架線の張り方
電車の話が続きます。(結構、電車好きですね、ワタクシ。)
電車は可能な限り直線に走りたいものなのです。では、レールがまっすぐになっているときに、頭上の架線もまっすぐでしょうか?
実は違うんですね。パンタグラフの1か所だけが架線と接触して摩耗してしまいますので、広く「擦り当たる」(変な言葉で済みません)ように架線は中心線から20cmくらいでしょうか左右に「ジグザグに張ってある」のです。
沼部駅です。向こうの陸橋は新幹線などの線路です。その向こうを見てください。カメラを構えた位置は右の架線の真下です。
どうでしょう?陸橋の向こう、曲がっているのが見えるでしょうか?
ズームアップしてみますね。
いかですか?曲がってますでしょ。
架線はジグザグに張ってあるのです。
こういう写真を撮れる場所は少ないし、踏切の中に立っての撮影ですから、多摩川線のようなローカル線で、次の電車までの時間が完全に把握できて、絶対安全な状態で撮影しなければなりません。
あまり真似をしないでください。
運転席の後ろで電車の中心線上に立って、電車の中から架線を見てもらった方がわかりやすいですよ。写真を撮るのは難しいけれど、安全だし、角度的にもわかりやすくなります。
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