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2008年1月16日 (水)

気温の谷底

1月も半ばを過ぎました。1年で一番寒い時期を迎えようとしています。ご覧ください。Kion1

この表は、日本の北から南まで幾つかの地点での「毎日の平年気温の谷底」がどこにあるかを示しています。(データは気象庁のホームページから取得しました。)

期間は1月~2月についてを調べました。

各地の、最高気温の平年値と、最低気温の平年値をエクセルで表にし、谷底になるセルに色をつけて見ました。最高気温の平年値の谷底のセルは「赤」で、最低気温の平年値の谷底のセルは「青」で色をつけてあります。(具体的な数値データは、この表には入っていませんが、後で提示します。)

見ていただくとわかるように、稚内から那覇まで、どこもおおよそ、大寒から立春までの間に、谷底を迎えます。(1月下旬から2月の初めにかけてですね。)

大寒ってホントに寒いんですね。

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「大寒」や「立春」というのは「二十四節気」の季節区分です。

にじゅうし‐せっき【二十四節気】太陽年を太陽の黄経に従って24等分して、季節を示すのに用いる語。中国伝来の語で、その等分点を立春・雨水などと名づける。二十四節。二十四気。節気。[広辞苑第五版]

二十四節気などというと、古い暦の言葉であって、古い暦はすなわち大陰暦なのだから、「月遅れ」で考えるとちょうどよいのだろう、と考えてしまいませんか?

実は「二十四節気は太陽暦」なのです。大陰暦は月の運行をもとにしていますが、月は季節とは関係がありません。季節をうむのは太陽です。

月の暦はちゃんと調整しないと、どんどんずれていき、季節と合わなくなります。ですから、1月がちゃんと冬であり続けるためには、太陽の運行と合うように調整しなければなりません。それが二十四節気です。

さしあたって、天動説的に話を進めますが、話は相対的ですから、当然地動説でもまったく同じ話になります。

太陽が黄道上の春分点を通過する日を「春分」と定めます。

しゅんぶん‐てん【春分点】黄道と赤道との交点のうち、太陽が南から北に向かって赤道を通過する点。赤経・赤緯および黄経・黄緯の原点。[広辞苑第五版]

ぶん‐てん【分点】〔天〕(equinoctial point) 黄道と赤道との交点。太陽が赤道を通過する点で、その南から北に通る点を春分点、北から南に通る点を秋分点という。[広辞苑第五版]

せき‐どう【赤道】 (equator)①地球の南北両極から90度を隔てた大圏。赤道上では、春分・秋分の頃、太陽は真上から照らす。また、緯度は赤道を基準として南北に測る。② 天球上の想像線で、地球の赤道面と天球との交わりをなす大圏。

春分点から春分点までの360度を24等分してそれぞれの位置に名前をつけたのが「二十四節気」なのですね。

名前自体は中国でつけられた名前ですが、その位置は歴史に束縛されるものではありません。

「大寒」は見事に「一番寒い時期」を示していますね。

そうして「立春」。まさに、谷底を脱して、少しずつ少しずつ、春へと向かい始める時なのです。気温はまだまだ寒いですけれど、「平年気温」という「30年間という長さの重みのある平均」でみると、もう上り坂にさしかかります。

やっぱり、うれしいですね。

気温データ入りの表を載せます。サイズが大きいので、全体を見るにはダウンロードしてみないといけないかもしれません。よろしく。

Kion2

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