イシムカデ
部屋の中にムカデがやってきたので、ティッシュに乗せてプラスチックケースに移動。記念撮影をしました。
脚が15対あるようですのでイシムカデだろうと思います。
ウィキペディアから引用します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%82%AB%E3%83%87
ムカデ(百足・蜈蜙・蜈蚣)とは大顎亜門 ムカデ綱(=唇脚綱)に属する節足動物の総称。多足亜門(Myriapoda)を採用する分類体系も有力である。脚の数が多く、運動性に富む捕食性の虫である。英名のCentipedeはラテン語の百(centi)脚(ped)に由来する。
ムカデ類の体は頭部と歩肢の並んだ胴部からなる。頭部には1対の触角と口器がある。頭部の次の体節には、歩肢がなく、その代わりに顎の形になった顎肢がある。
歩肢の数は分類群によって異なり、イシムカデ目、ゲジ目の成体は15対、オオムカデ目では21又は23対、ジムカデ目では種によって異なり27対から37対、41対、47対などを示し多い種は100対を越し173対まである。発生による制約があるらしく、偶数対の歩肢対をもつ個体は稀な奇形である。最後の節には1対の尾脚=曳航肢と、改形類の雌では生殖肢がある。
では、もう一度じっくり観察してください。
右の写真では「顎肢」が比較的よく見えるのではないでしょうか。
頭の脇が膨らんだようにも見えますね。それが顎肢です。
腹側からの撮影も試みましたが、あまりいい写真は撮れませんでした。
迫力ありますね。
ところで、ホームページの方でもムカデを扱ったことがありますので、よろしかったらお読みください。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_1.htm
ここでは、家の前で死んでいたムカデを紹介しました。脚が21対くらい見えますので、オオムカデだったのかもしれないと思います。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/freestdy/Mukade.htm
ここでは「ムカデのジレンマ」を紹介しました。ムカデさんに足を動かす順番を訊ねたところ、ムカデは悩んでしまって歩けなくなった、というお話についてです。
私は、別にムカデ・マニアではありませんので、一緒に生活したいとは思いません。撮影後は屋外に放してやりました。生活圏が分離している限りは生存を妨げる理由は全くないので。
« アブのホバリング | トップページ | 多足類 »
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
« アブのホバリング | トップページ | 多足類 »
コメント