六郷用水にて
沼部駅前からさくら坂のほうへ少し歩くと、六郷用水跡にぶつかります。右へ行くと密蔵院の方へ行きます。こちらの水路は浅くてせまくて、あまり立派とは言えません。
左は東光院から中原街道の下あたりまで、こちらは深くて水量も多く、用水という感じがします。この用水を整備したときに、桜の若木が植えられました。20何年かまえのことです。当時は細くて頼りない若木だったのですが、今は木としての青年期か壮年期にさしかかったように思えます。
右に見える青い(緑青風の)屋根は東光院です。
花がもっこりついて、パワフルですね。さくら坂の桜がかなり透けすけになってきたのとは様子が違います。
さくら坂の桜は昭和5年ころに植えられたと聞きます。ですからもう、約80歳くらいでしょうか。ソメイヨシノとしては老木になってきているのでしょう。
このような桜が、六郷用水沿いにず~っと続いていますので、桜の花の観賞ならば、桜坂よりは六郷用水の方がよいのではないでしょうか。
ただ、ここの散策路も狭いんです。自転車同士のすれ違いもきついくらい。車いすで散策路に入るのはためらわれるような感じ。もっと心豊かな道づくりをしてほしいなぁ。
« 3月29日密蔵院にて | トップページ | お稲荷さんにて »
コメント