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2008年2月 4日 (月)

立春

 今日は立春。昨日の雪の間は気温も上がらず、今朝の東京はこの冬初めての氷点下でした。以前は水道が凍結することもあるくらい寒い日があったのですが、最近は氷点下の日はひと冬に一回あるかないかです。

 以前にも書きましたが、立春を過ぎると、平年気温は緩やかに上昇し始めます。「立春。暦の上では春ですが、まだまだ寒い日も続きます」という常套句の中の「暦」という言葉を「旧暦」の意味だと思っていませんか?「立春」は太陽の暦です。去年の春分のときの太陽の位置から315度回った位置に、いま太陽がいます。この位置につけられた名前が「立春」なのです。あと45度まわると、いよいよ春分点に太陽がさしかかります。こういう太陽の位置を示す言葉が「二十四節気」なのです。

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気温も上がってきた昼ごろ、家の周りを一回り。生き物たちの姿を撮影してきました。

まずは、スズメさん。日向ぼっこ。草の実などを探しています。カラスがごみ集積場をひっくり返そうとするときは、うまくひっくり返すことに成功したらさっそくおこぼれにあずかろう、と近くで待機していますね。

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つぎはビヨウヤナギの芽です。

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雪の下で頑張っているユキノシタ。雪の端っこから顔を出していますが、大部分はこの雪の下に埋もれています。   

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同様に、雪の中で頑張っているカタバミ。

   

    

ヒメシャラの枝の先。葉芽が春を待っています。

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細かい毛が生えていますね。

ユキヤナギの芽の毛も好きですが、みんなそれぞれ工夫して冬を忍んでいるのです。

脱線:「忍冬」と書いてスイカズラですね。因幡晃さんの歌に「忍ぶという字は難しい、心に刃をのせるのね、時々心がいたむのは刃があばれるせいなのね・・・いとしい花なら忍冬・・・♪」という歌にもスイカズラが登場していましたっけ。

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椿のつぼみです。

さて、啓蟄はあと1カ月先の3月5日ですが、越冬中の虫さんに出会いました。

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詳しくはわかりません。

アブかハエの仲間でしょう。キョウチクトウの葉の上で日光浴をしていました。

下のはオオクロバエかな?サザンカの葉の上で日向ぼっこです。ハエというと嫌いな方も多いでしょうね。

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でもこんな季節に、ひっそり日を浴びて、体を温めている姿を見ると、私なんかは、とても愛おしい感じがします。

よく生きのびたね、もう少しの辛抱で春がくるよ、と励ましてあげたくなります。

一茶の句に「やれ打つな蝿が手をする足をする」というのがありますが、右の写真では、ハエが手をすっています。脚先のごみを取っているのでしょうけれど、よく観察していますよね。

アングルを変えていろいろ写真を撮っていたら、二月の蝿なのに「五月蝿い(うるさい)なぁ」といって飛び去っていきました。

一茶はハエが特に嫌いというわけではなかったでしょうが、昔の人って、好きではないものに対しても、大声あげて逃げ回ったり追い回して殺したりはせず、距離を置いて付き合う、という生き方を心得ていたように思うのですが。どうも、近年は、不寛容でいけない。同じ生き物同士、ほどほどにつきあっていけるといいのになぁ、と思います。

不寛容な「エコ」やら「地球にやさしい」って、けっきょくウソっぽいなぁ。と思うかかしさんでした。

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