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駅表示の周りに、黒地に白の絵が描かれていますね。
これが、多摩川アートラインプロジェクトの一つです。
前回は、下丸子駅の羊を紹介しましたが、ネットで検索したら、近くの鵜の木駅の作品も紹介されていましたので、車でひとっ走り、写真を撮りに行ってきました。
同じように絵が描かれています。
ミジンコですね。
背中側に多分卵をもっているのでしょう。部分的にリアルです。
多摩川の河原にはいろんな種類のバッタがいます。
以前、六郷用水の取水口の近くへいった時、たくさんのトノサマバッタに出くわしたのは感動でした。
蝶です。何という蝶なのかな?
この絵からでは私にはわかりません。
キツネでしょうね。これはさすがに現在はいません。写真左端はチドリでしょうか。池上線には「千鳥町」という駅があります。多摩川の河原のチドリから由来する名前でしょうか。ちなみに50年ちょっと前、私は千鳥町駅の近くに住んでおりました。
カエルがいて、トンボがいて、チョウがいて。
おかげで、近寄ってじっくり観察できました。
絵の表面は凸凹しています。
どういうふうに作られたものかな、とよく見るとこれは「印刷」です。
大きな面に印刷したものを、巻いて貼ったものです。
柱の裏に回ったら、合わせ目がありましたので確実です。
それにしても、表面のテクスチャなど石のような感じで、印刷技術が必要ですね。
ネットで調べたところ、鵜の木にある「金羊社」という印刷会社が製作したものだそうです。
最後に、鵜の絵を2種類ご紹介。なにせここは「鵜」の木ですから。
多分、多摩川の河原やその近くに、鵜の集まる木や森があったのでしょうね。
この土地には、江戸時代のはじまる前に、江戸氏の一族の「うのき氏」一族が住んでいたそうです。当然、その名前も多摩川の鵜に由来するのでしょう。多摩川はアユがいっぱい住んでいましたし。
近くにある「光明寺」が うのき氏の菩提寺だったようです。
うのき氏は、当時の政争がらみで、この地を逃れ、東北方面に移動した一族と、九州の方へ移動した一族があったそうです。その関係で、あちこちに「鵜の木」の名や地名を残しました。
鵜の木町では、7月に「全国うのき祭り」というのをやっていますが、そういう歴史があってのことでしょう。
◆鳥としての鵜はちょっと変わっています。鵜の羽には油が少ないのです。ですから、水をはじかず潜水して川魚を追うには都合よくなっています。ですが、水から上がったとき、羽が濡れていますので、飛ぶ前に羽を乾かさなければなりません。羽が濡れているときの鵜は比較的捕まえやすい鳥らしいです。
「鵜の目鷹の目」という言葉がありますが、鵜の目は、水陸両用です。人が水に潜ると、裸眼では角膜の表面と水との間の屈折がほとんどなくなって、強い遠視状態になり、水中のものがはっきり見えなくなります。ゴーグルをすると、ゴーグル内の空気と角膜のさかいでの屈折が復活し、正視に戻ります。
ところが、鵜は水晶体の厚さを変えて屈折力を変える能力が高いので、裸眼で潜っても水中の魚がよく見えるのです。(鵜にはゴーグルは不要です。)
歩行者用信号です。
もちろん、左が以前からある電球式、右は最近普及しつつある発光ダイオード式です。
電球式では、グリーンの背景に白い人がたが出ていましたが、発光ダイオード式では暗い背景に、グリーンの人の形が浮き出ています。ネガポジではないのですけれど、何だか反転しました。
電球式では、ガラス面に描かれた人は、帽子をかぶっていてその鍔が見え、ズボンの裾もわかります。結構芸が細かい。
発行ダイオード式では、ドット表現ですから、それほど細かく描かれてはいませんが、「人間の眼」はこれを「同じ絵」として認識できますね。面白いものです。
同様に、赤も比べて見ました。
電球式では手が体側にくっついていたのが、ダイオード式では離れた表現になっています。
電球式では、やはり帽子の鍔が描かれているのですね。
写真でじっくり見るまでは気づきませんでした。
せんにち‐そう【千日草】 (夏から降霜期にかけて花が永く保つからいう) ヒユ科の一年草。インドの原産。茎は直立、高さ30センチメートルで、粗毛を密生。葉は対生し、長楕円形。茎頂・枝端に、普通紅色、まれに白色の球状の頭花をつける。古くから観賞用に栽培。千日紅。[広辞苑第五版]
10月24日が「霜降」でした。11月8日が「立冬」。11月23日が「小雪」。
今もこんなにいっぱい千日紅(草)が咲き誇っています。色のバリエーションがなくなって、みんなピンクの花ばかりになりました。夏の輝くような色はさすがにありません。でも、こんなにいっぱいなんですよ~。
なんだか、先へ先へと咲き伸びていって長くなってしまいました。
下の方は色を失って白くなっています。
それでもまだ、咲き伸びていく姿は健気ですね。
いつ完全に終わるのか、見届けたいと思います。
以前、トレニアの名前を教えて頂いて深く印象に残っています。
NHKの3chに「ミクロワールド」という理科教材番組があります。ひとつのテーマでたった5分の映像なのですが、中身の濃い、非常に良い映像を提供しています。
毎週火曜日の11:50から10分間、2つのテーマが放映されます。同じものが2週続けて放映されます。
来週、12月4日(火)と11日(火)は「トレニア」と「イチョウ」です。
番組ガイドから引用しますと
http://www.nhk.or.jp/micro/ja/frame.html
12/4(火)
12/11(火)イチョウ
実りの不思議
花粉は春雌花に取り込まれ、秋に成熟した精子が泳ぎ出し受精する。トレニアの花
雌雄の出会い
花粉管が伸び、中の精核と卵が融合していく様子などを観察する
私自身は録画してじっくり見るつもりです。植物や花のお好きな方はご覧になりませんか?
普通「おしべの花粉」といいますが、イチョウでは「精子」です。この発見者は日本人でした。こちらは裸子植物。
トレニアは被子植物の「重複受精」。
きっと良い映像が見られると思います。
(私は別にNHKの宣伝隊ではありませんが)。
先週11月17日(土)電車に乗っていたら下丸子駅でドアが開いたところへ、こんなものが目に飛び込んできました。
何だ!?いつできたんだ?と???でした。
発車しかかると、こんなシーンも。
あれまあ。いわゆるVOWネタみたいなものかねぇ、と眺めて、その日は通り過ぎました。
さて、11月24日(土)、じっくり見てやろうと、下車して観察しました。
ホームの柵があって、そこに入っていく後ろ姿と、
でてきた上半身、になっています。
結構、うまく質感が出ています。
回転するやすりのようなもので描いたのでしょうか。
叩いてみると中はおそらく空洞なんですが、鋳造品としてはずいぶん手がこんだ感じがします。
遠くに見える緑は確か池上の本門寺がある方向。
駅に隣接して駐車場、彼方に由緒正しい本門寺。
いやぁ~、これ、牧歌的というのですかねぇ。
これ、説明板。
多摩川アートラインプロジェクトの一環なのだそうです。
作品タイトルは「ぽたん」。私にはどうも、芸術家の感性はいま一つ理解できないようです。脳が散文的だもんなぁ。
ちなみに「元佳」さんは男性です。
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さて、ネットで「多摩川アートラインプロジェクト」を検索すると、東急多摩川線の各駅にいろいろと作品があるようです。興味のある方はご自分で検索してみてください。変なものは出てきませんから安心していいです。
見ると、多摩川線の電車に色をつけるという作品もあるのですね。
11月6日付でこの「かかしさんの窓」に掲載した「池上線80周年」かな?という写真は、実はこの多摩川アートラインプロジェクトの作品なのでした。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_7842.html
ごめんなさい。訂正します。
「レインボートレイン」というのが作品名らしいです。
これです。確かに一応7色あるようですが・・・。なんだかなぁ。虹には見えないなぁ。虹ってもっと、本質的に美しいですよ。これは色が7つあるから、虹のつもり、という「約束事」でしかないもんなぁ。
ピンボケですみません。
電車の先頭のドアのところにある三角形のマークは「多摩川アートラインプロジェクト」のマークでした。
11月3日と17日に「ハチ」として登場していた「ハチ」です。
アシナガバチと通常言いならしているので、なんとなく種まで特定せずにいましたが、やっぱりきちっとしておかなきゃいかんかな、と調べて見ました。
フタモンアシナガバチです。
http://homepage2.nifty.com/takibi_club/hachi/hutamon.html によりますと
フタモンアシナガバチ(スズメバチ科)
特徴 - 平野部でよく見られる黒と黄色の小さなアシナガバチで、腹部の第二節に紋が2つある。
習性 - 巣は石垣の隙間、植木や薮の中、建物の隙間などの比較的低い位置に作られることが多い。
大人しいハチで巣に近づいただけでは攻撃されることはないが、大きく成長した巣では揺すったりすると刺しにくる。それとなぜか干しておいた洗濯物に付いたまま取り込まれてしまうことがあるので要注意。その状態では攻撃性はないが、気付かずに触れたり圧迫すると刺されることがある。
また秋の日だまりで多数飛び交っていることがあるが、これはほとんどがオスなので刺される心配はない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%90%E3%83%81
アシナガバチ
分類
界: 動物界 Animalia
門: 節足動物門 Arthropoda
綱: 昆虫綱 Insecta
目: ハチ目 Hymenoptera
亜目: ハチ亜目 Apocrita
科: スズメバチ科 Vespidae
亜科: アシナガバチ亜科 Polistinae
族: アシナガバチ族 Polistini
属: アシナガバチ属 Polistes英名:Paper wasp
アシナガバチ (脚長蜂、Paper wasp) は、スズメバチ科アシナガバチ族に属するハチの総称。26属900種以上が知られ、日本には3属11種が生息。セグロアシナガバチ、キアシナガバチ、フタモンアシナガバチがよく見られ、最近の都市部、市街地ではコアシナガバチが目立つ。
同じスズメバチ科だけあり、アシナガバチの生態はスズメバチに似ている。幼虫の餌も昆虫の肉とすることなど共通点が多いが、スズメバチのような流線型ではない体型は敏捷で小回りの効いた飛翔を困難にしており、空中でハエなどを狩るのではなく、チョウやガの中型や小型の幼虫、つまりケムシやアオムシの類を狩ることが多い。巣の材料はほぼ同じであるが、構造はスズメバチの巣は外皮があるのに対しアシナガバチはそれがない。また、多くのスズメバチのように枯れ木の木部繊維や朽木ではなく、ホオナガスズメバチ属と同様に樹皮の靭皮繊維を素材とし、それに唾液由来のタンパク質などを混入して巣材とするので、一般のスズメバチの巣より強靭である。そのため、しばしばスズメバチ類の巣は洋紙に、アシナガバチ類の巣は和紙に例えられることがある。
性質はスズメバチに比べればおとなしく、巣を強く刺激しなければまず刺してはこない。刺傷は子供などが巣を刺激して起こるケースと、洗濯物等に紛れ込んでいるアシナガバチに気づかず起こるケースとがある。毒はスズメバチに比べれば弱いが、アナフィラキシーショックにより死亡することもあるので過去に刺されたことがある人は注意が必要。
最大の天敵はヒメスズメバチである。フタモンアシナガバチ(学名:Polistes chinensis)
体長14-18mm、腹部に黄色い2つの斑があることからこう名付けられた。市街地でよく見られる。
◆というわけでして、保育園の園児たちが遭遇してしまったのは「オス」の集団だったようですね。ですから刺されたりはしないのです。秋も深まりましたので、来年の春から活動する「新しい女王」が受精卵をつくれるように、オスが生産されたのでしょう。
◆Paper waspですか。巣の素材をちゃんと見て名前をつけているのですね。よく観察しているものです。
◆女王は交尾後単独で越冬して、春先、一匹で巣作りを開始します。小さな巣を造り、産卵して数匹の働きバチを育てます。ここまでは自分一人でやります。
その後は、働きバチが仕事を始めるので、女王は産卵に専念できるようになるのです。
もし、玄関先とか勝手口とか、人の往来が激しくて、こちらは意図していないのにハチから見ると巣に大きな動物が近付いてくると思われてしまうようなところに巣を造りはじめたら、仕方ありません、普通の殺虫スプレーを吹き付ければ簡単に死んでしまいます。
できれば共存できた方がいいのですが。
◆無事越冬できますように。
日当たりのよい道路の端でツマグロヒョウモンが交尾していました。
この状態では見づらいかもしれませんが左手前の蝶がメスです。
前翅の先端のの模様で判別できます。
メスの方が迫力があります。
今度は真上から。
この後、私が撮影していることに気付かれてしまい、交尾状態のまま飛び去っていきました。メスが羽ばたき、オスはぶら下がった状態で飛び去りました。
今交尾しているということは、このシーズンのうちに産卵するのでしょうか?それとも、交尾後、精子の入った袋を腹に収めたまま成虫で越冬するのでしょうか。
ふと千日紅の花を見ると、交尾にあぶれたオスが蜜を吸っていました。
寒気が入ってこの冬一番の寒さが通り抜けていきます。
昆虫たちの姿もまばらになってきました。私のブログも、少し趣向を変えなければならないかもしれませんね。写真ネタが足りなくなってきました。
我が家の前は、「袋小路」になっています。道路の発達した都会では珍しいかもしれません。
そこで、あまり激しく車も入ってこないので、近くの保育園の園児たちが、よくお散歩に来ます。歩いたり、カートに乗ったりしてにぎやかにやってきます。密かに「無敵のお散歩隊」と名付けて眺めています。
たいてい元気よくやってきて、遊んでいるうちに誰かが泣きはじめたりして、帰りましょ、になります。
この日、なぜか「ハチ」に気付いてしまったんですね。これはいけない、刺されたら大変と、あたふたと帰って行ってしまいました。実は秋口からずっとこのあたりを飛び回っていたのですが・・・。気づいてしまったのがまずかったなぁ。とはいえ、私たち夫婦が殺虫剤をまくということはよほどのことがない限りしないしなぁ。(玄関先にアシナガバチが巣作りを始めた時は早いうちに殺虫剤をふきつけましたけど。)
放っておけば刺されることもないのですけれどね。危険を感じたら攻撃してくるかもしれませんけど。
ハチが加害者でヒトが被害者、という図式はヒトの思い込み。たいていは、ヒトがハチを怒らせたり危険を感じさせてしまったりなのです。
以来、お散歩隊がやってきません。警戒しているのかもしれません。
自然というのは常にフレンドリーなものではないのですが・・・。
デジカメで月のクレーターが写るんですね。びっくりです。ISO-400にして、30分の1秒でのャッター速度優先で撮ったものです。
今、ここに写っているこの月の周りを、人間の手になる探査機が4機回っています。(実は写っているんです!!見えないけど。)
日本の「かぐや」「おうな」「おきな」、中国の「嫦娥(じょうが)」です。4機もいっぺんに集中しているというのは初めてのことです。
「かぐや」から撮影した「地球の出」「地球の入り」のハイビジョン画像がテレビで放映されました。感動的でした。
このあたりの話を、小学生のU君とやっている「理科おじさんの部屋」で書きましたのでぜひご覧ください。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/108th/sci_108.htm
ここです↑
そこでも書きましたが、これだけはということを一言。
もし月面に立っていたら、「地球の出入り」は見えません。
月がいつも同じ面を地球の方に向けているということはご存知でしょう。ということは、逆に月面の地球が見える位置に立ったら、ずっとほぼ同じ位置に地球が見え続けるのです。
「地球の出入り」が見えるのは、月の周りを周回しているからなのです。探査機が月面越しに地球の見える範囲に入っていく時が「地球の出」、地球が見えなくなる範囲に入るときが「地球の入り」です。
Earth-rise, Earth-set ということで、地球上で日の出日の入りを見るのと同じように、月面に立って見ていると、月平線から地球が昇ってくる、地球が沈んでいくのが見えると思わないでください。
[参考]じょう‐が【嫦娥】[淮南子覧冥訓]中国古代の伝説で、 ゲイの妻。 が西王母から得た不死の薬を盗み飲み、仙人となって月宮に入ったと伝える。
転じて、月の異称。[広辞苑第五版]
日本では月の模様を「うさぎ」といいますが、中国ではあの模様は「嫦娥」なんですね。
「双子のハヤトウリ」です。
二つの実の間に、ちょんと出ているのが茎です。茎は一本、実が二つ。
なんだかなぁ、この二つの実の関係がよくわかりません。
ごく近接した二つの花が結実してくっついたのか?(二卵性)
一つの実が何らかの理由で二つに見えているのか?(一卵性)
茎が縦に裂けました。
私の見るところ、近接した二つの花から結実した二つの実のように思えますが、妻は疑わしそう。
拡大して見ました。いかがでしょう?
まあ何にしても、双子のハヤトウリですね。
漬物にでもしていただきましょうか。
はやと‐うり【隼人瓜】ウリ科の多年草。栽培上は一年生の果菜。蔓性で雌雄同株。熱帯アメリカ原産。日本には1917年(大正6)渡来。果実に種子が1個。漬物用。蔓から繊維を取る。チャヨテ。[広辞苑第五版]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%A4%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%AA
ハヤトウリ(隼人瓜 Sechim edule)は熱帯アメリカ原産のウリ科の植物で果実を食用にする。別名センナリウリ(千成瓜)。
つる性の植物。多数つける洋ナシ形の果実は中央に大型の種子を1個つけ、発芽まで果肉と種子は分離しない。日本では最初に鹿児島に渡って来たため隼人の瓜ということで、ハヤトウリという名前になった。漬物、炒め物などにして食べることができる。界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : スミレ目 Violales
科 : ウリ科 Cucurbitaceae
属 : ハヤトウリ属 Sechium
種 : ハヤトウリ S. edule
学名:Sechium edule
和名:ハヤトウリ-------------------------------------------------
http://www23.big.or.jp/~marumi/jyouhou/yasai/hayatouri/
鹿児島に最初に導入された『ウリ』ということで『隼人瓜』と呼ばれているようですが、その他に一つの苗から百以上の果実がなるので『千成瓜(センナリウリ)』とも呼ばれているようです。ちなみに中国ではその形状が仏陀の手のようなので『佛手瓜』と呼ばれ、縁起物として贈り物に使われることも多いようです。
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http://star.gs/~miyake/sakumotu/hayatouri.html
野菜名 はやとうり 【隼人瓜】ハヤトウリ・センナリウリ中国名: 佛手瓜(fe shou gua ) 縁起物として贈り物によく使われます。
インドネシアでは、Labu Siam(タイの瓜)=ラブ・シアム
ルリタテハの幼虫の食草なので、ぜひやってきてほしいなぁ、と心待ちにしているのですが、過去1回しかお目にかかったことがありません。
派手派手しいというか、にぎやかというか、面白い幼虫なのですが・・・。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html
↑ここをご覧ください。成虫はきっと誰でも好きになると思いますが、幼虫はなぁ・・・。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_13.htm
↑これは、私のホームページです。ルリタテハの幼虫から蛹、成虫の記録があります。上で書いた、1回きりの出会いの記録です。よかったらご覧ください。
花を横から見たら、花弁の付け根のあたりになんだか壺のようなものが。
これは何だろう?
上から見たらこんな具合。真中から出て3つに分かれて、さらにその先端部が2分しているようなのが、たぶん「メシベ」でしょう。小さな水滴のようなものがついていますから「蜜」でしょうか。
その下に、6つのオシベの葯だろうというものが、下を向いた形でついていますね。
なかなかに、面白い花です。
ほととぎす【杜鵑草】ユリ科の多年草。山地に自生。茎は高さ60~90センチメートルで、毛が密生。葉は長楕円形。秋、白色に紫色の斑点の散在する花を開く。和名は花の模様が鳥のホトトギスの腹の斑紋に似るため。同属にヤマホトトギスなど数種あり、その総称(属名)として呼ぶこともある。漢名、油点草。[広辞苑第五版]
腹部の先端にあるのは産卵管でしょう。
体長1cm程度の小さなハチです。どう見てもいわゆる「寄生バチ」ですね。
今の時期、もう幼虫類は少なそうだし、見つけたのが室内だから、ゴキブリの寄生バチかなぁ、とも思ったのですが、確証がない、のです。
で、仕方ない、私の知識では「ヒメバチ」の仲間だろうと推察するくらいで諦めます。
で、どうしたかというと、ティッシュペーパーにそっと移ってもらって、屋外へ放してやりました。
腹部と胸部のつなぎ目が極度に細いですね。
「蜂の腰」とかいって、砂時計の真ん中のくびれたところや、女性のウェストの細いことの形容に使う言葉があったように思います。
無理やり、コルセットで絞りあげてシルエットをつくったりもしたのではなかったでしたっけ?(なんか古い映画で見たような・・・)。
ほう‐よう【蜂腰】 蜂のようにくびれた腰。やなぎごし。[広辞苑第五版]
おっ!
もう11月上旬も終わろうというのにカマキリに出会うのは珍しいことです。
さすがに動きはゆっくりになっていますが、花に来る昆虫を狙っていたのでしょうか。アブなどのスピードについていけるかどうか。
かわいいでしょ。カマキリの偽瞳孔はとくにくっきりしていて、こちらをつぶらな瞳で見ているようです。
オオカマキリのような迫力はありませんが、私たち家族にとってはなじみの顔つき。ハラビロカマキリの生まれたての幼虫といったら、もう、ひたすらかわいいですよ。腹をきゅっと後ろへ曲げて、すごく強そうな顔して頑張るんです。思わずほほが緩むといった感じ。
妻にも見せてあげようと、いったん飼育ケースに入ってもらって、その晩は二人でカマキリ談義。
もう寿命の限界も近付いているときですし、おなかも大きいので、最後の頑張りで産卵できたらいいね、がんばってね、と逃がしてやることにしました。
クルミの枝につかまっているところ。
腹部の先端を見てください。産卵のときに卵を包む泡をかきまぜ、整形する1対2本の尾肢が見えていますね。
産卵できるといいな。春から一生を生きてきた場所に戻してやりました。
私たちは昆虫採集が趣味ではありません。昆虫たちが生きていく力に脇から少しだけ手を貸したりして、生き抜いてもらうのがうれしいのです。生命の流れに立ち会うのが好きなのです。
山茶花の花の奥へ、悠然と帰っていく姿です。
今日、11月10日、東京は冷たい雨が一日中降っています。
果たしていつまで生きのびていけるのか判りませんが、存分に命を尽くしてください。
前に、白蛇の話から、私の手元の「新聞見出しデータベース」にある「アルビノ」を検索して、いろいろご紹介しました。その時の検索語は「アルビノ」だったのでひっかかってこなかった記事がありました。たまたま、ごちゃごちゃやっていて見つけましたので、追加でご紹介しましょう。
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「黄金ガエル」を展示 高知の四万十川学遊館
2007年08月16日05時59分
体が黄金色で、赤い目のカエル4匹が高知県四万十市で見つかった。市立四万十川学遊館で飼育・展示され、同館関係者も「初めて見た」と驚いている。
突然変異で色素細胞が形成されなかったらしいカエル=四万十市具同の四万十川学遊館で
体長約24ミリ。地元の中学生と小学生の兄弟が、自宅裏の草むらで見つけた。体の特徴はトノサマガエルで、体の色素がないため黄金色になったらしい。
同館は来館者の減少や、昨年末には職員ら6人分の給与約125万円を盗まれるなどご難続き。黄金カエルに御利益も期待する?
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この記事の中に「アルビノ」という言葉がありませんでしょ。で、前回の検索で引っかからなかったわけです。
カンナ【Cannaラテン】カンナ科の春植球根類。茎は緑色平滑で約2メートル。葉は大形の楕円形で先端が尖り、やや芭蕉の葉に似
る。夏秋、長い花茎に花弁様の雄しべを持つ花を総状につける。中南米産の原種からヨーロッパで改良され、品種が多い。また、広くはカンナ科カンナ属植物(その学名)で、中南米・インドなどに分布。ハナカンナ。オランダダンドク。[広辞苑第五版]
きれいですね。久しぶりにみたような気がします。
ところで、この写真をとるとき、デジカメのフラッシュが発光しました。(少し暗めだったのかな)。そうしたら、面白いものが写っています。パソコン画面で気づきました。
駐輪場に止めてある自転車の「反射板」が光っています。自ら発光しているわけではありません。
すべて、光を送り込んだデジカメへ向かって光を送り返しているのです。
反射板は鏡とは違います。鏡では垂直でない限り光は戻ってきませんね。ところが、自転車の反射板は、光を送った側に対して光を送り返してくるのです。
原理は90度に合わせた鏡のようなものです。入射方向に必ず光を送り返します。
自ら発光しなくても、自動車のヘッドライトなどに照らされれば、運転者の方向へ光を送り返すので夜でも目立って安全なのですね。
反射塗料とか、反射性の生地などもありますね。同じ原理です。道路わきの交通標識なども反射塗料が使われていますね。
アポロが月面に置いてきた鏡も同じ原理で、地上からレーザー光を送ると送った施設へ光を送り返してくるので、月面までの距離などが測定できるのです。(生半可な知識の人が、月面に鏡を置いただけで地球に正確に光を送り返してくるわけがない、月面着陸はウソだ、などといったようですが、無知をさらけ出した恥ずかしい発言でした。)
これを逆手にとって、可能な限り、送り手に送り返さないように工夫したのが「ステルス戦闘機」というやつです。ヒトの悪知恵は際限もないですね。
朝日新聞の記事です。
国際宇宙ステーション 裂け目は意外に重症?
2007年11月02日13時20分
米航空宇宙局(NASA)は1日、国際宇宙ステーション(ISS)の太陽電池パネルに裂け目が入った問題で、修理のための船外活動を3日に実施すると発表した。
太陽電池パネルにできた裂け目=NASA提供
現状でも設計の97%の電力が得られるが、このままでは裂け目が広がる恐れがあり、12月の欧州実験棟設置、来年2月からの日本実験棟「きぼう」建設が難しくなるとして、ドッキング中のシャトル・ディスカバリーの残りの主要作業をすべて中止し、パネル修理に全力をあげることにした。
裂け目はISSの左舷端の太陽電池パネルの2カ所で、大きい方は約75センチ。ISSの中心部から最も遠い位置にあるため、ISSのロボットアーム(全長17.6メートル)に、ディスカバリーが搭載している延長用アーム(同15メートル)を取り付け、先端に飛行士が乗って作業する。作業の安全確認のため、実施を当初予定の1日から先送りした。
アルミの針金や接続用のボルトなどを使って裂け目をふさぐという。
この写真を眺めていて、裂け目のあたりでは乱れていますが、下の方を見るとジグザグの規則的な折れ曲がりが見えますね。
これって「三浦折り」の折り目のように思います。
「三浦折り」については、今はない「科学朝日」だったか「Scias」だったかで紹介されて私は身につけた紙の折り方です。今、改めて、検索してみるとこんな紹介が載っていました。
http://www.orupa.co.jp/miura_frame.html
三浦公亮氏(東京大学名誉教授・文部省宇宙科学研究所)
が考案した、地図の折り方です。
対角線部分を持って、さっと左右に引っ張れば一瞬にして広がり、たたむのも瞬く間、という簡単便利なものです。 現在、各方面で活用、実用化がスタートしています。三浦公亮東大名誉教授は宇宙構造物の設計家であり、主な作品として、宇宙実験衛星(SFU)の太陽電池パネルや電波天文衛星「はるか」の大型宇宙アンテナなどの設計があります。
左の写真の折り紙はそのの模型としてつくられたものです。
精密に設計された造形にはムダのない美しさがあり、ミウラ折りはこうした研究成果 の応用です。三浦公亮(みうらこうりょう)
1930年東京生まれ。
東京大学工学部卒業。
東京大学宇宙航空研究所、文部省宇宙科学研究所で宇宙構造工学を研究。
数多くの人工衛星・惑星の開発設計に関り、新しい宇宙構造物の発明と宇宙での構築を実現し「宇宙の建築家」と呼ばれる。
折りたたみが簡単、折り目が擦り切れたり破れたりしにくい、独特の折り方です。
パソコンを置いている机で今回三浦折りを再現して写真に撮って見ましたのでご覧ください。
これを折ります。幾つに折ってもいいのですが今回は縦横ともに6つに折ってみました。
まず、二つ折りにし、さらに三つ折りです。
これを、きちっと筋をつけてから
目盛をつけます。
シャープペンで6等分のしるしを入れました。
普通なら、このしるしに合わせて、長方形に6つに折ればよいわけですが、三浦折りでは、ここがちょっと違うのです。
少し斜めにずらしながら、平行四辺形をつくるように折るのです。
こうやって少しずつ斜めにずらして折ります。写真を撮るために文鎮を置いてありますが、気にしないでください。
これを開くとこうなります。
でもこの段階ではまだ三浦折りではありません。折り筋の山と谷をちょっと変えます。
ピンクの蛍光ペンでマークした線が「山折り」です。
折れ曲がった折り線を一本ごとに山折り、谷折り、と変えていきます。山折り線はずっと一本につながり、谷折り線も一本に続きます。
縦方向のまっすぐな線は線の中で山谷が交互にきます。
向きを変えて立体感を変えて見ました。
両方合わせて、状態を把握してください。
これが三浦折りです。いかがでしょう?国際宇宙ステーションの太陽電池パネルの写真と見比べてください。たぶん同じですよね。
畳んでしまうとこんな感じ。折り目が重ならないので、折り目に余分な負荷がかからないのですね。地図なんかだったら折り目がこすれたり破れにくいということになります。
太陽電池なら、個々のパネルのつなぎ目に余分な力がかからないということです。
さらに、自分で作って見て開いたり畳んだりしてみるとわかるのですが、紙の対角線の両端を持って引っ張ったり、押したりするだけで、展開・折りたたみができるのです。
宇宙で太陽電池パネルを展開するには最適な折り方なのですね。もちろん日本の人工衛星の太陽電池パネルが三浦折りだ、という話は聞いていましたが、NASA国際宇宙ステーションもそうだったのですね。
初めの写真で久しぶりの思い出しましたので、ご紹介しました。
◆参考になるサイト
http://homepage.mac.com/kamenoseiji/MountNotes/Miura_Fold.html
地図をミウラ折りにしてみよう
http://www.hirax.net/dekirukana5/miura/
http://kisosuu.cocolog-nifty.com/zakki/2005/03/post_29.html
大学への基礎数学:自然界でも三浦折り
折り方も書かれていますので、私のつたない説明でわかりにくかったら読んでみてください。とにかく1回、自分で折って見ることをお勧めします。絶対に面白い経験になることを請け合います。
◆続報
スペースシャトル、太陽電池パネルの修理成功
2007年11月04日18時42分
米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・ディスカバリーがドッキング中の国際宇宙ステーション(ISS)で3日、裂けた太陽電池パネルが修理され、7時間以上の船外活動の末に成功した。これでディスカバリーは全作業を終え、7日午後(日本時間8日未明)に地球へ帰還する。
パネルの裂け目(2カ所)は、ISSの中心部から最も遠い左舷端にある。このためISSのロボットアーム(全長17.6メートル)にディスカバリーが搭載している延長用アーム(同15メートル)を取り付け、その先端でスコット・パラジンスキー飛行士(46)が作業した。
アルミ板とワイヤでつくった5個の器具を使い、裂け目が広がらないように固定。その後、パネルを完全に広げることにも成功した。遠い場所での作業に加え、パネルには160ボルト前後の電気が流れており、NASAは「これまでで最も困難な船外活動のひとつ」としていた。
NASAは、裂け目が広がれば電力供給が不足し、12月の欧州実験棟の設置や、来年2月の日本実験棟「きぼう」の建設開始が難しくなると判断。ディスカバリーの残りの主要作業をすべて中止して、今回のパネル修理にあたった。
よかったですね。
「池上線80周年」の記念かな、とおもって書いた記事ですが、「多摩川アートラインプロジェクト」という企画の一環であることが判りましたので訂正します。2007年11月26日。
文章・写真はそのまま残しますが、詳しくは下をご覧ください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_26ce.html
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これは東急多摩川線の電車の写真です。何かカラーリングされています。
はっきりしないかもしれませんが、先頭にもカラーリングがあって、「T」という文字のデザインも入っているようです。
何だろう?と思ったら、今年は大井町線・東横線・池上線の80周年なのだそうです。その記念で、多摩川線にも一編成、特別な電車が走っているようです。
往復合わせて5編成しか走っていない多摩川線ですから、しばらく待っていると同じ電車に会えます。
今朝、池上線の踏切を渡る機会があったのですが、当の池上線にもカラーリング電車が走っていました。普通の電車も走っていましたので、全部がカラーリングされているわけではないようです。
「鉄ちゃん」ではないので、よいアングルを求めることはしませんでした。
トランスポゾンがらみで、こんな新聞記事を切り抜いてあったことに気付きました。
ブドウの色「動く遺伝子」が演出(2004/05/19 朝日新聞 夕刊)
外から飛び込み 色素に作用
白や赤のブドウの色の違いは、外部から「動く遺伝子」が色素合成関係遺伝子の隣に飛び込んで機能を抑えたり、抜け出して色が復活したりしたことが原因とわかった。農水省系の果樹研究所の小林省蔵・上席研究官らが、米科学誌サイエンスの最新号に発表した。
ヤマブドウなど野生種の実の色は黒(濃紫色)。紀元前6千~5千年ごろに栽培が始まり、白(黄緑)や、赤(赤紫)の品種ができた。小林さんらは、白、赤それぞれ20種類以上の品種で、色素合成関連遺伝子を比べた。
その結果、白の品種はどれも、2個1組のこの遺伝子の隣に、「レトロトランスポゾン」があった。これはDNAの断片で、ウイルスのように生物間を飛び移る「動く遺伝子」の一種。
一方、赤は、やはり全品種で、色素合成関連遺伝子のうち1個の隣から、動く遺伝子がほぼ完全に抜け出し、色素合成が回復していた。
栽培品種でも巨峰は黒いが、これは動く遺伝子が飛び込む以前の色素合成関連遺伝子を引き継いでいるという。
この図は記事についていた図です。
濃紫色の野生ブドウに、トランスポゾンが飛び込んだ、という話です。
今は秋、もしブドウを食べるときには、こんなことも思い出してみてください。
http://fruit.naro.affrc.go.jp/seika/2004/fruit04011.html
http://brain.naro.affrc.go.jp/tokyo/kikaku/No105.html#sou
↑参考にどうぞ。
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ところで
トランスポゾン入りのブドウを食べても、ヒトの遺伝子にまで飛び込んでくる可能性は全くありませんからご安心を。
健康食品だか何だかで「DNAを食べる」と称してサケの白子を販売しているのがありますが、あれは完全な嘘っぱちですので、引っかからないように。栄養学の基本に反しているじゃありませんか。肉にも野菜にもみんなDNAは含まれています。DNAを糖・リン酸・塩基に分解して吸収するのです。DNAを吸収するわけじゃありません。
遺伝子はすべて自分で作るものです。年取って遺伝子合成能力が落ちたから遺伝子食べたらいいなんて、無意味の極み。サケの白子を食べたら、サケになってしまいそうですね。
またもやオシロイバナの登場です。
赤花のオシロイバナが、トランスポゾンのせいで赤い色素を作れなくなって白花のオシロイバナになった。ところが、この花は、花(萼)をつくるときのはじめの細胞の方で、トランスポゾンが抜けて、また赤い色素が作れるようになった、というストーリーだと思います。あたりは白花のオシロイバナの多いところですので。
筒状の部分からもう、色がわかれていますね。この筒状の部分の付け根のところの、大本の細胞で変化が起こって、その下流側の(子孫側の)細胞にはみんな同じ性質が受け継がれたというわけです。
筒状の部分の色分けと、花弁状の部分の色分けはもちろんそのままつながっています。
何度見ても不思議です。
きっとまた来年も不思議がって写真撮ることになるのでしょう。
遺伝子の不思議を目で見ることができるというのは楽しいですね。
これは普通のアカカタバミです。(学名:Oxalis corniculata f. rubrifolia)
葉が緑なのがカタバミです。(学名:Oxalis corniculata L.)
花の色が赤いのがムラサキカタバミです。(学名:Oxalis corymbosa)
ところで、こんなのを見てしまいました。
以前に「オキザリス・トライアングリス」とかいうのを見かけて、びっくりしました。葉っぱが三角形で特徴的でした。今回のは葉は丸くて、普通のカタバミをそのまま大きくしたような形です。
花びらが幅広くてたがいに重なりあっているのは、普通のカタバミと違うところですが、全体として、巨大カタバミであることに間違いありません。
茎から花がたくさんいっぺんに分岐しているのが判ります。
調べてみたら、やっぱり「オキザリス」でした。
オキザリス・プルプレア(学名:Oxalis purpurea)だそうです。別名ハナカタバミともいうのだそうです。
原産地は南アフリカ(ケープ地方)、 花期は春、秋とありました。
いろいろな「カタバミ」があるものなのですね。
夕方、ふと外を見ると、「ものすごい」景色。
これ、巻積雲だと思うのですが。
画面左下に見えるように、雲の列の端っこがきれいに直線的に切れているのです。雲のある側とない側で、条件がどのように違っているのか、あまりにもきっぱりと切れているのが不思議でした。
きれいに波打っています。
気流が波打っているのでしょうね。
この切れ目がやっぱり不思議。
私の家から見る空は電線やら鉄塔が必ず入るのが残念。これがなかったらもっとすごい雰囲気だったでしょうに。
そうこうするうちに、陽が沈んでいき、雲の底面を赤く照らし始めました。
画面中央、何か光っているものが見えるでしょうか?
これ、たぶん羽田から離陸したか着陸に向かうかの、飛行機です。この部分を拡大するとこうなります。
雲の下を飛んでいて、下から夕陽を浴びて輝く飛行機です。
下へ向かって盛り上がった雲の影が、雲底に映っているような気がします。
ちょっと「逆向きの天使の梯子」という感じでした。
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