アブラゼミ
家の前で花の様子などを見ていましたら、コンクリート製の電柱にアブラゼミがやってきて、ジジジジ・・・と声を立てて「止まれない」と騒ぎました。
ひょいとセミのすぐ下に手を出したら、なんとまあ、「つかまりやすい」といって、私の手につかまってしまいました。
ずいぶんとしっかりくっついてくれて、皮膚がひきつってますね。別に痛くはないです、年のせいで「身の少ない」手ですから。
よく見ると、カマキリの脱皮の時にお話しした「偽瞳孔」が見えています。見づらいので拡大してみましょう。
中央に赤い3つの単眼も写っていますね。
偽瞳孔は見る人の向きに見えるはずですので、アングルを変えてみましょう。どうですか?黒いぽちが外側に移動しましたね。
やはり、見る人の方向へ移動するのです。
さて、ひとしきり写真を撮ったので飛ばしてやろうと思ったのですが、居心地良いのか、飛んでくれません。
妻を呼んで、こいつを木陰に連れて行ってほしい、と頼みました。
そうしたら、また、妻の手のひらで落ち着いてしまって、逃げないんですね。笑いながら、家の裏の木陰へ連れて行って木に止まらせてくれました。もう寿命が近いのかもしれませんね。
ひょっとして、我ら夫婦は「人間離れしてきた」のかもしれません。虫に好かれてしまいました。
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