イチモンジセセリ
今回は、追加記事です。
漢字で書くと「一文字挵」です。読めない字ですね。
白い紋が一列に並んでいるのですぐわかります。三角形で茶色なので、蛾と思われてしまうこともあるようです。素早く飛び回る、かわいい蝶です。
(蝶と蛾は実は区別しません。チョウ目(鱗翅目、Lepidoptera)として、蝶と蛾の仲間をまとめます。)
広辞苑第五版を引いて見ました。
いちもんじ‐せせり【一文字挵蝶】セセリチョウ科のチョウ。開張約3.5センチメートル。翅は黒褐色で、後翅にある白紋が一直線に並ぶ。時に大発生して、一定方向に飛ぶことがある。幼虫は稲の害虫で「つとむし」「はまくりむし」などと呼ばれる。
せせり‐ちょう【挵蝶】セセリチョウ科のチョウの総称。小形で、翅ハネは小さく、体は翅にくらべて肥大し、ガ(蛾)のように見える。イチモンジセセリなど種類が多く、多くは花の蜜を吸う。幼虫は葉を集めて中に生息。
せせ・る【挵る】他五
①つつく。ほじくる。日葡辞書「クサキノネノツチヲセセル」。「歯を―・る」
②(小さな虫などが)くいつく。刺す。天草本伊曾保物語「蟻蠅がむらがつて―・るほどに」
③さぐりもとめる。あさる。日葡辞書「トリ(鳥)、ツチまたはイソ(磯)ヲセセル」
④もてあそぶ。からかう。
「せせる」という言葉の、どの意味なんでしょうね?「つつく」でしょうか?花を突っついている、ということかな?よくわかりません。
「晶子のお庭は虫づくし」をご覧ください。さすがですね。素晴らしい写真が見られますよ。(蝶の幼虫が苦手な方は見ないでください)
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