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2007年9月 6日 (木)

カニクサ

8/3付で「ルコウソウと・・・」という記事を書き、庭のネットに勝手にのぼってゆくツル性の植物を名前がわからないまま載せました。

mariさんから、8/30付でコメントをいただき、「カニクサ」です、と教えていただきました。

さっそく調べてみましたところ、ウィキペディアに記載がありました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%B5
カニクサ(Lygodium japonicum (Thumb.) Sw.)は、シダ植物門フサシダ科に属するシダである。シダ類では珍しい、巻き付く形のつる植物である。別名のツルシノブはこれに由来する。本州中部以南に分布し、道端にも出現する。

長いつるを出して他物に巻き付いて登り、羽状に分かれた葉をつけるように見えるが、実はこのつるは茎ではなく、本当の茎は地下にある。蔓になっているのは、実は一枚の葉である。したがって、つるに見えるのは葉の主軸で、横に出る葉は羽片にすぎない。

本当の茎は地下にあり、横に這い、先端から一枚の葉を地上に伸ばす。株が小さいうちは葉は短く、次第に長い葉を出すようになり、長いものは2mを越える。葉は日本では冬に枯れる場合が多いが、より温暖な地域では枯れずに残る。

主軸沿いに間隔を開けて羽片が左右にほぼ対をなして出る。小葉には胞子のつくものとつかないものの分化が見られ、羽片ごとに胞子葉と栄養葉が分かれているような感じである。ただし中間的なものも交じる。
・・・・
名前の由来は蟹草で、子供が蟹を釣るのに使ったことがあるのに由来すると言う。また、蔓を使ってカゴを編んだりする利用もある。利尿薬として用いられることもある。

というわけです。そこで、改めて写真を撮って見ました。

P831kanikusahaomote

これが、葉に見える羽片の表側。

これは前回もご紹介しましたね。

P831kanikusahaura

これは、その裏です。胞子葉ですね。

胞子囊が並んでいます。なるほど、シダ植物です。

  

P831kanikusahousinou

胞子囊を拡大して見ました。この中に胞子が形成されるのでしょう。  

  

P831kanikusaeiyouha1

これが栄養葉と書かれている葉ですね。表側です。

なんだか、普通の葉と違った印象です。葉脈の感じや、葉のふちが変です。  

  

P831kanikusaeiyouha2

栄養葉の裏ですが、胞子囊はなく、表と大差ありません。同じつるから、胞子葉がでているのが左に写っています。

    

P831kanikusaeiyouha3

中間的な葉です。根本近くの方には胞子囊ができ、先端の方には胞子囊がありません。

これから全体に胞子囊ができてゆくのかどうかはわかりません。

もっと、若くて小さな葉でも全面的に胞子囊がある葉もありますから。

というわけで、カニクサ観察でした。

http://www.kobe-c.ed.jp/shimin/shiraiwa/kanikusa/kani3.html
ここに、植物体全体のイメージ図があります。参考にしてください。

http://www.hachijo-vc.com/creature/archives/2007/07/post_323.php
これは、八丈ビジターセンターのホームページなのですが、

「カニクサの名は葉の形などではなく、蔓でカニを釣ったことからつけられたものです。」

と書かれていました。

カニクサについては、これで一段落とします。

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