クサギカメムシ(臭木椿象)
クサギカメムシが道路を歩いていました。踏み潰されたり、自動車に轢かれないように、安全な場所へ連れて行って放してやりたいのですが、ちょっと、手間が必要です。
手でつまむのは簡単ですが、カメムシ君に「恩を仇で返される」かもしれません。要するにものすごい臭いを手につけられてしまうかもしれないのです。落ち葉を拾ってきて、そっと乗ってもらい、安全な場所に放してやりました。よかったね。
くさぎ‐かめむし【臭木椿象】 半翅(はんし)目カメムシ科の昆虫。体色は暗褐色の地に黄褐色の点紋がある。クサギ・桜などの実につき汁を吸う。悪臭を放つ。北海道を除く日本各地、韓国・中国などに分布。[大辞泉]
くさぎ-かめむし【臭木〈椿象〉】カメムシの一種。体長約16ミリメートル。体は黒褐色の地に黄褐色の斑紋がある。サクラ・モモ・クサギなどについて果実から汁を吸う。不快な臭気を発する。九州以北の各地と東アジアに分布。三省堂提供「大辞林 第二版」より。
かめ‐むし【椿象・亀虫】カメムシ目カメムシ科などの昆虫の総称。前翅の基部は硬化し末部は膜質。種類が多く、大きさ・色彩などは多様。触れると臭腺から猛烈な悪臭を出すものが多い。植物の汁を吸い農作物に有害。クサガメ。ヘッピリムシ。[広辞苑第五版]
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