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2007年7月17日 (火)

ツユクサ

ツユクサについては6月5日と7月10日の2回、すでに書きました。

7月10日に http://homepage2.nifty.com/hih/C.communis.htm のサイトをご紹介しました。

そこで、ここに書かれている説明をもとにして私が撮った写真を詳しく見てみました。

P709tuyukusazu

1:花弁

2:X字型雄しべ。3本。花粉はできないようです。

3:逆V字型雄しべ。1本。花粉はできるけれど、この花粉が受粉しても種子はできない、そうです。で「仮雄しべ」というそうです。

4:O字型雄しべ。2本。受粉能力のある花粉ができます。

5:雌しべ

6:白い花弁。

7:(多分)半透明の萼。

8:苞葉

 と、こんな構造です。こんな複雑な構造になっているとは全く知りませんでした。

Pict711tuyukusa1 上の構造を思い出しながら、角度を変えてもう一回花全体を見てください。

Pict711tuyukusa2

この緑色が苞ですね。

Pict711tuyukusa3

苞を開いて花を後ろから見ると、今咲いている花の後ろに、なんだかもうひとつ、花になり損ねたのかな?という感じの黒ずんだ「包み」がありました。

苞の付け根のあたりに突起のようなものもあります。

Pict711tuyukusa4

苞の中身を完全にむき出しにして横から見てみました。

右下向きにとんがった白い花弁があり、その下に2枚、青い花弁の後ろに1枚、半透明の萼があるようです。

Pict711tuyukusa6

先端がくるっと丸まっているのが雌しべ。

その付け根には「子房」があります。

また、半透明の萼3枚も見えるように他の部分を取り去って見ました。

Pict711tuyukusa7

直上と同じものです、角度を変えてみました。

いやー、複雑です。見慣れているつもりでしたが、こんな花の構造だったとは知りませんでした。

◆上に引用したサイトでは、一つの苞に包まれて2つの花が咲いている写真もあります。ということは今回観察した花の後ろについている「青黒いかたまり」これも花として咲くのでしょうか。よくわかりませんでした。

◆「雑草のはなし」田中修 著、中公新書、1890 では、

オオイヌノフグリ、ツユクサ、オシロイバナ、マツバボタンなどについて、基本は他家受粉だが、万一、多家受粉が成立しなかった時の保険として、花がしおれる頃になると自家受粉をする、という記載があります。

上に引用したサイトでは、

「ツユクサの花の自家受粉:早朝まだつぼみの時期に、つぼみを開いてみると、めしべの柱頭には花粉がついている。つまりつぼみのうちにすでに自家受粉しているので、他家受粉がおこりにくいと言える。」

と書かれています。植物学をきちんと学んだわけではないので、どちらが正しいのか、私には判別しかねます。

より詳しくご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

◆学ぶべきことのなんと多いことよ。楽しいですねぇ。

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