月
デジカメで月のクレーターが写るんですね。びっくりです。ISO-400にして、30分の1秒でのャッター速度優先で撮ったものです。
今、ここに写っているこの月の周りを、人間の手になる探査機が4機回っています。(実は写っているんです!!見えないけど。)
日本の「かぐや」「おうな」「おきな」、中国の「嫦娥(じょうが)」です。4機もいっぺんに集中しているというのは初めてのことです。
「かぐや」から撮影した「地球の出」「地球の入り」のハイビジョン画像がテレビで放映されました。感動的でした。
このあたりの話を、小学生のU君とやっている「理科おじさんの部屋」で書きましたのでぜひご覧ください。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/108th/sci_108.htm
ここです↑
そこでも書きましたが、これだけはということを一言。
もし月面に立っていたら、「地球の出入り」は見えません。
月がいつも同じ面を地球の方に向けているということはご存知でしょう。ということは、逆に月面の地球が見える位置に立ったら、ずっとほぼ同じ位置に地球が見え続けるのです。
「地球の出入り」が見えるのは、月の周りを周回しているからなのです。探査機が月面越しに地球の見える範囲に入っていく時が「地球の出」、地球が見えなくなる範囲に入るときが「地球の入り」です。
Earth-rise, Earth-set ということで、地球上で日の出日の入りを見るのと同じように、月面に立って見ていると、月平線から地球が昇ってくる、地球が沈んでいくのが見えると思わないでください。
[参考]じょう‐が【嫦娥】[淮南子覧冥訓]中国古代の伝説で、 ゲイの妻。 が西王母から得た不死の薬を盗み飲み、仙人となって月宮に入ったと伝える。
転じて、月の異称。[広辞苑第五版]
日本では月の模様を「うさぎ」といいますが、中国ではあの模様は「嫦娥」なんですね。
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