反射板
標識です。
そろそろ夕方、薄暗くなってきた頃。
左はフラッシュなし。
右はフラッシュを光らせた撮影。
こういう交通標識は、電気を使わずに自動車運転者に情報を知らせるために、反射板を利用しています。
光を送ってきた方向に光を反射して返すのです。
どの方向から光を送っても、かならずその方向へ送り返すのです。
基本原理は、3枚の鏡を直角においたような配置、です。そうすると必ず、入射方向へ光が返ります。
アポロが月面に置いてきた鏡もこの原理。地球上のどこからレーザー光を送っても、送ったところへ反射光が返ります。
ステルス戦闘機はその裏をかこうという設計。直角や鋭角で交わる面をなくし、みんな鈍角で面が交差するので、レーダー電波を元へ戻しにくいのです。その上に電波を吸収しやすい素材も使っているのでしょう。
接写して見ましたが、六角形のセル構造までは見えますが、さらにその中の構造までは見えませんでした。
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