« トキワハゼ | トップページ | アゲハの仲間の卵 »

2007年8月 1日 (水)

アブラゼミ

P801aburazemi1 家の前で花の様子などを見ていましたら、コンクリート製の電柱にアブラゼミがやってきて、ジジジジ・・・と声を立てて「止まれない」と騒ぎました。

ひょいとセミのすぐ下に手を出したら、なんとまあ、「つかまりやすい」といって、私の手につかまってしまいました。

ずいぶんとしっかりくっついてくれて、皮膚がひきつってますね。別に痛くはないです、年のせいで「身の少ない」手ですから。

よく見ると、カマキリの脱皮の時にお話しした「偽瞳孔」が見えています。見づらいので拡大してみましょう。

P801aburazemi2 両側の複眼の「寄り目」っぽい位置に黒い偽瞳孔が見えます。

中央に赤い3つの単眼も写っていますね。

 P801aburazemi3               

偽瞳孔は見る人の向きに見えるはずですので、アングルを変えてみましょう。どうですか?黒いぽちが外側に移動しましたね。

やはり、見る人の方向へ移動するのです。

さて、ひとしきり写真を撮ったので飛ばしてやろうと思ったのですが、居心地良いのか、飛んでくれません。

妻を呼んで、こいつを木陰に連れて行ってほしい、と頼みました。

P801aburazemi4

そうしたら、また、妻の手のひらで落ち着いてしまって、逃げないんですね。笑いながら、家の裏の木陰へ連れて行って木に止まらせてくれました。もう寿命が近いのかもしれませんね。

ひょっとして、我ら夫婦は「人間離れしてきた」のかもしれません。虫に好かれてしまいました。

« トキワハゼ | トップページ | アゲハの仲間の卵 »

動物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« トキワハゼ | トップページ | アゲハの仲間の卵 »

2023年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ