)

0405onigumo1 テラスからベランダへ、去年ルコウソウを這いあがらせたネットがあるのですが、ふと気づいたら、そのネットの一つの目に、子グモが円網を作っていました。

これです。

ネットの目は一辺が10cm程度。そこに、完全な円網を作りました。立派です。

0405onigumo2 被写体が小さくてしかもピントの合わせにくい「空中」ですから、かなり苦しい。

0406onigumo3_2 ちょっと画像に手を加えて網が見えやすくしてみました。

立派な網でしょ。10cm四方の中につくったとは思えないほどですよね。

0406onigumo4 なんとかこういう写真が撮れました。

さて、腹部の背側のこの模様を見て、「日本のクモ」(文一総合出版)という本を一所懸命眺めるに・・・。

コガネグモ科のオニグモの仲間だと思うのです。

模様が一番似ているのは「ヤマシロオニグモ」の模様の変異型として掲載されていた写真でした。その他、「オニグモ」「ナカムラオニグモ」などが似ていました。

しかしまあ、体長2~3mmの子グモですので、これからまた模様の変化もあるのかもしれません。さしあたって、オニグモと呼んでおくことにします。オニグモの仲間だ、という意味で。

0407onigumo5

なんだか網を張り替えたようです。

目が細かくなったような気がします。

0407onigumo6 網を写すのも大変なものですね。

子グモですが、一人前に網を張りなおすのでしょう。

一辺10cmのネットの目は実に体に合ったいいサイズなのでしょう。

妻に、水やりなどのとき網を壊さないよう、ここに子グモがいるからね、と教えたら、かわいいと喜んでおりました。

いずれ無事大きくなったら、網を張る場所を変えなければならないでしょうが、当分は自由に使ってもらって構いません。

こんな子グモの努力をみていると、微笑ましくてつい話しかけたりしたくなります。

がんばれよ。

この子グモを見つけてから、なんとなくうれしくってね、ほほが緩みがちなかかしさんです。

モチノキ

0404moti もち‐の‐き【黐の木】モチノキ科の常緑高木。高さ10メートルに達する。西日本に自生し、また庭木として栽培。葉は厚くて光沢があり、長楕円形。春、小形淡黄緑色の小花を開き、赤色球形の核果を結ぶ。材は堅く緻密で、印材または挽物用。樹皮から鳥黐を製する。クロガネモチ・ヒメモチなど近縁種がある。モチ。トリモチノキ。冬青(トウセイ)。「黐の花」は<季語:夏> 。[広辞苑第五版]

ベニカナメモチとかレッドロビンとかは赤い新芽を出しますが、モチノキは淡い黄緑色の新芽です。

これはこれで、とてもきれいですよ。

ハナニラ

0404hananira ハナニラです。

妻が去年、我が家の庭にも導入したはずですが、定着してくれませんでした。

これはご近所で見かけたものです。

カラスノエンドウ

0404karasunoenndou1 小さなマメ科の花を見つけました。

これはカラスノエンドウですね。

小さいけれど、立派なマメ科の花です。葉っぱも。

そばにスィートピーも植えてあるので、一瞬、戸惑いました。

0404karasunoendou2

花をクローズアップ。

きれいですね。

しばらくアングルを変えて撮影していたら、働き者のアリさんがやってきました。

0404karasunoendou3 こまめに動き回るので、なかなかくっきりした画像にはなりません。

スィートピーも咲けば必ず花の周辺にアリがいます。

蜜が目的なのか、ここでは見えないけれどアブラムシ(アリマキ)が目的なのか、必ず来ていますね。

0404karasunoendou4

0405karasunoenndou5_2

本当にアリはどこにでも顔を出してくれます。

タチイヌノフグリ

0403tatiinunohuguri1 0404tatiinunohuguri2                 

これはタチイヌノフグリだと思います。

すごく小さな花です。

オオイヌノフグリよりずっと小さな花です。

オオイヌノフグリの茎は地面を這うように伸びますが、タチイヌノフグリは茎が立ち上がるのです。

もうちょっと鮮明な画像を撮りたいのですが、なかなか思うようにいきません。

昼間の短い時間しか咲きません。そのうちまたチャレンジしてみます。

シダ

0401sida1 蕨のようでもありますが、まぁ、シダといっておきましょう。

正直、厳密な名前は知りません。

0401sida2 小羽片が開く直前です。

なかなかにみごとな姿です。

0401sida3 陽光に輝いています。

0401sida4 開けばこうなります。

なんというのか、生態系を構成している庭なものですから。別の表現では、手入れをしていないものですから。

2008年4月 7日 (月)

ササグモの狩り

玄関前の2か所にササグモのテリトリーがあります。

◆一方はパンジーの花のあたりでいつも見かけます。

0403sasagumo 0405sasagumo            

左は4月3日、右は4月5日の撮影です。

パンジーの黄色い花弁の上にいました。

クモの単眼は基本的に4対8個というのがよく見えると思います。半透明な足もきれいですね。

◆もう一方は、フチベニベンケイをテリトリーにしています。4月4日、多分アブの仲間だろうという昆虫をとらえたところに出くわしました。

0404hunting1

0404hunting2

アブの腹を、ほとんど脚のように見える触肢でつかみ、体液を吸っています。

0404hunting3 すこしぼけていますが、真上から撮影できました。

4対の脚、触肢がはっきり分かるかと思います。

残酷とかなんとか言うのは、人間の薄っぺらな感情。

これは、厳粛・荘厳な生命の営みです。葉っぱを食べて生きるのも「生きる」、動物を食べて生きるのも「生きる」、違いなんかないんです。ひたすらに生きる、それがどういう表れを持とうと、薄っぺらな感傷で汚してはいけません。

驚かすと、獲物を持って逃げるという余分な負担をかけることになりますから、これ以上の撮影はしませんでした。

0406hunting 4月6日にも狩りに成功したらしく、別の昆虫を抱えていました。

今度は頭部の付け根のあたりを触肢でかかえこんでいました。

たまたまよい場所にテリトリーを構えたということなのでしょう。

パンジーの花にいる方も、私が見ていないだけで、花にやってくる小昆虫を捕まえているのだろうと想像します。

元気で生き、繁殖に至ってほしい、とひたすら祈るのみです。

花芽・葉芽

0403tutuji 0403yatude            

説明するほどのものではありませんね。

左はつつじ。右はヤツデ。

ふと下を見たら隣り合って「準備中」。

エネルギーを蓄えているところです。

トキワハゼ

0403tokiwahaze1 0403tokiwahaze2           

小さな花です。

田中修著「雑草のはなし」中公新書によりますと、「冬をのぞいていつの季節でも花が咲いているので、永久不変を意味する『常盤』と名づけられている。『ハゼ』は『爆ぜる』から出た言葉で、『はじける』を意味する。この花が、ポンとはじけたような姿に見えるからだろうか」

とありました。

ときわ‐はぜ【常磐黄櫨】ゴマノハグサ科の一年草。日本各地の路傍や庭に普通の雑草。サギゴケによく似るが茎が直立し、ロゼットにならない。葉は対生し、茎頂に淡紫色の唇形花をまばらに横向きに開く。[広辞苑第五版]

ポンとはじけたようには私には見えないのですが・・・。

右の写真をよく見ると、下の花弁には毛のようなものが生えているし、上の花弁にはスタンプ状のものがあるし。きっとやってきた昆虫に花粉を運ばせる「花のたくらみ」なのではないか、と想像します。

ネギ

0403negi1 0403negi2              

食べ終わったネギの根の部分を妻がプランターに植えておいたのです。

つぼみがついています。

葱坊主が見られるのも間近でしょう。

その時は又お知らせします。

ねぎ‐ぼうず【葱坊主】 ネギの花。春に茎の頂に、嚢状の苞葉に包まれた白い小花をかたまってつける。そのさまを坊主に見たてる。また、擬宝珠に似ているので、「葱の擬宝」ともいう。<季語:春>[広辞苑第五版]

カタツムリの殻?

0403katatumuri1 0403katatumuri2            

線路際を歩いていてみつけました。

カタツムリの殻ではないでしょうか?

風雨にさらされて紙のように薄くなっています。実際、写真を撮ろうと物の上に置くと風で飛ばされそうなので、手のひらに乗せて風から隠すようにして写真を撮りました。

子らが小学生だった頃は、カタツムリを飼育したりもしたものです。あちこちで見かけました。ところが最近は、このあたりではカタツムリは絶滅状態です。見かけたことがありません。

この拾った殻はいつごろのものなのでしょうか?今でも、人目に付かないところで生きているのでしょうか?

久しぶりにお目にかかりたいなぁ。

春めいた広告

0403cm1 4月3日。視野の端っこで、多摩川線の車両にいつもと違うイメージが。

なんだろう?とよく見たら、車体に広告が貼ってあるのですね。

五反田で4月23日かな、何かオープンらしいです。五反田は、池上線の方ですが、多摩川線にもコマーシャルで出張してきたのでしょう。

イラストがなんとなく春めいた雰囲気だし、黒猫も登場しているようだし、ちゃんとした写真を撮ろうとしたのですが、どうも失敗ですみません。

0403cm2 そのオープンする施設の宣伝担当というわけでもないので、ぶれた写真をお目に掛けます。

翌日以降、この広告を張った車体を見かけません。

あの日限定だったのかな?それとも、これからまだ出張してくるのかな?

ナガミヒナゲシ

4月3日、0402nagamihinagesi1 ナガミヒナゲシのつぼみです。

今まで単純に「ポピー」と言っていたのですが調べてみたら「ナガミヒナゲシ」という和名があったので今回はそれでいきます。

http://www.hana300.com/hinage2.html によると

長実雛罌粟(ながみひなげし)

・罌粟(芥子:けし)科。                        
・学名  Papaver rhoca    (雛罌粟)            
        Papaver nudicaule(アイスランドポピー)
        Papaver orientale(オリエンタルポピー)
        Papaver dubium   (長実雛罌粟)         
          Papaver   : ケシ属                   
          nudicaule : 裸茎の                   
          orientale : 東洋の、東方の            
          dubium    : 不確実の、疑わしい       
  Papaver(ペパベール)は、ラテンの古名の「papa(幼児に与えるお粥(かゆ)」が語源。   
  ケシ属の乳汁に催眠作用があるため、 乳汁を粥に混ぜて子供を寝かしたことに由来。   
  また、花弁が薄いので、紙のパピルスに似ていることが由来、とも。

・花弁は非常に薄く、しわがある。               
  つぼみは最初は下向きで表面に毛が生えており、咲くときに顔を上げ、2つに割れて花が出てくる。その風情がなんとも不思議。                   
・ちまたに咲いている雛罌粟からは、採取が禁止されている「アヘン」は取れません。植えても大丈夫です。ご安心を。

ということです。

◆スペインでは「アマポーラ」というそうですが、昔、「アマポーラ」というスタンダードポップスがありましたが、ケシのことだったっとは、60も近づく今まで知りませんでした。

◆さらに、「虞美人草」ですって!!。

高校で「漢文」という授業があったかかしさん。四面楚歌くらいは知っています。

力抜山兮気蓋世
時不利兮騅不逝
騅不逝兮可奈何
虞兮虞兮奈若何

「虞や虞や若を奈何せん」なんて口ずさんだものです。虞美人草がケシだと、なんだか知識としてはぼんやりと頭の隅にあるような。でもきちっと結びついてはいませんでしたね。迂闊なことでした。

物語は下のサイトで見てください。

http://homepage1.nifty.com/kjf/China-koji/P-154-2.htm

0402nagamihinagesi2 0402nagamihinagesi3

きれいな毛ですね。

近寄るといろいろなことが見えて面白くて仕方がありません。ただ、そのために「全体の姿」を見ていなかったり、写真に写していなかったりということが起こっていて、反省しているかかしさんです。

眼で見て、名前が浮かぶのは、やはり全体像からですね。忘れないようにしなくちゃ。

◆4月4日。下がっていたつぼみが頭を持ち上げ、先端部が色づきはじめています。

0404nagamihinagesi1

もう咲いているのもあります。                                  

0404nagamihinagesi2

0404nagamihinagesi3_2  花の中をのぞかせてもらうとこんな感じ。

真ん中の大きいのがメシベの柱頭なのでしょうね。

そうして、翌4月5日。

0405nagamihinagesi1

もう花びらが落ちてきました。

左は少し花びらが残り、右は完全に花びらなし。

0405nagamihinagesi2

横から見ると、こう。これが「長実」という名のもとでしょうか。

まだ、実は熟してはいませんけれどね。

クンシラン

0402kunsiran 4月2日、クンシランの花が開いてきました。

花の中をのぞかせてもらいました。

0403kunsiran 4月3日にものぞかせてもらいました。

オシベが印象深い感じがして奥の方からの様子を見ていたのですが。

4月5日、もっと開いたので、中が見やすくなりました。

0405kunsiran1 メシベにも目が行ったのです。すると、メシベの先端は3裂しているのですね。柱頭があまり大きくない。

さらに別の花でメシベに注目してみたら

0405kunsiran2 均等に3裂するのでもないらしい。

不思議な姿をしていました。

あまりアップにしすぎるのも花には失礼かな?

0405kunsiran3 全体の姿も見てあげてください。

子宝草(コダカラソウ)

0402kodakarasou1 コダカラソウです。

十字対生というのでしょうか、2枚1対の葉が、次々と直交しながらつきます。

葉の縁からも新しい葉が出るのはまた楽しいのですが、今回ちょっとタイミングがずれたかな?という葉っぱを見かけました。

0402kodakarasou2 なんだか、少し違うんだなぁ。

どうしちゃったんだろう?

こちらもコダカラソウで間違ってないと思うのですが・・・。

オオクロバエ

0402hae1 苦手な方はサムネイルをクリックしないでください。

大丈夫という方は大きな画面を見ていただいて、今回は翅に注目していただきたいのです。

翅に虹色が見えますでしょ。これは、シャボン玉の色と同じ原理です。無色透明の極めて薄い翅の表面と裏面で反射した光が干渉して虹色を発色させているのです。光の干渉による色、という意味では、この発色はタマムシやモルフォチョウの翅の輝きと同じものです。

ハエの翅は、おそらく、普通のシャボン玉よりずっと薄い膜だと思います。その薄い膜の翅を高速で動かすのですが、膜だけでは強度が足りません。

翅には翅脈という細い管が通っています。中空の管は、同じ直径の棒より強いのですね。ですから、翅の運動を支えられるのです。

嫌われ者のハエですが、その飛行は完成形です。驚嘆に値する飛行能力です。

もしよかったら、たまにはその極限の飛行能力を観賞してやってください。

ドウダンツツジの葉芽

0402doudantutuji ドウダンツツジの葉芽です。

このドウダンツツジ、ずいぶん昔に破棄されていたのを拾ってきて植えたのですが、一回だけかなぁ、花が咲いたのは。

以来、花は見せてくれませんが、美しい緑を楽しませてくれます。

どうだん‐つつじ【満天星】ツツジ科の落葉低木。高さ4~6メートル。暖地に自生するが、観賞用に栽培。葉は枝先にやや輪生状に付く。春、若葉とともに、壺状で帯黄白色の花を多数下垂。紅葉が美しい。ふでのき。どうだん。<季語:春>

2008年4月 4日 (金)

缶をつぶしてみました

0317can1

言わずと知れた缶です。ただしかかしさんはアルコール飲料は飲みませんので、誰かが飲んだのです。

この模様ですが、「ダイヤカット缶」というのだそうですね。

この模様を見たときに、「この缶をつぶしたら、この凹凸模様の形に折れ、畳まれてしまうのではないか」というような気がしたのです。

そこでやってみました。詳しいやり方は、私のホームページでお読みください。思い立ったら10分もあればできます。

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/42nd/sci_42.htm

結果をご覧ください。

0317can2

残念でした。凹凸模様に関係なく、グシャっとつぶれてしまいました。

実は、私の頭の中に、朝日新聞の科学面の記事があったのです。一部を引用します。

世界に飛び出せ折り紙工学:2007年12月17日

「ペットボトルは、かさばって捨てにくい。何とかなりませんかね」。京都大の野島武敏博士(構造強度学)は、大学の事務方から相談された。98年ごろだった。

「いっそ、最初から折りたためる構造にしておけばいい」

折り紙で遊んだ経験をもとに、ボトルの折りたたみ方をあれこれ考えた。たどりついたのは、ボトルの形や折り方の細部を決めてから連立方程式を解き、折る方向や角度を導き出す「理論」だ。

さっそくボトルに見立てた円筒を試作した=図。ねじりながら折りたたむので、ほとんど力がいらない。捨てる時に便利なだけでなく、飲み残す場合も、空になった部分を折りたためば余分な空気を追い出すことができる。

Origami

この図が頭にあって、缶をつぶしたら模様に従ってクシャッとつぶれるのではないかと思ったのでしたが、そうはなりませんでした。

これはラセン型の折り紙になっているのですね。

「氷結」の方はらせんではありませんし、むしろ強度を増してつぶれにくくしているのです。

朝日新聞の2008年2月3日の日曜日のbe「技あり」に「氷結」のダイアカット缶の話が載りました。引用します。

ダイヤカット缶:薄くて丈夫「吉村パターン」
 キリンビールの缶チューハイ「氷結」でおなじみのダイヤカット缶は、ゴミ箱に行く運命からよみがえった技術だ。
 あのギザギザ模様は、円筒形を上から踏んづけるとできる。真上から見ると正多角形が互い違いに積み上げられた形だ。考案者の名前をとって「吉村パターン」とよばれる。
■理想の11角形
 三浦公亮・旧宇宙科学研究所名誉教授は、米航空宇宙局(NASA)でロケットを研究していた66年ごろ、吉村パターンがあると横方向の強度が増すことに気づいた。「折り目が棒のようになって補強されるんです」
 三浦さんの論文は、80年代後半、缶の軽量化を目指す東洋製缶の研究者の目にとまった。
 コーヒーや茶の缶は、加熱して水蒸気で空気を追い出した状態でふたをする。中が真空に近づくので、頑丈なスチール缶でないとつぶれてしまう。吉村パターンなら、缶を薄くしても強さを確保できるのでは――。
 研究者はシミュレーションを重ね、強度や容量の面で最適なパターンを探った。その結果、パターンに含まれる多角形を11角形にすると、強度が円筒の3倍で理想的だとわかった。
 問題は、毎分1700缶もつくる高速の製造ラインに対応できるかだった。試行錯誤の末、外側から半円形の大きな型、内側から円筒形の小さな型ではさむ方式にした。
 缶の側面の厚さは0.19ミリから0.15ミリになり、3割も軽くできた。だが、あまり売れずに事業は頓挫した。同社の大塚一男生産技術部長は「へこんでいる缶というイメージやデザインがゆがむことが原因かもしれない」と振り返る。
■果汁との戦い
 炭酸飲料のアルミ缶をダイヤカットにするアイデアも出た。ただ、アルミ缶は飲料中の二酸化炭素の圧力で風船のようにふくらんで強度を保つ。試作品に炭酸飲料を詰めたらギザギザ模様が消え、平らな缶になってしまった。そもそもアルミ缶は薄いから省資源効果もなく、ダイヤカット缶は放置された。
 研究所の大掃除の際、試作した缶を処分することになった。捨てるときは中身を出さなければいけない決まりだ。ふたを開けると、プシュッという音とともにギザギザ模様が戻った。「おもしろい」。飲料メーカーに売り込むとキリンが興味を示した。  「ビールと思って耐久試験や品質試験をしていたら、途中でチューハイだと言われて青ざめました」と大塚さん。チューハイに含まれる果汁は酸性度が高く、金属を劣化させやすい。試験をすべてやり直した。
 キリンは「氷結」で缶チューハイのトップに躍り出た。
〈メモ〉 キリンビバレッジのコーヒー「ファイア」シリーズのスチール缶にも05年からダイヤカットが登場した。200ミリリットル缶は11角形。氷結シリーズの350ミリリットル缶は13角形。アルミ缶は開封すると形が変わる。
〈ひとこと〉 三浦公亮さんはアルミのダイヤカット缶について「商品は不思議」と話していた。本来の省資源目的に関係ない方が売れてしまうとは皮肉なことですね。(鍛治信太郎)

というわけで、「氷結」の缶は内圧が下がってもつぶれにくいものだったのです。でも、私の「缶つぶし」では耐えきれず、全体がグシャっとなったわけです。大気圧の強力さを実感しました。

猫の眼

0103kagayaki 白黒猫のラン太くん。

フラッシュの光がタペータムで反射されて返ってきた色は「緑」

0314kagayaki 茶猫のチャコちゃん。

フラッシュの光がタペータムで反射されて返ってきた色は「茶」

これは瞳(光彩)の色ではありません。とくにラン太の眼を見ていただければ、光彩ではなく瞳孔が光っているのがよくわかると思います。

タペータムの色は体色と関連があるようです。

光彩ではなく、瞳孔を光らせた写真をみなさん撮ってみてください。

「ねり からし」のフタ

0218karasi1 これ、隠すまでもなく、S&Bの「ねり からし」です。何でこんなものを撮ったのかな?とお思いでしょう。

キャップの下のところに「すぐ開きキャップ」と書いてあるのが見えるでしょうか?

0218karasi2 キャップを外したところです。

どうしたの?でしょ。

よく見てください。ねじの山がやけに急じゃないですか。円周の2/3くらいの長さしかありません。

このせいで、ちょっとひねると、確かに「すぐ開く」のです。普通ねじキャップって2回転くらいしないと、キャップが外れないですよね。ところが、このねりからしのキャップは、キャップを指でつまんで手首をひねる、という感じで外れるのです。

0218karasi3 こちらはキャップの内側。

ねじの山が、やはり円周の2/3くらいしかないですよね。短い。

ところで、朝日新聞にこんな記事があったのです。

    回転、必要なし ねじ式フタ、30度で開閉 東京のベンチャー(2008年1月10日)
 「ねじ式のフタの開閉には2回転半かかる」。こんな常識を覆す容器を、ベンチャー企業の「3Rプロデュース」(東京都足立区)が開発した。開閉に必要なのは従来品の30分の1の約30度。すでに特許も取得。化粧品のクリーム容器などへの利用を想定しており、「フタの新たな標準に」と意気盛んだ。
 今春にも、丸紅と製缶大手の大和製缶の協力を得て発売する。09年度の売上高は10億円を見込んでいる。
 新技術の名称は「ワン・プッシュ・コネクター」=写真。通常は平行に切るネジの溝の角度をわずかに変えることで、少し回すだけで開閉できるようにした。現在普及しているネジ式のフタは米国で60年代に飲料容器向けに生まれたとされる。密閉性に優れるものの、開閉には2回転半回す必要があった。
 新技術だと、閉めるだけなら片手でもOK。例えば美容クリームなどの容器に使った場合、片手がふさがったままでも簡単にフタを閉めることができる。密閉性をさらに高めて、市場規模が大きい飲料用ペットボトルへの利用も目指す。

この記事を読んだ記憶があって、からしのキャップが「すぐ開く」ことに気づいた私は、「ワン・プッシュ・コネクター」なのかな?と思ったわけです。でも、なんだかまだ開発されたばかりのようだし、違うかもなぁ、とも思いました。

そこで、からしを使い切るのを待って、回転角を測ってみました。

0313karasi3

きちっと閉まったところで、キャップ側とチューブ側の同じ位置に、油性ペンでマークをつけます。

ここからゆっくりキャップを回転させて、時々引いてみて、キャップが抜ける位置を探しました。

0313karasi4 抜けたところで、キャップについたマークに対応する位置をチューブにもつけます。

さて、ご覧ください。120度ですね。

キャップを120度回転させると、抜けるということです。ねじ山が円周の2/3くらいだということに対応しています。そりゃそうだ。

「『ねじ式のフタの開閉には2回転半かかる』こんな常識を覆す容器」ではあるようですね。S&Bさんもきっと特許か実用新案か、何かを取っていると思うのですが。

「2回転半」は900度の回転ですから120度でもずいぶん簡単に開きますよね。「すぐ開きキャップ」という命名は伊達ではありません。

でも、新聞記事にあった「ワン・プッシュ・コネクター」は30度で開くそうですから、からしのフタは「ワン・プッシュ・コネクター」ではないことが分かりました。

「ワン・プッシュ・コネクター」に比べれば回転角は大きいけれど、ホントひとひねり、という感じですから、S&Bさんももっと大々的に宣伝したり、いろんな容器に使って広く知らせればよかったのにね。

ダンパー

0224soudensen1 雪谷のスーパーの前でこんなものを見かけました。

これは送電線のよじれ防止のダンパーというものではないかと想像します。

http://blog.livedoor.jp/outdoor_activities/archives/50208571.html
 から引用します。

ねじれ防止ダンパーといい、電線に雪がつくのを防ぐ(注)。鉄に亜鉛をメッキしてある。重りの両端幅は39~45cmある(ハンガーの幅に相当)。重りは10kg~22.5kgあり、写真は10kgと推定される。

(注)送電線着雪防止装置の原理
 着雪防止装置は、難着リングと難着リングの効果を高めるねじれ防止ダンパーからなる(ダンパーは、ゴミなどを落とすものという意味)。電線は複数の線をねじり、よっている。雪は、電線のねじれに沿って回転しながらバームクーヘンのように成長しようとする。雪の回転力は電線を回すほどだ。
 そこで、電線の途中にプラスチックでできた難着リング(写真を拡大すると竹の節のように見える)をつけ、このリングで雪を細かく剥いで落とす。ねじれ防止ダンパーの重さ(10~22.5kg)によって、電線のねじれを防ぎ、難着リングの効果を高める。

ということなのです。ただねぇ、ここにダンパーがあることがよくわからないのです。豪雪地帯というわけでもなし・・・。

0224soudensen2

送電線ではあるのです。池上線の上のあたりを走っていく送電線です。

唐突な気分にさせられました。

2008年4月 3日 (木)

まとめて

少々書き疲れてきましたので、3つまとめて載せます。

0401syaga 0401mukuge                

0401kinkan

左から「シャガ」「ムクゲ」「キンカン」です。

◆しゃが【射干・著莪】アヤメ科の常緑多年草。山地の陰地斜面などに群生する。高さ30~60センチメートル。厚くて光沢のある剣状の葉を叢生。花はアヤメに似るが小形、白色で紫斑があり、中心は黄色。果実を結ぶことなく、地下茎でふえる。漢名、胡蝶花。<季語:夏>[広辞苑第五版]

まぎらわしいのは苦手ですが、シャガはわかります。

◆ムクゲとフヨウが実はあまりくっきりとは識別できていない私です。枝分かれして、横にも広がり、「木だ」、というのがフヨウで、縦に並んだ茎が立っているのが「ムクゲ」と今のところ理解しております。上中の写真のは、枝分かれせず、縦に立った茎の先端の葉芽です。逆光を利用して輝かせて撮りました。

ウィキペディアもご覧ください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%99%E8%93%89
同属のムクゲと同時期に良く似た花をつけるが、直線的な枝を上方に伸ばすムクゲの樹形に対し、本種は多く枝分かれして横にこんもりと広がること、葉がムクゲより大きいこと、めしべの先端が曲がっていること、で容易に区別できる。

◆キンカンは、池上本門寺の植木市で買ってきたものです。ずいぶん昔のことですが。

きん‐かん【金柑】ミカン科キンカン属の常緑低木。中国から渡来、暖地で栽培。高さ約2メートル。葉は長楕円形、葉柄は狭い翼をもつ。夏の頃、葉腋に5弁の小白花を開く。果実は小形で冬に熟して黄金色となる。生のまま、または煮て食べる。酸味が強い。ヒメタチバナ。漢名、金橘。<季語:秋> 。

今シーズンは、手が届くあたりの実は全部鳥たちに突かれてしまいました。いままでにないことでした。狭い庭の生態系なので、あまり鳥に入り込まれたくないのです。生態系の底の方を支える昆虫が食べられてしまいます。

マンション建設の余波か、少し鳥の活動が変化したのではないかと感じています。

チロリアンランプ

0401tyroleanlamp 去年初めて見て始めたばかりの「かかしさんの窓」で大騒ぎしたチロリアンランプを、我が家にもお出で願ってあるのですが、これ、蕾です。

うまく咲けるかなぁ。期待しながら眺めています。

ぼけ

0401boke 我が家の小さな鉢に植わったボケです。まだ咲いていません。

ぼ‐け【木瓜】バラ科の落葉低木。中国原産の観賞植物。高さ1~2メートル。枝にはとげがあり、葉は長楕円形。春、紅色・淡紅色・白色または絞りなどの五弁花を開き、リンゴに似た硬い果実を結ぶ。もけ。「木瓜の花」は<季語:春> 。「木瓜の実」は<季語:秋>[広辞苑第五版]

また後日、ご報告します。

キンモクセイ

0401kinmokusei1 0401kinmokusei2          

我が家のキンモクセイです。新芽がいっぱい立ち上がっています。花ももちろんきれいでよい香りですが、今、春を謳歌する新芽の美しさにもみとれてしまいます。

かかしさんの窓でも去年ご紹介しています。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_65b2.html

また、花の季節になったら、新たなアングルを探してみましょう。

きん‐もくせい【金木犀】モクセイ科の常緑小高木。中国原産の観賞用植物で、古くから庭木とされる。高さ約3メートル。葉は狭い長楕円形、革質で堅い。雌雄異株。日本のものはすべて雄株で結実しない。秋、橙黄色で芳香の強い小花多数を開く。漢名、丹桂。<季語:秋>[広辞苑第五版]

ツクシ

我が家の庭に連れてきたのが、定着したかな。

  つくし【土筆】スギナの地下茎から早春に生ずる胞子茎。筆の形をし、食用とする。つくしんぼ。筆の花。古称、つくづくし。<季語:春>[広辞苑第五版] 0401tukusi1

つくし全体は、胞子茎(別の生物の本では胞子葉)です。

この、先端の膨らんだ部分は「胞子嚢穂」と呼ばれる部分です。

0401tukusi2 拡大すると、白いひだのようなものが出ていますね。

このひだのようなものが「胞子嚢」です。

胞子嚢がついている茶色い板状の部分は「胞子嚢床」です。

つくしの胞子がまた面白いものでしてね。丸い胞子に、「弾糸」と呼ばれる糸が十字についていて、湿った空気に触れると糸が丸まり、乾くと伸びるのです。

乾燥した空気中では糸が伸びて風をはらみ、遠くへ飛んでいくのでしょう。

私のホームページでご覧いただけます。よろしければどうぞ。

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/1st/sci_1.htm

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/Movies.htm

ところで、ツクシがあればとうぜんスギナもあるはずですよね。

0401sugina

ありました。

すぎ‐な【杉菜】トクサ科の多年生シダ植物。温帯に広く分布し、極めて普通。長く横走する根茎から直立した地上茎を生じ、輪状に枝を出す。茎は緑色で節に鱗片状の葉をつける。春、淡褐色の胞子茎を出し、これが土筆ツクシで、食用。全草を利尿薬とする。接松(ツギマツ)。漢名、問荊。<季語:春>[広辞苑第五版]

スギナの方は「栄養茎」と呼ばれる部分です。ツクシとは当然地下でつながっています。

「ツクシ誰の子、スギナの子」とかいいませんか?

スギナをちょっと引っ張ると、節というのか、つなぎ目というのか、すぐ抜けますよね。その上でもう一回そっと差し込んで、「どこで切れてるか?」などと当てっこしませんでしたか?

50年以上昔のこととて、定かな記憶ではないのですが。

2008年4月 2日 (水)

青面金剛

沼部の密蔵院は「沼部庚申密蔵院」という呼び方もあったりして、庚申堂があったのです。今は「金剛尊院」という名になっているようです。経緯については下の密蔵院のホームページを読んでください。

http://www.mitsuzo-in.jp/koushin.html

その建物の中に入る気はなくて、外にある石像の写真を撮ってきました。

 0328sekizou1 0328sekizou2                     

どちらも「青面金剛」のようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E9%9D%A2%E9%87%91%E5%89%9B
によりますと

庚申講の本尊である青面金剛の像容は、一面三眼六臂で、手足に蛇が巻き付く姿が一般的で・・・

とあるのですが、この石像は一面ですが三眼には見えません。六臂ですね。

http://www.kcn-net.org/koshin/ks/kind.html
によると

手に、輪宝、鉾、羂索、蛇、弓矢、金剛杵、日月、劒などを持つ

とありました。このうちのいくつかを持っておられるようです。

0328sekizou3 0328sekizou4             

このような石像もありました。

私のようなへそ曲がりとしては、朽ちていくものに美を感じます。崩彦などと名乗るのもその表れでしょう。崩れていく男、という意味ですからね。

宇宙に不変なるものなどありはしない、すべては変わり朽ちていく、と思っております。

石の像でも例外ではないわけで、雨にあたり風に吹かれ、凍り、陽光に熱され、朽ちていくのが本来のあり方でしょう。

今は人の手になる木の建物の中に保護されていても、億という年月の果てには砂粒になることに変わりはないでしょう。

世界遺産とか、そういうものにあまり興味はないのです。いずれ朽ち果てる、その過程にせめてほんの短時間でも立ち会えるのならば、それはそれでうれしいことだと感じています。

朽ちていくものに執着するよりは、朽ちていきはするのだけれども、それでもそれを作らざるをえなかった人の「こころ」を観照したいと願うものです。

イチョウの葉芽

我が家にはイチョウの盆栽があります。

                                  

Ityoubonsai

これは、去年の写真なのですが、いくつかの鉢に高さ30cmくらいにそろって生えています。

じつはこれ、実生なのです。

もう30年以上も前、世田谷に住んでいたころ、家のそばに、「駒繋神社」という神社がありまして、その周辺で秋になると銀杏がいっぱい落ちるのですね。

結婚した年の秋やら、子らが生まれた年の秋やら、いろんな時に銀杏を拾っては、土に埋め、発芽させて育てたものです。

伸びすぎないように、30cmくらいで背丈を詰めていたら、もうそれ以上の高さには伸びなくなりました。世話もしていないのに、なんとかかんとか生き延びて、今の季節、新芽がつきます。     

下の3枚は今年の撮影です。                                                      0327ityou20327ityou1   

0402ityou

           

左の2枚は3月27日撮影。

右は4月2日撮影。

ちいさいけれど、イチョウの葉の形が見えてきましたね。

「歴史」がここに生きています。

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タネをまくのは面白い。ミカンや、ビワや、イチゴや、落花生や、アボカドや・・・、何でもかんでもまいてみると楽しいですよ。実生の果物は遺伝子が親とは異なりますので、人間にとっての味がおいしいとは限りませんので、悪しからず。

アジサイの葉芽

0327ajiasi_2 ぐんぐん成長中。

墨田の花火という品種のアジサイです。

中心から命の力が湧き出してくるようで、今の季節の若い芽が大好きです。

ムラサキダイコン

ムラサキダイコンだと思うのですが・・・。ムラサキナタネとかムラサキナズナとかいろいろあって、すぐ混乱するかかしさんです。

0322murasakidaikon1 これは、まだ咲きはじめ。

花が巻いています。

この巻いた状態を正面から見ると

         

0322murasakidaikon2 こうなります。

互いに相手をまきこんでいるのがわかります。

0323murasakidaikon3 開いたところがこれ。

0323murasakidaikon4 花の横姿はこうです。

いかがでしょうか?

これ、ムラサキダイコンでいいでしょうか?

http://www2u.biglobe.ne.jp/~arumisen/flower2/Murasaki.htm によりますと

諸葛菜(しょかつさい)  Orychophragmus violaceus  
     別名:むらさきはなな、むらさきだいこん、はななだいこん、
        おおあらせいとう、しきんそう(紫金草)  中国原産の1~2年草。江戸時代には渡来し、栽培されていた。
 高さ20~50cm、葉は茎を抱くように付いている。花期は4~5月で、直径1.5~2.5cmの淡紅紫色の花を次々に無数に咲かせる。葉の大きさも幅4~8、長さもまちまちである。
 蜜もかなり出るのか色々な種類の蜂がやって来る。

写真もありますので比べてみてください。

例によって、オシベメシベの様子はどんなかな?とのぞかせてもらいました。

0329murasakidaikon こんな感じでした。

1本の白いメシベに、5,6本のオシベがあるようですね。

お稲荷さんの境内

お稲荷さんの桜をご紹介しました。その時は桜に集中していましたので、他のことには触れませんでしたが、面白いものを見つけたのです。

0330kitune2  階段下の最後の鳥居のすぐ内側に「お狐さん」が一対ありまして。

祠に向って左にいるのがこれ。

こちらはオスですね。

玉を右手でおさえています。

祠に向って右にはメスがいるのですが

0330kitune1_2 0330kitune3                            

子狐を膝に乗せて遊ばせているのです。

子狐に手をのせて、いつくしんでいるようです。

以前、白山神社の狛犬が雌雄一対、子ども連れなのをご紹介したことがありますが、お稲荷さんの狐も子連れでした。

結構、夫婦一対、子をいつくしむという、優しい構図が昔の人は好きだったのですね。なんだか、微笑ましくて、いいものを見た、という気分にさせてもらいました。

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0330ido この写真を見て、ああアレか、とすぐに了解できる方は、失礼ながら私と同年輩でいらっしゃいましょう。

これ、井戸の手押しポンプですね。

右の斜め下に出ているのがポンプを上下させる柄です。

左側は水が出る口です。

http://www.rainworld.jp/idopump/index.html

ここに、手押し井戸の解説がありますし、私の写真ではカバーが掛けられて見えない、本体部分も見られます。

また、私のホームページ「案山子庵雑記」のなかでも詳しく解説していますのでぜひご覧ください。↓

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/19th/sci_19.htm

いずれにせよ、懐かしいものを見ました。楽しいひと時でした。

2008年4月 1日 (火)

ササグモ

0327sasagumo 暖かくなってきてよく見かけるようになりました。

葉っぱの上でじっとしていることが多いようです。

そのうち、色がもう少しきれいな緑になると思いますが。脚のトゲが特徴的ですね。

頭の上部の単眼がくっきり写りましたのでご紹介します。

アリグモ

0328arigumo1 これはたぶんアリグモだと思います。

ドアを開けたら、ドアの下端の隙間に入っていたのが出てきました。

一瞬アリかな?と思わせる色と形と大きさです。よく見ると脚が4対ですからクモです。

すぐに逃げ出そうとしたので、「ちょっと待って」と、ふっと息を吹きかけたら・・・

0328arigumo2

「私は死んでいる」と擬死を始めてしまいました。

「ごめん、驚かす気はなかった」とながめていたら、しばらくして擬死状態を解いて、さっさと立ち去りました。

クサギカメムシ

0327kusagikamemusi1 3月27日、天気のよい日の日溜まり。

ふと足元を見たら、私の脳の「パターン認識」に、「あれ、カメムシ!」と引っ掛かりました。

膝をついてよく見ると、クサギカメムシです。

0327kusagikamemusi2 頭部の接写ができました。というのも、クサギカメムシ君はまだあたたまりきっていないらしく、動きがとてもゆっくりだったのです。

複眼はすぐわかりますね。

複眼の内側に赤い丸が一対あります。こういう位置で、赤いとなると、おそらくこれは「単眼」でしょう。初めて見ました。

さらに正面から接写を試みたら

0327kusagikamemusi3 六角形の複眼の配列が見えますねぇ。

マクロレンズの威力にびっくりしています。

去年の9月に、かかしさんの窓でクサギカメムシの卵をご紹介しています。ご覧ください。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_c223.html

つつじ

0321tutuji 3月21日です。

なんだかなぁ、早すぎませんかねぇ。

そんな気がします。

(多分)ニオイイリス(だと思いますが)

 似たものどうし、どちらがどうかと判断に迷う場合のたとえに「いずれがアヤメかカキツバタ」 という言葉が使われますが、私には全然わからなくなりました。

3月21日、白山神社の境内での写真です。

0321nioiiris1

何?アヤメ?菖蒲?

ここは湿地ではありません。

0321nioiiris2 近寄ると・・・

花弁の「毛」が特徴的です。

オシベ・メシベの構造が見えません。

0321nioiiris3

これは花芽。

0321nioiiris4

接写。

不思議な装飾を施した花弁です。

0321nioiiris5

一緒にいた妻が、花を手で開いて見せてくれているところです。

普通の花の構造がない!どうなっているんでしょう?

謎の花なのでした。

そうして、いくらなんでも早すぎない?という気もするんですが、いいのでしょうか?

家で検索して調べたら、どうも「ニオイイリス」が一番可能性が高いように思えますので、そういう表題にしました。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~homepagehide3/torituyakuyou/nagyou/nioiirisu.html
から引用します。

ニオイイリス[匂いイリス] 別名 オリス(orris 英名)、シロバナイリス(白花イリス)、シロバナイチハツ(白花一八/一初/鳶尾)
分類:アヤメ科 アヤメ属
原産地:地中海沿岸
  ドイツアヤメ(独逸菖蒲:別名 ジャーマン・アイリス)の変種で、このドイツアヤメと同時期の明治初期に、日本に渡来しています。
生薬名:イリスコン(イリス根)
薬用部分:根茎
成分:精油(イロン、オイゲノール、メチルオイゲノール他)、デンプン、脂肪油など
適用:健胃、利尿、去痰薬、香料(ギリシャ・ローマ時代から香水として利用されていました。)
名前の由来:根茎から香料を取るためのものとして渡来したので“匂い+イリス(学名のラテン語読み)”と名付けられたが、実際には、ドイツアヤメや他のアイリスと同様に観賞用に栽培される。
学名(属名)のイリス(Iris)はギリシャ語の“虹”の意で、ギリシャ神話の虹の女神“イリス”に由来し、このイリス属は花色が多彩で、色鮮やかなので、虹を連想させることから付けられた。
ギリシャ神話の虹の女神“イリス”はゼウスとヘラの従者で虹の架け橋を上下して、有事に神々の使いとなって、オリンポス山と人間界との橋渡し役を引き受ける女神です。
この女神が地上に降りて姿を変えたのがイリスで、そこから花言葉の“使命”が生まれました。
香料としての利用:地中海沿岸地方原産のムラサキイリス、ニオイイリス、シボリイリスの3種が栽培されていて、シボリイリスが香料原料として多く利用されており、イタリアのフローレンス地方が生産の中心地です。
3年、生育した根茎を洗浄、剥皮、天日乾燥後、2~3年間貯蔵すると、収穫直後の青臭い馬鈴薯のような香りがイリス特有の強いスミレに似た香気に熟成されます。
これを粉砕、溶剤抽出してレジノイドを得、さらにエタノール処理をすると溶解性の高いアブソリュートレジノイドイリスが得られます。
また、水蒸気蒸留で、常温で固体のイリスコンクリートが得られ、これをアルカリ処理して得たものをイリスアブソリュートといい、最も高価な天然香料の1つで香気的にも蒸留品の方が好まれています。
イリスの香気成分として最も重要なものは、イロンです。
他には高級脂肪酸とそのメチルエステル類、ベンジルアルコール、リナロール、ゲラニオール、などが含まれています。
合成イロンのが出来るまではスミレに似た香気を表現する重要な香料として多用されていましたが、高価なため徐々に減少し、現在では高級な香水のみに使用されています。

以下、広辞苑第五版からの引用を連ねます。

あやめ【菖蒲】①アヤメ科の多年草。やや乾燥した草原に群生。また、観賞用に栽培。根茎は地下を這い、毎年、剣状の細長い葉数枚を直立。5~6月頃花茎の頂端に紫色または白色の花を開く。外花被片の基部には黄色と紫色の網目があり、虎斑トラフと呼ばれる。ハナアヤメ。<季語:夏>
 ②ショウブの古称。伊勢物語「―刈り君は沼にぞまどひける」
 ③襲(カサネ)の色目。表は青、裏は紅梅。(桃華蘂葉)
 ④蛇の異名。(蛇の姿を、菖蒲が蕾(ツボミ)を持ってのびた茎に見立てた、隠語的な性格の語。平安朝、後冷泉天皇時代に、若い女性の間に流行し、院政期には死語化していた)

しょう‐ぶ【菖蒲】サトイモ科の多年生草本。根茎は水底の泥中に横たわり、葉は長剣状で80センチメートル余。初夏、花茎の中程に黄緑色の小花を棒状に密生。葉は芳香があり、端午の節句に菖蒲湯(シヨウブユ)とする。根茎を乾して「菖蒲根」と呼び健胃薬とする。古くは「あやめ」と呼んだが、アヤメ科のアヤメ・ハナショウブの類とは葉の形が似るだけで、全くの別種。葺草。軒菖蒲。漢名、白菖。<季語:夏>

かきつばた【杜若・燕子花】(古くは清音)
 ①アヤメ科の多年草。池沼や湿地に生じ、高さ約70センチメートル。葉は広剣状。初夏、花茎の先端に大形の花を開く。色は通常紫または白。大きな3枚の外花被片には中央に1本の白線が入る。観賞用。貌佳草(カオヨグサ)。<季語:夏> 。万葉集7「―衣に摺りつけ」
 ②襲(カサネ)の色目。山科流では、表は萌葱モエギ、裏は紅梅。または、表は二藍(フタアイ)、裏は萌葱。
 ③紋所の名。カキツバタの葉と花とをとりあわせたもの。

いち‐はつ【鳶尾・一八】アヤメ科の多年草。中国の原産。高さ約30センチメートル。葉は剣状、中央脈が隆起。5月頃、紫花または白花を開く。花被は6枚で、外花被に白色の突起がつく。観賞用。火災を防ぐという俗信から、わら屋の上に植えることがある。コヤスグサ。 <季語:夏>

はな‐しょうぶ【花菖蒲】アヤメ科の多年草。ノハナショウブを原種として、日本で改良された。高さ約80センチメートル。葉は剣状でとがり、平行脈と中肋脈がある。初夏の頃、白・桃・紫色などの美花を茎頂につける。俗に「しょうぶ」というが、節句に用いるショウブ(サトイモ科)とは別。 <季語:夏>

アイリス【Iris】
 ①ギリシア神話の虹の女神。イリス。
 ②〔植〕アヤメ科アヤメ属の植物(その学名)。アヤメ・ハナショウブ・カキツバタ・イチハツの類。特に、外国種のダッチ‐アイリス・イングリッシュ‐アイリスなど。

結局、なんだかよくわからないままなのでした。

コブシ

0321kobusi1 ハクモクレンとモクレンを観察してから1週間ほどたった3月21日。

白山神社の前で白い花を見かけました。ハクモクレンだろうと思いつつ、写真に収めました。

0321kobusi2 つぼみの姿はモクレンとほとんど同じだと思います。

何枚か写真を撮っているうちに、なんだか違うなぁ・・・と違和感が生じてきました。

0321kobusi3 花の中の様子が違います。

中央のめしべだろうというものはよく似ていますが、取り囲むオシベだろうというものの色が違う、そのせいでしょう、花の中の雰囲気がずいぶん違います。

0321kobusi4 花を外側から見ると、花びらの付け根近くの外側の面に薄い紫の色が付いています。これもハクモクレンとは違う。

この時点では、花びらの枚数とか、花の根本の葉については気づいていません。

家へ帰ってからネットで調べてみたら、こんな記事がありました↓

http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C711118400/E1031786656/index.html
 

違い:本来、コブシは花弁が6枚、ハクモクレンは花弁が9枚。でも新しい品種ではこの数が微妙に違うことがある。決め手とはならない。
決め手は、コブシの花の直ぐ下に付く小さな葉っぱ。コブシの花の下には、小さな葉っぱが一枚必ず付くが、ハクモクレンには付かない。

そうなんだぁ、と思い直して写真を見たら、ナルホド、花の下に葉がついていますねぇ。

今回見つけたのは「コブシ」で確定していいと思います。

【辛夷】モクレン科の落葉高木。山野に自生、また観賞用に栽植。高さ約10メートル。早春、葉に先だって芳香ある白色六弁の大花を開く。果実は秋に熟し開裂、白糸で赤い種子を釣り下げる。材は緻密で器具・建築に、蕾は鎮静・鎮痛剤に、花は香水の原料に、樹皮・枝葉からはこぶし油をとる。ヤマアララギ。コブシハジカミ。(漢名「辛夷」は本来モクレンの称)。<季語:春> 。〈名義抄〉[広辞苑第五版]

そういう「目」をもって、再度白山神社へ行ってみました。

0328kobusi1 0328kobusi2              

ナルホド、今度は花のすぐ下の葉がちゃんと見えました。

知識がないと見るべきものも見えないのですね。

知識だけに頼っていると、見るべきものを見逃すこともあるのですが、でも、やはり知識は大切です。「見て知って、知って見る」ことが大事だと思い知りました。

モクレン

ハクモクレンをご紹介したマンションには、モクレンも植わっています。

0313mokuren1 植物の毛におおわれた蕾って眺めていてとってもほんわかして大好きです。

0313mokuren2 0313mokuren3          

              

           

        

【木蓮・木蘭】モクレン科の落葉低木。中国の原産。高さ約4メートル。まばらに枝を分つ。春、葉に先立って暗紅紫色6弁の大形の花を開く。近縁のハクモクレン・トウモクレンなどと同じく、観賞用に植栽。紫木蘭(シモクレン)。マグノリア(属名)。モクレンゲ。<季語:春>[広辞苑第五版]

mag・no・lia:{名詞} 植 モクレン,タイサンボクの類の木;うすいピンク色.
  Magnolia State [the ~]米国 Mississippi 州の俗称. [学研 パーソナル英和辞典]

季語は春ですが、女子学院でしたかの学園祭は秋に行われるのだったとおもいますが「マグノリア祭」でしたね。(40年以上も前、男子高校の生徒だったかかしさんは、女子校の学園祭にあこがれましたっけねぇ。フルイ。)

ハクモクレン

0313hakumokuren1 ここはさくら坂の標識のある交差点から少し坂を下ったあたりにあるマンションです。

ハクモクレンとモクレンが植えられていてきれいに咲いていました。写真は3月13日(木)です。

0313hakumokuren2 花に近づいてみました。

これは典型的なハクモクレンですよね。

    

【白木蓮】モクレン科の落葉高木。中国の原産。高さ5メートルに達し、葉は長楕円形。裏面に毛が多い。3~4月頃、白色の大形花を開く。花被は花弁・萼片合せて9枚で、6枚のコブシより多く、肉質で香りがよい。観賞用。ハクレン。ビャクレン。漢名、玉蘭。<季語:春> [広辞苑第五版]

そのうち、花が開ききって中が見えるものがあるのに気づきました。

0313hakumokuren3

こんな感じです。

ここのハクモクレンではこれ以上近づけなかったのですが、このマンションのすぐそばに、もっと低い位置に植えられたハクモクレンがあるのに気づき行ってみたら、目の前で花の中を見ることができました。

0313hakumokuren4 0313hakumokuren5               

オシベ・メシベなんだと思うのですが、ちょっと普通の花と感じが違います。

オシベが複数あってもごく普通のことですが、メシベが変!

1本のめしべに「太い毛のような構造物」がついているのか、メシベが複数あるのか、よくわかりませんでした。植物学の方でなら解決はついているのでしょうが、詳しくはなくて・・・。

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