カノコガ
ガラス窓の外側にカノコガがとまっていました。
室内から撮影しましたが、逆光気味ですし、背面からの画像が撮れませんでしたが、すぐに飛んで行ってしまったので、手元にはこれしか画像がありません。
かのこ‐まだら【鹿の子斑】シカの毛にある斑のように、全体茶褐色で白い斑点の散在するもの。[広辞苑第五版]
かのこ‐しぼり【鹿の子絞り】絞り染の文様で、布を白い粒状に隆起させて染め出したもの。鹿の子染。鹿の子目結い。鹿の子結い。[広辞苑第五版]
と、こんなところからの名前でしょう。
ヒトリガ科のカノコガ亜科に属するのだそうです。
余談:「ヒトリガ」は「火盗(取)蛾」です。「一人」や「独り」ではありません。灯火に飛んでくる、という意味でしょう。
速水御舟の「炎舞」という1925年の作品があります。炎に舞いこむ蛾の絵で、一種の妖気を感じさせる画です。ここに描かれているのが「火盗蛾」というにふさわしいと思います。
山種美術館のホームページから、速水御舟のところで見ることができますので、どうぞ。
http://www.yamatane-museum.or.jp/collection_intro.html
★話を戻して。「晶子のお庭は虫づくし」という素敵なサイトがありまして、虫好きの方には最高です。ここで、カノコガの観察日記1~5が見られます。ぜひ、どうぞ。
« 名を知らない虫 | トップページ | セミさんこんにちわ »
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント