ミカンハムグリガの幼虫
これなんだかご存知ですか?私は知りませんでしたが、妻は「ミカンハムグリガ」よ、と事も無げ。
漢字にしたら「蜜柑葉潜蛾」でしょうか。
幼虫が葉の中を食べ歩いた「痕跡」です。しげしげと眺めているうちに、この痕跡の端に、どうも幼虫が潜んでいるらしき気配がしました。カッターナイフの尖端でそっと開いて見ましたら・・・。
いました。
透明な感じの、3mmくらいの小さな幼虫がいました。
葉の裏側の表皮1枚をきわどく膜状に残して食べ進んだようですね。膜の様子が見えると思います。
2匹見つけたので、2匹ともブログに載せてあげないと不公平なような気がするかかしさんなのでした。
自然観察と生態シリーズ☆1「庭・畑の昆虫」<昆虫Ⅰ>によりますと
ミカンハムグリガ:3mm。くいあとのようすから、エカキムシとかジカキムシとよばれる。
さなぎ 2.5mm
成虫 4mm。2週間~1月で卵から成虫になる。年8~10回発生。
とありました。
もう一回全体を見てください。
「←」のところに幼虫が潜んでいます。
余談
昔、かかしさんが子どもだったころ、米には「コメツナギ」と呼びならしていたガの幼虫がつき、それを取り除くのが子ども仕事でした。取り損ねは「タンパク質」として食べていたのだと思います。
梨をむくと、虫が食った跡の穴がよくあったものです。ナイフで少しずつ切って食べながら虫の食い跡を追跡し、「いた~!」と発見して喜んだものでした。
茹栗をむくと、結構大きな幼虫が煮えて死んでました。もちろん、虫をどけて、食べちゃいましたけど。
虫が食った実は、それだけおいしいから食われたのだ、と教えられていましたっけ。
生存能力の高そうな「団塊かかしさん」なのでした。
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