冬眠したヒキガエル
去年の春卵から孵って、オタマジャクシ、カエルと変態を遂げたヒキガエル君です。飼育ケースの中でいろいろ妙なものを食べながら成長しました。冬を迎えて、飼育ケース中で越冬できるかどうか不安だったのですが落ち葉を大量に入れて日陰に置いておきました。
春になっても顔を出さないので、冬眠に失敗しちゃったのかな、悪いことをしちゃったなぁ、と嘆いておりましたところ、実は中のほうで生きていてくれました。嬉しかったです。
顔を見てやって下さい。威厳のある顔つきでしょ。ひょっとして「下品な顔」というものがあるのは「ヒト」だけじゃないのか?と思うニヒルな夫婦でした。
ヒキガエルが乗っているのは、かかしさんの奥さんの手です。
生きとし生けるものは皆、尊厳があるのです。
ひき‐がえる【蟇・蟾蜍】カエルの一種。体は肥大し、四肢は短い。背面は黄褐色または黒褐色、腹面は灰白色で、黒色の雲状紋が多い。皮膚、特に背面には多数の疣いぼがある。また大きな耳腺をもち、白い有毒粘液を分泌。動作は鈍く、夜出て、舌で昆虫を捕食。冬は土中で冬眠し、早春現れて、池や溝に寒天質で細長い紐状の卵塊を産み、再び土中に入って春眠、初夏に再び出てくる。日本各地に分布。ヒキ。ガマ。ガマガエル。イボガエル。[広辞苑第五版]
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント