ヒルザキツキミソウ
つきみ‐そう【月見草】①アカバナ科の越年草。北アメリカ原産。茎の高さは約60センチメートル。初夏、大形4弁の白花を日暮れから開花し、翌日の日中にしぼむと紅色となる。花後倒卵形の蒴果(さくか)を結ぶ。観賞用に栽培。つきみぐさ。[広辞苑第五版]
月見草は夜咲いて「月を見る」のですが、昼咲いて月を見るとなると、なんだか「新月」しか見られないような気分ですね。
牧野植物大図鑑によると
<引用>
ふともも目 Myrtiflorae、あかばな科 nagraceae、マツヨイグサ属、ヒルザキツキミソウ Oenothera speciosa Nutt.
北アメリカ原産の多年草。日本には観賞用に入って帰化した。高さ30~60cm。葉は短い柄をもち互生し,長だ円形で長さ5~8cm。縁に深い波形のきょ歯が並ぶ。初夏に茎先に白または淡いピンクの4弁,径5cmほどの花をつける。花弁の先端はややへこむ。さく果は長さ2~3cmで先はとがり,上半部の側面に8個のひれがある。
</引用>
とありました。
ところで、メシベが4つに分かれているのがお分かりでしょうか。
これは、マツヨイグサ属の特徴だそうです。
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