カンナ
カンナ【Cannaラテン】カンナ科の春植球根類。茎は緑色平滑で約2メートル。葉は大形の楕円形で先端が尖り、やや芭蕉の葉に似
る。夏秋、長い花茎に花弁様の雄しべを持つ花を総状につける。中南米産の原種からヨーロッパで改良され、品種が多い。また、広くはカンナ科カンナ属植物(その学名)で、中南米・インドなどに分布。ハナカンナ。オランダダンドク。[広辞苑第五版]
きれいですね。久しぶりにみたような気がします。
ところで、この写真をとるとき、デジカメのフラッシュが発光しました。(少し暗めだったのかな)。そうしたら、面白いものが写っています。パソコン画面で気づきました。
駐輪場に止めてある自転車の「反射板」が光っています。自ら発光しているわけではありません。
すべて、光を送り込んだデジカメへ向かって光を送り返しているのです。
反射板は鏡とは違います。鏡では垂直でない限り光は戻ってきませんね。ところが、自転車の反射板は、光を送った側に対して光を送り返してくるのです。
原理は90度に合わせた鏡のようなものです。入射方向に必ず光を送り返します。
自ら発光しなくても、自動車のヘッドライトなどに照らされれば、運転者の方向へ光を送り返すので夜でも目立って安全なのですね。
反射塗料とか、反射性の生地などもありますね。同じ原理です。道路わきの交通標識なども反射塗料が使われていますね。
アポロが月面に置いてきた鏡も同じ原理で、地上からレーザー光を送ると送った施設へ光を送り返してくるので、月面までの距離などが測定できるのです。(生半可な知識の人が、月面に鏡を置いただけで地球に正確に光を送り返してくるわけがない、月面着陸はウソだ、などといったようですが、無知をさらけ出した恥ずかしい発言でした。)
これを逆手にとって、可能な限り、送り手に送り返さないように工夫したのが「ステルス戦闘機」というやつです。ヒトの悪知恵は際限もないですね。
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