木漏れ日
【木洩れ日】枝葉(エダハ)の間から洩れてくる日光。[広辞苑第五版]
何の変哲もない話ですが・・・。
枝葉のすき間がいつも丸いわけではなく、角張っていたりするのに、なぜ木漏れ日は丸いのでしょう?
答:木漏れ日は太陽の像だからです。
地面に映っているのは「枝葉の影」ではなく、枝葉のすき間を「ピンホール」として、ピンホールカメラ(針穴写真機)の原理で地面に映し出された「太陽の像」なのです。
ですから、日食の日に木漏れ日を見ると、地面には欠けた太陽がいっぱい映ることになります。面白いですから、日食に出会うチャンスがあったらぜひ観察してください。その場に木漏れ日をつくるような木がなかったら、両手の指を直角に重ねて四角いすき間をつくって地面や紙に映してみてください。目を傷める心配もないし、面白いですよ。
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