タネツケバナ
初めこれはナズナの成熟していないやつかな?と思ってしまったのですが、違いました。花はすこしぼけていますが、姿としてはこれが分かりやすい。
これはタネツケバナ(アブラナ科)です。
花だけ拡大するとこうなります。
田中修 著、「雑草のはなし」中公新書、1890によりますと
花が咲いたあと、細長い実ができ、中にタネが並んでいる。実は何本もでき、莢のような果実の中にタネを数個含んでいる。だから、多くのタネをつけるという意味で「タネツケバナ」と思っていたが、そうではないらしい。田植えの準備に種籾を水につける頃に花を咲かすので、「タネツケバナ(種漬花)」といわれる。
そうなんだぁ。
ところで、また、お客さんがいました。
お尻しか見えませんでした。アブラムシでしょうねきっと。
生長中の種のさやから、汁を吸っているのでしょう。
タネが並んでいるのがよくわかります。
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