3月3日ですね
雛祭りですね。
我が家には猫グッズがいろいろありまして、こんなお雛様もいらっしゃいます。
ところで、「お雛様」って誰でしょう?
「お内裏様にお雛様♪」という歌がありますから、お雛様とは女雛のことですか?
どうも、語感がしっくりこないのですが・・・。
「お雛様」って、雛人形セット全体をさすこともありますね。
私の語感では、「女雛と男雛の1対がお内裏様」じゃないかという気がします。
こちらは、オーソドックスな方で。(ミニ雛です。)
並び方もまぁ、どっちでもいいでしょう。
こちらは「玉雛」なんですが、見事に丸くて、転がりやすくて、男雛さんはちょっと、やんちゃに冒険に転げだして「怪我」をしました。
で、ちょっと手当てをした跡が残ってしまいました。最近は穏やかになられました。
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だいり‐びな【内裏雛】雛人形の一種。天皇・皇后の姿をかたどって作った男女1対の人形。3月の雛の節句に飾る。大内雛(オオウチビナ)。だいりさま。おだいさま。<季語>春 [広辞苑第五版]
やっぱりなぁ、男女一対で内裏雛なんだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%9B%E7%A5%AD%E3%82%8A
ウィキペディアから引用しますと
本来「内裏雛」とは雛人形の男雛と女雛の一対を指すが、男雛を「お内裏様」、女雛を「お雛様」と呼ぶ誤りは「うれしいひなまつり」の歌詞から一般化している。
だそうです。
「うれしいひな祭り」 を調べてみたら、「 山野三郎 作詞」と書いたものもありましたが、これは「サトウ・ハチロー」の昭和11年当時のペンネームだそうです。曲は「河村光陽 作曲」で、昭和11年(1936)の発表です。
んでもって、サトウ・ハチローさんのせいで、「男雛が内裏様、女雛がお雛様」という誤解が広まってしまったのですね。
なんかこう、語感にざらつきを覚えるのでした。
「親王飾り」という言葉もありますが、内裏雛=親王・内親王の一対だけを飾るものですね。
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朝日新聞の記事にこんなのがありました。
ひな祭りを前にハマグリ出荷最盛期 三重県四日市市
2008年03月01日08時01分畜養ハマグリで全国有数の出荷量を誇る三重県四日市市楠町で、ひな祭りのお吸い物などに使われるハマグリの出荷が最盛期を迎えている。(後略)
○六日の菖蒲(アヤメ):(5月5日の節句の翌日の菖蒲の意) 時機におくれて役に立たない物事のたとえ。「十日の菊」に同じ。六菖十菊。むいかのしょうぶ。平家物語11「今はなんのようにか逢ふべき。会(エ)にあはぬ花、六日の菖蒲(シヨウブ)」[広辞苑第五版]
○十日の菊:(菊は9月9日の節句のものだからいう) 時機に遅れて役立たないもののたとえ。「六日の菖蒲アヤメ」と同意。[広辞苑第五版]
五月五日は「端午の節句」、九月九日は「重陽」(「九」は陽の数だそうで、それが二つですから「重陽」)というわけで。
では、
「四日のはまぐり」というのはいかがですか?賞味期限が翌日に迫った食品をスーパーでは5割引などにして売り切ろうとしますが、四日のはまぐりだって、おいしいと思いますけど。ついでに割引してくれると「もっとおいしい」ですねぇ。
「八日の笹」なんてのはどうですか?
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