テントウムシ 第2報
さて、テントウムシは幼虫も成虫も肉食で、アブラムシ(アリマキ)をよく食べます。
そこで、スチレン樹脂の透明ケースに幼虫達を入れて、アブラムシのいっぱいついたキョウチクトウの茎を入れてやりました。
上の写真は、アブラムシを捕まえて体液を吸っているところです。ケースの外側からしか写真が取れませんので、どうしてもぼんやりした感じになります。
幼虫の腹側からの写真になります。
腹部の先端を、何か液体を出して、壁面に固定しているようですね。動くときは簡単にはがせて、エサを捕まえるときには落ちないような足場になる、といった性質があるのでしょうね。
左は食事中、中は手ぶら、右や、下はいずれエサになるかもしれないアブラムシです。
アブラムシは、通常このように丸々と太っているのですが、体液を吸われてしまうと、次の写真のようになってしまいます。
ここに散らばっているのはみんなアブラムシの死骸です。テントウムシたちの食欲が以下にものすごいものかお分かりいただけると思います。
もし、植物好きの方で、アブラムシが発生して困っているときは、殺虫剤をまくだけでなく、テントウムシの幼虫がいたら、彼らにいっぱい食べてもらうことを考えて下さい。おとなになるとかわいい赤いテントウムシになるのですし。毛嫌いしないで下さいね。
ところで、アブラムシのいっぱいついたそのキョウチクトウの枝ですが、どうも見慣れない奴が一匹一緒についてきてしまいました。
おまえは誰だ?名を名乗れ。といっても名乗ってくれないし、ネットで「肉食性 幼虫」といったキーワードで検索したところ、どうやら「ヒラタアブ」の幼虫のようです。この幼虫もアブラムシを捕まえて食べるようです。
成虫になるまで飼えるかどうか分かりませんが、行けるところまで行ってみることにします。
また第3報を書くことになると思います。
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