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2007年5月

2007年5月31日 (木)

アオスジアゲハの卵・幼虫

530aosujiagehatamago これがアオスジアゲハの卵です。クスノキの葉の上に産みつけられています。

昨年は卵からの孵化率が悪くて、どうしてしまったのかと心配していましたが、今年の滑り出しは一応順調そうです。

530aosujiageha1rei これが卵から孵ったばかりの1齢幼虫です。

  

  

530aosujiageha2rei 530aosujiageha2rei2              

  

  

こちらは一度脱皮した2齢幼虫。現時点で、卵、1齢、2齢の3種類が一ヶ所にいます。

この姿がもう、かわいくて、たまりません。アゲハの幼虫の緑色と違って、透明感のある緑色。右の写真は少し露出オーバーですが、頭の部分がわかると思います。上から見て体の先端に「頭」があるような気がしますが、ここはまだ「胸」です。本当の頭部は、くいっと下に曲げています。右の写真の黄色っぽいところがそれ、頭部です。その下に3対の脚をきゅっと縮めてじっとしているところです。

テントウムシ 第3報

530tentou1 ずいぶん大きくなりました。

この写真は腹側から。

  

530tentou2 こちらは、背側。模様が出始めました。

体つきもガッシリしてきて、たくましくなったなぁ、という感じです。おそらく2齢幼虫です。

2007年5月30日 (水)

テントウムシ 第2報

527tentouyoutyu1 さて、テントウムシは幼虫も成虫も肉食で、アブラムシ(アリマキ)をよく食べます。

そこで、スチレン樹脂の透明ケースに幼虫達を入れて、アブラムシのいっぱいついたキョウチクトウの茎を入れてやりました。

上の写真は、アブラムシを捕まえて体液を吸っているところです。ケースの外側からしか写真が取れませんので、どうしてもぼんやりした感じになります。

幼虫の腹側からの写真になります。

腹部の先端を、何か液体を出して、壁面に固定しているようですね。動くときは簡単にはがせて、エサを捕まえるときには落ちないような足場になる、といった性質があるのでしょうね。

527tentouyoutyu2 左は食事中、中は手ぶら、右や、下はいずれエサになるかもしれないアブラムシです。

アブラムシは、通常このように丸々と太っているのですが、体液を吸われてしまうと、次の写真のようになってしまいます。

527aburamusisigai スカスカの脱け殻みたいになってしまっています。

  

  

527aburamusisigai2 ここに散らばっているのはみんなアブラムシの死骸です。テントウムシたちの食欲が以下にものすごいものかお分かりいただけると思います。

もし、植物好きの方で、アブラムシが発生して困っているときは、殺虫剤をまくだけでなく、テントウムシの幼虫がいたら、彼らにいっぱい食べてもらうことを考えて下さい。おとなになるとかわいい赤いテントウムシになるのですし。毛嫌いしないで下さいね。

527hirataabuyoutyu ところで、アブラムシのいっぱいついたそのキョウチクトウの枝ですが、どうも見慣れない奴が一匹一緒についてきてしまいました。

おまえは誰だ?名を名乗れ。といっても名乗ってくれないし、ネットで「肉食性 幼虫」といったキーワードで検索したところ、どうやら「ヒラタアブ」の幼虫のようです。この幼虫もアブラムシを捕まえて食べるようです。

528hirataabuyoutyu いろいろ飼育をしてきた私たちですが、これは初めて。

成虫になるまで飼えるかどうか分かりませんが、行けるところまで行ってみることにします。

また第3報を書くことになると思います。

テントウムシ

524tentoumusitamago_3 テントウムシの卵です。「何」テントウなのかは分かりません。おそらく、ナナホシテントウかナミテントウでしょう。

キョウチクトウの葉の裏に卵がついてるわ、と妻が取ってきたときは、何の卵かもよく分かりませんでした。それが、5月24日でした。

526tentoumusihuka1 5月26日、孵化しました。

小さくて肉眼ではよく分からなかったのですが、接写しているうちに、「これって、テントウムシのような気がする」と思い至ったのでした。

てんとう‐むし【天道虫・瓢虫・紅娘】(店頭虫とする説がある) テントウムシ科の甲虫の総称。半球形、小形で赤や黒の斑点がある。アブラムシ・カイガラムシなどを捕食するものが多いが、植物の葉を食うものもある。その一種テントウムシ(ナミテントウ)は最も普通で、体長約7ミリメートル、色彩は様々で、赤の無地、赤地に多くの黒紋のあるもの、黒地に赤紋のあるものなどがある。[広辞苑第五版]

ladybird (beetle)-[名][C] 〔昆〕 テントウムシ

ladybug-[名][C] 《米》〔昆〕 テントウムシ 《★[解説] 米国では縁起のよい虫で殺してはならないとされ, 指輪やブローチのデザインによく使われる》.[研究社・新英和辞典]

526tentou1 526tentou2

偶然というものは面白いもので、26日は晴天で、干した布団を取り入れようとしたところ、「テントウの幼虫がついていた」と妻が連れてきたのがこれ。

知らずにいれば潰してしまったかもしれません。「よかったねぇ」と撮った記念写真です。

ナミテントウではないか、と妻のご託宣でした。

2007年5月29日 (火)

アヤメ

523ayame1 ベランダのアヤメ。

対称性よく、ちょっと「絵画的」に撮ってみました。

なんだか、少しちいさなアヤメのような気もしますが・・・。

あやめ【菖蒲】アヤメ科の多年草。やや乾燥した草原に群生。また、観賞用に栽培。根茎は地下を這い、毎年、剣状の細長い葉数枚を直立。5~6月頃花茎の頂端に紫色または白色の花を開く。外花被片の基部には黄色と紫色の網目があり、虎斑とらふと呼ばれる。ハナアヤメ。[広辞苑第五版]

牧野では

ゆり目 Liliiflorae:あやめ科 Iridaceae:アヤメ属:アヤメ

日本各地,および朝鮮半島,中国東北部,東シベリアに分布し,山野にはえる多年草。高さ30~60cmで群生する。葉は長さ30~50cm。花は初夏,径7~8cm。ときに白花やごく薄い紅紫色の栽培品がある。またアヤメが大群落をつくる所は必ずアヤメ平の名で呼ばれる。和名は文目の意味で,葉の並列する様子から美しいあやがあると考えられた。

花の姿としてはこの方が見やすいかもしれませんね。523ayame2

シコンノボタン

523sikonnobotan あの美しい紫の花の時期ではありません。

今は、芽を伸ばし、成長の時。

細かい毛がいっぱい生えた、赤ちゃんのような時期。見ていると心和みますね。

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/1187.html から引用

ビロード状の短い毛のある葉と美しい濃紫紺色の花が魅力です。園芸店ではノボタンの名で出回っていますが、本当のノボタンは日本原産のノボタン属の植物であまり鉢物としては出回っていません。花は1日花ですが、次々と咲き続け順調なら1鉢で200近い花が咲きます。丈夫で育てやすく、暖地では冬に落葉しても春には芽が出るので、庭木にもします。なお、ノボタンと名の付く鉢物は、ヒメノボタン、ブータンノボタンなどいくつかありますが、属が異なるものが多いのです。

http://www.yasashi.info/shi_00015.htm

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%8E%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3

など参照して下さい。

タチアオイ

522tatiaoi タチアオイです。

シンプルなつくりの花で、好きです。

たち‐あおい【立葵】アオイ科の観賞用多年草。アジア原産。高さ2メートル、葉は心臓形で、縁は5~7に浅裂、葉面に皺しわがある。春夏の頃、葉腋に紅・白・紫などの美花を開く。園芸品種が多い。単にアオイとも呼ぶ。ハナアオイ。ツユアオイ。ホリホック。蜀葵。[広辞苑第五版]

牧野では

あおい目 Malvales:あおい科 Malvaceae:タチアオイ属:タチアオイ

別名:ハナアオイ

地中海沿岸地方の原産で花を観賞するために庭に栽培される2年草。茎は直立し高さ2.5m位で毛がある。互生する葉は長柄があり,円形で浅く5~7裂する。花は初夏,下からだんだん上の方へと咲く。花色には紅色,濃紅色,淡紅色,白色,紫色などがあり,八重咲きのものもある。和名立葵(たちあおい)は花のついた茎がまっすぐに高く立つ様をいう。中国の原産とする説もある。

園芸品種が多いと分かりにくくなりますね。

2007年5月28日 (月)

ネコハエトリ

522nekohaetori ハエトリグモ科であることは一目で分かるのですが、ハエトリグモ科は種類が多くて。

「日本のクモ」で調べたら、ネコハエトリでした。

出現期:4~8月

平地から山地まで広く生息。人家の庭、生け垣、公園など、人工的に作られた環境に多く見られる。その他、草原、樹林地の周辺、林道などの低木の葉上、草の上を歩き回って獲物を探す。神奈川県と千葉県の東京湾沿岸地域と、房総半島周辺地域にはネコハエトリを戦わせる遊びがあり、その地域ではこのクモをホンチ、ババなどと呼ぶ。

コガネグモのクモ合戦は知っていましたが、ネコハエトリを戦わせるのは知りませんでした。

くも‐がっせん【蜘蛛合戦】鹿児島県姶良(あいら)郡加治木町や高知県中村市に伝わる伝統行事。コガネグモの雌2匹を長さ60センチメートルほどの棒の上で戦わせ、相撲に見立てて行司が勝敗を判定する。[広辞苑第五版]

クモ合戦は「かがくのとも」かな、で、子と一緒に読み、おもしろかったので、一時我が家でもコガネグモを飼ってみたことがあります。大きな箱(オープンなままで大丈夫)に巣を作らせ、時々巣に昆虫を引っかけてやって飼育しましたっけ。

いろいろやったものです。

2007年5月27日 (日)

落花生

524rakkasei1 珍しく生の落花生をスーパーで売っていたそうで。

落花生は要するに実ですから、巻いたら芽が出ます。

種があると蒔きたくなるという「習性」の夫婦なもので、やってみました。水に浸してやりました。

524rakkasei2 根が出ました。(5/24)

らっか‐せい【落花生】マメ科の一年生作物。ボリビアなどアンデス地域の原産。世界中に広く栽培され、豆類では大豆に次ぐ。インド・中国に多く産する。18世紀初め中国から渡来。匍匐性と立性とがある。開花・受精後、子房の柄が長く下に延び、地下に入って繭の形の莢果きようかを結ぶ。種子は脂肪に富んで、食用にし、また、油を採る。らっかしょう。南京豆。唐人豆。異人豆。関東豆。ピーナッツ。[広辞苑第五版]

翌5/25。      525rakkasei

         

          

さらに5/26

526rakkasei1 すごい勢いで伸びています。

     

526rakkasei2 今後どうなるのか、観察を続けます。

牧野によりますと

ばら目 Rosales:まめ科 Leguminosae:ナンキンマメ属:ナンキンマメ

別名:ラッカセイ,トウジンマメ

南アメリカ原産とされ,日本へは江戸時代に渡来し栽培される1年草。茎は根もとで分枝し地をはって広がる。長さ20~70cm。花は夏から秋,花が終わった後,子房柄が伸びて果実は地中にもぐる。種子は食用。和名南京豆(なんきんまめ)は別名トウジンマメ(唐人豆)とともに中国から伝来したことを表す。漢名落花生の音読でラッカセイともいう。Pea-nuts。

南京豆という名前を忘れておりました。

ピーナッツを食べながら、二つに割ってから元通りにくっつけ「おじいさんはどっちだ?」という遊びをしたことはありますか?

ヒキガエル

5月14日に、冬眠に成功したヒキガエルを1匹紹介しましたが、U君が来た5月23日、もう一匹冬眠に成功したヒキガエルを「発掘」しましたので、ご紹介します。

523hikigaeru

ここに写っている手はU君の手です。そこからヒキガエルの大きさを推測して下さい。

ササグモ

522sasagumo1 ドクダミの花の脇に写っていたササグモは少しピンボケでしたので、撮り直しに行ってみました。あの辺りをテリトリーにしているのなら、またお目にかかれるのではないか、と思って同じところへ行ってみたら、案の定、いました。今回は少しははっきり写ったと思いますがいかがでしょうか?

お尻から糸が出ているように見えます。ここに支えを作って獲物に襲いかかるのでしょうか。

522sasagumo2

  

後日、今度はイチイの葉っぱにササグモを見つけました。この方がより近づけました。脚のトゲトゲが特徴です。透明感のある緑色が美しいクモです。

524asagumo「日本のクモ」より引用

ササグモ

(前略)

葉上に止まって第1脚を広げて獲物が近づくのを待つ。獲物が来ると瞬間的に飛びついて捕える。危機を感じると葉の表から裏へ素早く移動し、その後、ジャンプして逃走する。和名はササの葉に多くいることから付けられたが、どこにでも見られる。

ところで、イチイといいましたが、私の頭の中には「オンコ」という名前もあって、どうなっているのかなと、広辞苑を引いて見ました。

いちい【一位】(笏しやくの材料としたので一位の位に因み「一位」とあてた) イチイ科の常緑高木。日本北部の深山に自生。幹は直立して約15メートルに達する。樹皮は赤褐色。雌雄異株。3~4月頃葉腋に開花。実は9月頃熟し、橙赤色で甘く食べられる。材質密・暗紅色で器具・装飾品・鉛筆に使用。古来、飛騨国位山くらいやま産のものは笏の材料として有名。庭樹・生垣などにも利用。スダオノキ。アララギ。オンコ(アイヌ語)。紫松。[広辞苑第五版]

アイヌ語だったのですか、知りませんでした。

2007年5月26日 (土)

ドクダミ

521dokudamiドクダミが咲き始めています。

白いのは花びらと、ず~っと思い込んでおりましたが、違うんですって。

どくだみ:(毒を矯める・止める、の意。江戸時代中頃からの名称) ドクダミ科の多年草。雑草として各地に分布。茎は高さ15~35センチメートル。地下茎を延ばして広がる。葉は心臓形で悪臭をもつ。初夏、茎頂に、4枚の白色の苞ほうのある棒状の花序に淡黄色の小花を密生。全草を乾したものは生薬の「しゅうさい」で、消炎・利尿剤などとして用い、葉は腫物に貼布して有効という。ドクダメ。十薬じゆうやく。古名シブキ。[広辞苑第五版]

「写真で見る 植物用語」という本によりますと

ドクダミ:花は1個の雌しべと3個の雄しべだけで集まって穂のような花序をつくる。白い4枚は花序を包んでいた総苞(個々は総苞片)である。

とありました。花って難しいですね。

521dokudamisasagumo ドクダミの花に意識が向いていて撮影時は全く気づかなかったのですが、パソコンでじっくり見ていたら、なんとゲストが写っているではありませんか。

写真左上、ササグモです。

チロリアンランプ

526tirolianlamp1 チロリアンランプを撮影してきました。狭い路地なので、車を寄せられる場所を探して花から少し離れたところへ止めて、急いで接写してきました。

多分、花が開いて成熟していく過程であろう、という順に並べてみます。

  

526tirolianlamp2

526tirolianlamp3            

526tirolianlamp4_1           

真中がだんだん長くなってきます。

メシベかなぁ。雌花の穂みたいなものかなぁ。

よくわかりません。

その部分が比較的よく写っていた写真をご紹介して終りにします。

526tirolianlamp5

2007年5月25日 (金)

オオカマキリ孵化

524kamkiri1 オオカマキリの卵から幼虫が孵化していました。

もう5月も下旬、この卵は孵らないのかな、と思っておりましたところ、今日、孵化していました。奥さんが発見して、浮き浮き顔。さっそくアブラムシのいっぱいついた葉っぱを取ってきて空き瓶に入れ、子カマキリを何匹か引越しさせ、飼育開始です。もちろん、全部は飼いきれませんから、数匹だけですが。

524kamakiri2 別のところを狙っていて写った卵塊です。ちょっとピンボケですが、ご勘弁を。

孵化したての幼虫は「前幼虫」といって薄い膜をかぶっています。それが、ぶらさがっていた跡が鎖状に見えています。

膜が破れて、やっと通常の幼虫が出てきます。

羽がないことを除けば、成虫そのままミニチュアのような格好をしています。これがまた、カワイイわけですね。

524kamakiri3 立派でしょ。「カマキリです」と主張しています。

  

  

524kamakiri4   

  

  

  

524kamakiri5

ついいっぱい写真を載せてしまいました。もっと冷静にちゃんと写った写真をこれからはご紹介できると思います。

最後の写真は、シルエットですが、カマの「刃」が見えます。小さくても一人前。アブラムシや、ショウジョウバエを入れてやると、狩りをしてつかまえて食べます。

これから、世話に忙しくなるというのに、ニコニコ顔の夫婦なのでした。

(我が家の娘は小学生時代に5年間にわたって、カマキリの継代飼育をしたという「つわもの昆虫少女」でした。ようするに「昆虫一家」なのでした。)

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◆オマケ

童話屋という出版社の広告に載っていた詩です。

   おれはかまきり かまきりりゅうじ
                    くどう なおこ
 おう なつだぜ
 おれは げんきだぜ
 あまり ちかよるな
 おれの こころもかまも
 どきどきするほど
 ひかってるぜ
 
 おう あついぜ
 おれはがんばるぜ
 もえる ひをあびて
 かまを
 ふりかざす
 すがた
 わくわくするほど きまってるぜ

名前がわかりました:NS7

5月21日に、NamaeSirazu7=NS7として写真のみ出しておりました花の名前がわかりました。

チロリアンランプです。ブラジル原産のアオイ科の植物だそうです。

和名はウキツリボク。浮釣木。釣りの浮のようだということらしいです。

チロリアンランプでイメージ検索して下さい。ステキな写真がいっぱいヒットします。

どうもありがとうございました。

2007年5月23日 (水)

ほたるぶくろ

521hotarubukuro1 ホタルブクロが咲きました。

ほたる‐ぶくろ【蛍袋・山小菜】キキョウ科の多年草。原野・路傍などに自生し、高さ30~50センチメートル。夏、茎頂に淡紫色の大きな鐘形花を数個下垂、そのさまが提灯(火垂る)に似る。山地のものは紅紫色をおびる。若芽は食用。[広辞苑第五版]   

   

ホタルブクロって、蛍の入る袋かな?と思っておりました。おぉ恥ずかしい。ところで、牧野によりますと

ききょう目 Campanulales:ききょう科 Campanulaceae:ホタルブクロ属:ホタルブクロ

東アジアの温帯に分布し,日本各地の山野にはえる多年草。地下のつる枝を出して繁殖する。高さ30~80cm。根生葉は卵心形で長い柄があるが花時にはない。茎につく葉は互生し,先のとがった長卵形で上部につく葉は柄がない。花は初夏,白色または淡紅紫色。若葉は食用となる。和名はこの花にホタルを入れて観賞したことによる。

と記載されておりまして、「この花にホタルを入れて鑑賞した」となっていました。私の思い込みも満更ではなかったのかな?

521hotarubukuro2

これは花の中を覗きこんだところ。中央に立っているのはメシベでしょう。下の方で、花弁にくっつくように黄色いものが見えていますが、これがオシベではないでしょうか。成熟する時期を違えているのかもしれません。

521hotarubukuro3

花弁の内側に、いっぱい微細な毛が生えています。面白いですね。

みみず

朝日歌壇2007.5.21(月)より

産土の蚯蚓の赤さ赤さかな:(高岡市)野尻徹治

 文学的なことは分かりません。この句を読んでいて、ミミズに関していろいろなことが思い出されてしまいました。

「ミミズのたわごと」と笑ってお読み下さい。

◆ミミズはなぜ赤いのか?

★ミミズに関しては、最高の名著があります。昭和6年と古い本ですが、復刻版があります。

復刻「みみず」 畑井 新喜司 著
 発行日:1997年6月15日 初版第4刷、サイエンティスト社

この著書の37ページに「皮膚の色」という項があります。

 普通見られる蚯蚓の体色は何れも煉瓦色の赤さを呈して居るが、然し種々なみゝずを集めてみると稍(やや)黄色を呈するふとすじみゝず(Pheretima vittata)或は青銅色を帯びたくそみゝず(Pheretima hupeiensis)黒青色を呈した八田みゝず、紫黒色を呈している所謂九州、四国地方での山みゝず、夫れから全然無色で半透明な種類ではさくらみゝず(Allolobophora japonica)の如きがあります。・・・。
 斯くの如く蚯蚓の皮膚の色は種類によって異なって居るが、然し化学的に云ふと皆同性質の色素であるか否か・又此の体色は光線を厭み嫌ふみゝずの習性に何等かの関係ありや否やは面白い問題であるがみゝずの体色に関してはまだ研究があまり行はれて居りません。
 小林氏に依るとしまみゝずの皮膚の色素はポリフヰリン(Poryphyrin)であって哺乳類の血液に含まれて居るヘマトポリフヰリン(Haemato poryphyrin)と比較してみると、前者の吸収帯の赤色部が後者より赤の方に移動して居るさうであります。
 ・・・(後略)

◆文中「ポリフヰリン」となっているのは現在の「ポルフィリン」でしょうね。ヒトは赤血球中にヘモグロビンを持っていますが、ミミズは血液中にヘモグロビンを持っています。おそらくそのことを述べているのだと思います。

◆雨上がりにミミズがたくさん死んでいるのはなぜだろう?

同41ページに「呼吸」という項があります。

 吾々と同様みゝずも矢張り酸素を吸ひ二酸化炭素を排出して所謂呼吸作用を営んで居りますが、唯、みゝずには私共の様に特に呼吸を司る肺臓はありません。主に、皮膚の表面から酸素を吸ひ、二酸化炭素を排出するのであるが、或る程度迄は腸壁からも呼吸が営まれると申されて居ります。
 (後略)

同135ページの「死因」から

 ・・・
 雨降り上りの日、路上または公園地内に、時には幾百と云ふ蚯蚓の死屍を見る事があります。又時には路傍の泥溝(どぶ)の中に蚯蚓の死体を多数見る事があります。・・・。此の種の死因に関しては久しい以前から動物学者が注意を致し種々その死因に憶説を出し、又実験もされて居ります。・・・。
 (中略)
 雨水が土壌を通過する時、酸素が欠乏したのが第一原因となるけれども、直接原因としては有毒な二酸化炭素が水に段々増えて来るのを避けるために穴を這ひ出るのだらうと思はれます。一旦這ひ出た蚯蚓が日光に触れた時はMerker氏の実験せる如く、紫外光線の有害作用に長時間抵抗出来ずに麻痺状態に陥って運動不可能となり、其の中に日光のために体より水分を失ひ、遂に死亡するのだらうと思はれます。
 ・・・
 以上種々なる点を考慮してみると多数の蚯蚓が穴より這ひ出す原因に関しては多分二酸化炭素の蓄積を主な原因と考へ得るも斃死する理由の結論までにはまだまだ研究の余地が充分にあると考へられます。
 ・・・(後略)

◆新しいところで、ミミズといえばこの方です。

「ミミズのいる地球 大陸移動の生き証人」中村方子 著、中公新書1298、1996年4月発行
この本の36~37ページから引用します。太字は引用者による。

 代謝の終産物の排出は、一般的には体節ごとにある腎管で行われている。浅層活動性のフトミミズなどは、尿を主に消化管内に排泄し水を再吸収するので、比較的乾燥した土壌に適応している。その一方、水浸けには弱い
 循環器系は閉鎖血管系であり、消化管の背側と腹側に背行血管と腹行血管が縦に走っている。体の前部に横走血管があり、強い収縮性をもっていて、これを心臓と呼んでいる。体長約3.6mにもなるフトミミズ科の巨大ミミズ、メガスコリデス・オーストラリスは、16の心臓をもっていると新聞は報じているが、それはこの横走血管のことである。人間の血液は赤血球の中にヘモグロビンを含んでいるが、ミミズの血液は血漿中に血色素ヘモグロビンを含んでいる
 ・・・
 巨大ミミズは、肺のような特別の呼吸器官をもたずに空気呼吸を行っている最大の動物である。酸素は皮膚を通ってのみ、ゆっくりと血管に入っていく。空気の循環の遅い土壌中の大気は、このような大きな動物が充分な酸素をうるには炭酸ガス濃度は高く、酸素分圧は低い状態にある。したがってミミズは、酸素との親和力が人間より50倍も高い血液をもつことで、体を維持している。特に高濃度の炭酸ガスが存在するとき、ほとんどの動物の状態とは反対に、きわめて大きな酸素との親和力をもっている。こうしてこの巨大ミミズは"ゆっくり穴を掘って生活する"生き方を選び、わずかの酸素を用いてゆっくりした代謝を行っているのである。(本川達雄(1992)は、循環系はもつが特別な呼吸器系をもたないこのような大きなミミズの体の大きさが半径1.3mmを限度としていることを、体内と体外の酸素分圧の違いとガスの拡散速度から理論式を用いて整然と説明している。)
 (後略)

◆というわけで、ここまでの引用で完全に分かった、とまでは言い切れませんが、要するに「水浸しになったミミズは苦しくて地表に出てきてしまう」ということでしょうね。

 湿った体が空気と接して、空気から体表面の湿りに酸素が溶け込み、体内へは拡散によって酸素が供給されているのが常態です。それが、水浸しになってしまうと、酸素不足にはなるは、二酸化炭素は濃くなるは、で、苦しくなってしまうのでしょう。

◆こんなところで、一応の解決としたいと思います。

◆最後に、 畑井さんの「みみず」の巻頭言を引用して終わります。

    蚯蚓礼讃

自ら進んで釣魚の餌たるを辞せざるも 虚名を干支に列ぬるの累を避く
「鈍くしておかしげなる」との世評に甘んじ
悠悠自適 泥土を食ひ黄泉を飲み 敢えて利欲を地表に求めず
汲汲相励みて荒野を拓き 矻矻相勉めて沃土を作る
其体は蓋し研学の材たるべく
其屍は猶ほ霊薬の素たるべし
然れば蔡邕の知遇を得て勧学の篇に入り
透谷の詩眼に映じて跟影を紙帛に止む
祖先世に現はれて既に幾億歳
巨象の蹄を逃れ氷河の流れを避く
時に地殻の激震に厄せられ 血縁離散の悲しみに遇ふも
慈雨の降下に恵まれて繁栄の喜びを受く
年を送り歳を迎へて眷属益々蕃く
争はず犯さず 倶に天分を楽しみ共に苦楽を味ふ
是れ蚯蚓の偉とする所なり
世の懶婪憤怒の人 亦以て鑑とするに足らん乎
   昭和六年一月五日       畑 井 新 喜 司 

ひらがなで書き下ろしてみましたが、かえって読みにくいでしょうか。

    みみずらいさん
みずから すすんで ちょうぎょの えさたるを じせざるも きょめいを かんしに つらぬるの るいを さく
「のろくして おかしげなる」との せひょうに あまんじ
ゆうゆうじてき でいど をくひ こうせんを のみ あえて りよくを ちひょうに  もとめず
きゅうきゅう あい はげみて こうやを ひらき こつこつ あい つとめて よくどを つくる
その からだは けだし けんがくの ざい たるべく
その しかばねは なほ れいやくの もと たるべし
しかれば さいようの ちぐうを えて かんがくの へんに いり
とうこくの しがんに えいじて こんえいを しはくに とどむ
そせん よに あらはれて すでに いくおくさい
きょぞうの ひづめを のがれ ひょうがの ながれを さく
ときに ちかくの げきしんに やくせられ けつえん りさんの かなしみに あふも
じうの こうかに めぐまれて はんえいの よろこびを うく
としを おくり としを むかへて けんぞく ますます しげく
あらそはず おかさず ともに てんぶんを たのしみ ともに くらくを あじわふ
これ みみずの い とする ところ なり
よの らんらん ふんぬの ひと また もって かがみと するに たらんか

◆上で引用したほかにも、ミミズに関する、良書がありますので、ご紹介します。縁がありましたらお読み下さい。

「ミミズと土」チャールズ・ダーウィン 著、渡辺弘之 訳、平凡社ライブラリー56、1994年6月初版第1刷発行

「ミミズに魅せられて半世紀」中村方子 著、新日本出版社、2001年9月初版発行

「ミミズ 嫌われものの はたらきもの」渡辺弘之 著、東海大学出版会、2003年12月第1版第1刷発行

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◆オマケ。

今から40数年も前、中学生のころの生物の先生だったかな、が、授業中の、駄洒落のような、脱線話。(汽車が全部蒸気機関車で、のんびり走っていた時代のことだそうですが)

汽車に乗っていて、ふと目を覚まして、駅名を見ると

「やみのめゝす」となっていて、「闇のめめず(みみず)」などという駅名があったかなと、しばらく考えていたら、右から読むようになっていたのだそうです。

「すゞめのみや」=「雀の宮」だったというお話。

JR東北本線にちゃんと「雀の宮」という駅がありまして、実話だとおっしゃっていました。

◆どうも失礼しました。

2007年5月22日 (火)

ミドリシジミ

朝日歌壇2007.5.21(月)より

ミドリシジミ呼び戻さんと田に植えし榛(はん)の苗木の若葉色濃し

                           (蓮田市)斎藤哲哉

◆私の歌の鑑賞の仕方は「邪道」でして、短詩形文学として鑑賞するというのではなくて、扱われた題材が動物だったり昆虫だったりと、自分の好きなものが詠み込まれたときに強く反応してしまうのです。
 今回は、ミドリシジミが詠まれているので、嬉しくなってしまいました。
 しかも、成虫のミドリシジミが美しいとかいうのではなく、食草から育てて蝶を増やしたいと願っていることに強くうたれました。
 一部のマニアは、成虫を収集して喜ぶのでしょうが、蝶を本当に好きな人はそんなことはしません。
 先ず食草を育て、蝶に来てもらって産卵を待ち、幼虫が無事に育ってくれるようにと見守り、羽化した成虫が空を飛ぶ姿を見て、我がことのように嬉しくなるものなのです。
 精いっぱい飛んで、配偶相手を見つけ、次の世代を産むことを楽しみにします。翅がボロボロになるまで飛んでほしい。それが、飛ぶ昆虫の本望というものでしょう。
 昆虫(広く生物)というものを、ある「個体」だけで見ずに、食草、幼虫、サナギ、成虫、場合によっては捕食者としての鳥、寄生するものたち、などまで含めて「系=システム」として見ることができるようになれば、現在の環境問題なども、少しは軽減されるのではないか、などとも思ってしまいます。

◆こんなことを、思いながらこの歌を読みました。きっと素晴らしい人なんだろうな、と人柄が偲ばれます。

◆偉そうなことをいって、「はんのき」というのがよくわかりません。みれば「ああこれか」ということになるとは思います。
 子どものころには、ミドリシジミもベニシジミも見ましたから、きっとその食草も見ていたはずです。
 昆虫少年(幼年)としては、ミドリシジミやベニシジミを見るとドキドキした思いがあります。

 はん‐の‐き【榛の木】(ハリノキの音便) カバノキ科の落葉高木。山地の湿地に自生。また田畔に栽植。高さ約20メートルに達し、雌雄同株。2月頃、葉に先だって暗紫褐色の単性花をつけ、花後、松かさ状の小果実を結ぶ。材は薪・建築および器具用、樹皮と果実は染料。ハリ。ハギ
[広辞苑第五版]

◆参考になるサイトを拾って見ました。
 検索しているうちに、「ミドリシジミは埼玉県の蝶である」ということが分かりました。
 な~るほど、「蓮田市」は「埼玉県」だったなぁ、と気づかされたのでした。
(大田区にすむ私が、区の木のクスノキを育てて、アオスジアゲハを育てているのと同じなんだなと、なおさら嬉しくなりました。)

http://www9.plala.or.jp/NYAKKI/ihsiurat/buhin/hannoki/hannoki.html
はんのきの写真があります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%B8%E3%83%9F
ミドリシジミの解説があります。

http://homepage3.nifty.com/ueyama/shubetsu/shijimi/midori/midori.html
ミドリシジミに関する素晴らしい写真があります。

http://homepage3.nifty.com/sundog/html/r52.html

カラー

428calla 4月28日の撮影です。

花の姿からして、サトイモの仲間だということは分かります。

    

カラー【calla】〔植〕(→)オランダカイウに同じ。

オランダ‐かいう【阿蘭陀海芋】サトイモ科の多年草。南アフリカ原産で観賞用。水湿地を好む。高さ1メートル内外。葉は大きく光沢がある。夏、長い花茎の頂部に、大きな白色の苞に包まれた肉穂花序がつく。温室で冬・春に開花させ、切花とする。普通、旧属名のカラーで呼ばれる。[広辞苑第五版]

コンニャクもサトイモ科です。コンニャクもサトイモも食べるのは地下の「茎」ですね。

コンニャクやサトイモの花というのはあまり見たことがありません。(ネットで検索すれば見られます。)

サトイモ科の花に特徴的なのが「仏焔苞」という構造です。要するにカラーの花の白いところがそうです。

【里芋】サトイモ科の一年生作物。熱帯では多年生。地下の根茎から長柄の葉を出す。葉は大きな長心形で水をはじく。花は仏焔苞(ぶつえんほう)に包まれた肉穂花序をなすが、普通日本では開花しない。原産地は熱帯アジアで、世界の温帯・熱帯で広く栽培される。日本にも古く渡来。雌雄同株。芋は塊茎、葉柄と共に食用とし、品種が多い。ツルノコイモ。ハタケイモ。[広辞苑第五版]

サトイモ科は意外なところにも多くあって、ザゼンソウもサトイモ科です。

世界一高い花といわれる「アモルフォファルス・ギガス」や、世界一臭い花といわれる「アモルフォファルス・ティタヌム」もサトイモ科です。

臭いにおいで、ハエなどを呼び寄せて授粉の助けをさせるのでしょう。

臭いことでは「ラフレシア」も臭くて、世界一大きな花とかいわれますが、これはサトイモ科ではありません。花の姿が全く違います。

ところで、幸いなことにカラーは臭くないのでよかったですね。

ところが、カラーを栽培していると、おもしろい昆虫に出会えるかもしれません。

カラーは、ビロードスズメ(ビロウドスズメ)というスズメガの仲間の幼虫の食草なんですね。

まるっきり「ミニ蛇」の擬態をしていますから、苦手な人は見る気にもならないでしょう。

我が家では去年カラーの葉にビロウドスズメの来訪を受け、幼虫から成虫へ飼育してみました。かわいいですよ。

◆「かかしさんの窓」は実は「案山子庵」というオンボロ庵に開いた窓なんですが、よかったらそこにビロードスズメの幼虫の写真がありますので見にいって下さい。

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/

↑ここがトップページ。

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_24.htm

↑ここに、ビロウドスズメの幼虫の写真がありますが、嫌いな人は見ないほうがいいですよ。

2007年5月21日 (月)

ヒルザキツキミソウ

520hiruzakitukimisou1 前回、ヒルザキツキミソウの写真を撮った時は、花とメシベの形に関心を惹かれていて気づかなかったのですが、花を外側から眺めるとまた素敵な姿をしていました。

「苞」なのでしょうか?つぼみを包んでいた外側が、花の下でおしゃれなネッカチーフのようになっています。 

520hiruzakitukimisou2   

対称的でないところがおしゃれですね。

  

520hiruzakitukimisou3

つぼみのときの姿も少しねじれたスマートなつぼみです。

名前が分かりません

520ns71 車で買い物に行ったとき見つけた花です。長い時間止めて接写にいけるような場所ではなくて、車の窓からの望遠ですので細部はちゃんと写っていません。

なんでしょう?NS7ということにします。

かわいい花です。

イメージとしては「鯛釣り草=ケマンソウ(華鬘草)」のイメージがありますが、もっとずっと大きな草丈です。

520ns72

つる性です。

鉢植えで、あんどん仕立てにしてありました。

520ns73

5/25記:名前が判明しました。チロリアンランプです。イメージ検索して下さい。大型の美しい写真がいっぱいヒットします。

アシナガグモ

5/19(土)

519ashinagagumo 池に立ててあるトンボの孵化用の棒の間に網を張ったクモがいました。

この日は腹側しか撮影できませんでした。

翌 5/20(日)520ashinagagumo

この写真、本来は90度右へ回転させて、クモが頭を下にしている姿勢が正しいのですが、ブラウザに出たときにそのまま見えたほうが良いかな、と横倒しのままにしてあります。悪しからず。

さて、「日本のクモ」という本を調べたところ、このクモおそらく

ヤサガタアシナガグモ

というのが正しい名前のようです。

平地~山地に広く分布。水田、水路、小川、河原などの水辺に多い。その他、市街地の庭園、公園の池や水辺、草原、林道、樹間に水平円網を張る。灰色または銀白色の細長い腹部にある黒い波状の条が、対斑が並んでいるように見えることから他種と区別できる。

とありました。

トンボの羽化の季節にはこの辺りのクモさんたちには退去をお願いすることになります。

それまでね。

     

クサギカメムシ

519kusagikamemusi 前に道に落ちていたところを救出した話はしましたが、今回はちゃんと葉っぱの上に入るところを見つけましたので、ご紹介します。

カメムシ目というのは「刺す口」の仲間です。

アブラムシもそうでした。セミ、ウンカ、アワフキムシ、カイガラムシなども含まれます。

サシガメ、アメンボ、タガメ、コオイムシ、タイコウチ、マツモムシなどもカメムシ目です。

いろいろいますので、気をつけて観察してみて下さい。

アブラムシ(アリマキ)

070518aburamushi1 さて、スイートピーの実のほうからの続きです。写真は5月18日撮影です。

先ずは、大きく接写。普通に見たことのある方は多いと思いますが、ここまで接写したら、腹部の背側に1対黒っぽい「棒」のようなとんがりが見えました。初めて見ました。

あぶら‐むし【油虫】①(「蚜虫」とも書く) カメムシ目アブラムシ科の昆虫の総称。一般に小形で、農作物などの汁液を吸収して発育を害し、種類によりウイルスを媒介。夏、単為生殖で増殖し、秋に雌雄を生じ、多数の卵を産む。多くは腹端から蜜を分泌するので、蟻が好んで保護する。アリマキ。[広辞苑第五版]

あり‐まき【蟻巻・蚜虫】アブラムシ①の別称。[広辞苑第五版]

070518aburamushi2 大型の虫と、小型の虫がいます。

おそらく、大型の虫はもう成熟していて、単為生殖をしているのでしょう。そして、その単為生殖で生まれたのが、小型の虫たちなのでしょう。

518aburamusi_ari すぐそばをアリが歩いていました。アブラムシが腹部の先端から出す「甘い汁」を採りにきているのでしょうか。

518aburamusi3 518aburamusi4

518aburamusi5

いろいろなシーンをお目にかけます。

色の違うのもいます。

★ところで、有名なことではあるのですが、アブラムシの生活環について簡単に説明しましょう。

◆春に孵化する幼虫はみんな雌です。

◆春~夏は、雌は単為生殖といって、雌の体内で卵が発生して仔虫を生みます。生まれてくるのはすべて雌です。雌には有翅型と無翅型があります。

◆秋になると雌は雄も産むようになり、雌は雄と交尾して受精卵を産みます。

◆この受精卵で越冬します。

 というわけで、栄養条件の良い時期には、手間をかけず個体数をどんどん増やし、栄養条件や生存環境の悪化する冬には、遺伝子を混ぜて多様性を増やし、生き残りの可能性を上げるわけです。

5月19日キョウチクトウの葉芽にいっぱいアブラムシがたかっていました。

519aburamusi1 ちょっとピンボケですが、翅のある大型の個体と小さな個体が写っています。  

   

   

519aburamusi2 翅のある個体を拡大してみたのですが、見えるでしょうか?  

  

   

  

519aburamusi3 集団!です。

ちょっと、見ものですね。

スィートピーの実が熟し始めました

518sweetpea1 スィートピーの実が熟し始めました。ちゃんと「豆の莢」です。

食用にはならないのでしょうね?

ところで、莢は細かい毛で滑らかに覆われているのですが、先の方に、3カ所プチプチしています。意識が莢にむいていたことと、老眼のせいで、その時は気づかなかったのですが・・・。

518sweetpea2 パソコン画面でちゃんと見たら、アブラムシでした。

薄緑色で半透明で、エメラルドみたいにきれいです。

で、アブラムシの話は、別に書くことにします。

スミレの種が弾けました

518sumiretane 5月18日。タチツボスミレだと思いますが、花が咲き、しばらく忘れていたら、種の弾けたあとを発見。

すごい勢いで弾けるんですよね。久しぶりに自分でやりたかったけれど、タイミングがずれてしまいました。で、「あと」だけお目にかけます。

509violet 実は5月9日にも、気づいていたのですが、どうもぼんやりしていて忘れ事が多くなりました。

2007年5月18日 (金)

オニグルミ

5月8日付で「オニグルミの雌花」を紹介しました。

10日ほど経過したら、もう518onigurumi 実が大分成長してきました。

カラスの巣

Karasunosu これはカラスの巣です。写真に写っている部分の更に外側は、針金製のハンガーなどでガッシリした台をつくってあったそうです。

外側から内側へむかって、だんだん構造がきめ細かくなっていきます。

ブルーベリーの実

Blueberry ベランダに置いてある鉢植えのブルーベリーに実がつきました。上から写真を撮ってみました。

今はまだ、ほんの数個の実しかなりません。

ブルー‐ベリー【blueberry】北米原産のコケモモ属の低木約20種の総称。特に果樹として栽培する数種と、その果実をいう。一般に白粉を帯び、熟すと紺色から黒色になる小果を房状につける。酸味が強く、生食のほか、ジャム・ジュースなどにする。[広辞苑第五版]

Blueberry2 実を横から撮るといかにもブルーベリーらしい格好をしていますね。

漉し油(コシアブラ)

Kosiabura 頂き物のコシアブラの葉です。

山菜にはあまり知識のない私ですので、初めてお目にかかりました。

葉の表面に「毛」が生えているのが印象的。

接写してみると、どうもこの毛は、細胞が集合したものではなく、一つの毛が一つの細胞なのではないか、と見えます。いかがでしょう?

こし‐あぶら【漉油・金漆】①ウコギ科の落葉高木。山地に自生。高さ約10メートル。葉は五小葉から成る掌状複葉で、長い葉柄がある。夏、緑白色で小形の五弁花を球状の花序に開き、黒色の円い実を結ぶ。材は白色で柔軟、細工用。若芽は食用。ゴンゼツノキ。
②①の樹脂を漉して精製した1種の漆。ごんぜつ。倭名類聚鈔15「金漆、古之阿布良」[広辞苑第五版]

牧野によりますと

コシアブラ

せり目 Umbelliflorae:うこぎ科 Araliaceae:ウコギ属

 北海道から九州の山地の林内などにはえる落葉高木。高さ16m位。樹皮は灰褐色で枝は灰白色。葉は互生し5枚の小葉のある掌状複葉,小葉の長さ10~20cm。花は晩夏。若芽をタラノキ同様に食用とする。和名は木から樹脂液をとり,漉して塗料に使ったので漉し油(こしあぶら)という。若芽は食用。材は箱,箸,下駄,経木,版木にする。

とありました。

材がやわらかいのですね。

2007年5月17日 (木)

まだありました。NS6です。

Namaehumei かわいい花ですが、いかんせん、「名前知らず」なのでした。

NS6です。

名前を知らない花が多くって

505namaesirazu1 これをNamaeSirazuから

NS1とします。

505namaesirazu2

これはNS2   

   

↑これは5/5撮影です。

↓次の5枚は5/11撮影です。

511ns わが家のミニ池のまわりに生える草なんですが・・・。

拡大すると   

511ns3 NS3     

    

      

   

511ns4 NS4 です。

ものすごく小さな花で、地面にくっついて咲いています。

    

    

511kan8nite1 NS5です。

環状8号線の生垣の中に咲いていました。

    

    

511kan8nite2

拡大するとこうです。

   

   

花の大きさなどについての情報が不足しているとは思いますが、ご存知の方は教えて下さい。(かかし)

2007年5月16日 (水)

アジサイ

512ajisai2  「墨田の花火」という品種のアジサイの葉芽です。

横から見るとこんな形。

これを上からのぞいてみたら面白い姿が見えました。

512ajisai1_1 互いに相手を巻き込むような形なんですね。

どう形容したらいいのか、「巴」のようなでいいでしょうか。

デジカメであちこち接写すると面白いものに出会います。

あじさい【紫陽花】ユキノシタ科の観賞用落葉低木。ガクアジサイの改良種とされる。幹は叢生、高さ約1.5メートル。葉は広卵形で対生。初夏、球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達した装飾花を多数つける。色は青から赤紫へ変化するところから「七変化」ともいう。花は解熱薬、葉は瘧おこりの治療薬用。広くはサワアジサイ・ガクアジサイなどの総称で、ヨーロッパでの改良品種をセイヨウアジサイ・ハイドランジアなどと呼ぶ。あずさい。四片よひら。万葉集20「―の八重咲く如く」[広辞苑第五版]

◆朝日新聞2004年6月7日付。陳舜臣さんの「六甲随筆」というエッセーに「紫陽花 名付け親は白居易」というお話が載っています。

アジサイは神戸市の花だそうです。原産は日本です。

<引用>

中国であじさいが発見されたのは杭州あたりであった。もともと中国にない花なので、名前もなかった。詩人の白居易(772-846)が杭州刺史(長官)に任命され西湖の西の招賢寺でこの花を見た。誰に聞いてもその名を知らない。「では、この私が名をつけてあげましょう。どうですか、紫陽花というのは?」と白居易が名づけ親になった。
  招賢寺に山花一樹あり、人の名を知るなし。色は紫にして気は香る。芳麗愛すべし。頗る仙物に類す。

  何れの年か仙壇において植わり、

  早晩(いつしか)、移し栽(う)えて梵家(てら)に到る。

  人間(じんかん)に在りと雖も人識らず

  君に名を与えて紫陽花と作(な)さん

</引用>

原詩はこうです。

「紫陽花詩」

何年植向仙壇上
早晩移栽到梵家
雖在人間人不識
与君名作紫陽花

◆「紫陽花 白居易」で検索してみて下さい。いろいろと、語源の話などがヒットします。

◆牧野によると以下のようです。

ばら目 Rosales:ゆきのした科 Saxifragaceae:アジサイ属:アジサイ

観賞用として広く栽植する落葉低木。ガクアジサイを母種とした園芸種で茎や葉は同じ。花は初夏,全部が装飾花のがく片で,花弁,雄しべ,雌しべは退化し結実しない。花の色は青,紅紫,白などで,咲くにつれて色が変化する。和名のアジはアツで集まること,サは真,イは藍の約されたもので青い花が群れて咲くからだという。漢名紫陽花。

カマドウマの幼虫

515kamadouma1 5/15夕方、風呂桶に水を張ろうとしたら、底になにやら小さな黒い「幼虫」。何だろうと、よくよく見れば、カマドウマの幼虫なのでした。多分「マダラカマドウマ」だろと思います。

体長2mmくらい、おそらく孵化して間もない幼虫ではないでしょうか。

カマドウマは成虫でもうっかり手で捕らえようとすると、すぐ足が取れてしまいます。まして幼虫のこととて、つまんだらつぶれるし、手のひらに乗せようとしても、すぐ飛び降りてしまいます。(クモもそうですね。温かい掌にはまず乗ってくれません。)

透明プラスチックケースに飛び込んでもらって、洗面所で臨時撮影会。ひとしきり撮り終えてから逃がしてやりました。

体長に比べて、触角の長いこと大人と同じです。かわいいですね。

かまど‐うま【竈馬】バッタ目カマドウマ科の昆虫の総称。またその一種。キリギリスやコオロギに近縁であるが、翅はない。後肢は強く、跳躍に適し、触角は非常に長い。暗所に群棲し、台所などにも出る。オカマコオロギ。ベンジョコオロギ。[広辞苑第五版]

515kamadouma2 不完全変態の昆虫ですから、多分今の形が成虫になっても保たれるはずです。とすると、この赤ちゃんカマドウマはオスですね。腹の先端に産卵管がないように見えます。

http://www.insects.jp/konbuntykkoor.htm

これは「虫の写真図鑑」というサイトです。写真が見られます。

狐の嫁入り

515tenkiame 5月15日、東京の南端に住む私の家の辺りでは、日中、強い雷雨がありましたが、3時頃にはもうあがっていました。

夕方、5時ちょっと前、ふと外を見ると、夕陽が射す中、雨が降っていました。天気雨です。前に雹の写真を撮ることが出来たので、この珍しい天気雨の写真が撮れないものか、とチャレンジしてみました。

スローシャッターでストロボが発光するようにして、ただひたすらシャッターを押してみました。あまりよい写真は取れませんでしたが、一枚だけお目にかけます。

写真左の家の壁に、夕陽の低い光線が当たっています。よ~く目をこらしてみると、木を背景に、短い光の筋が見えると思うのですが・・・、それが雨粒です。

自己満足的な写真になりました。すみません。

きつね‐の‐よめいり【狐の嫁入り】①狐火が多く連なって嫁入り行列の提灯のように見えるもの。②日が照っているのに雨の降る天気。浄、壇浦兜軍記「―のそばへ雨、晴らしていかう」[広辞苑第五版]

てんき‐あめ【天気雨】日が照っているのに降る雨。日照り雨。狐の嫁入り。[広辞苑第五版]

2007年5月15日 (火)

ハエの日向ぼっこ

511haehinatabokko ニクバエの仲間だと思いますが。

庭で花の写真を撮っていて、ふと脇を見たら、日向ぼっこをしていました。

ハエというのは、人の動きに非常に敏感で、そうそう接写できる被写体ではないのですが、この時は、20cmくらいまで近づいても大丈夫でした。

よほど気持ちよくて、うっとり警戒心をほどいていたのでしょう。

にく‐ばえ【肉蠅】ニクバエ科のハエの総称。中形ないし大形で、体は銀色。胸に縦縞状の、また腹に市松状の黒い斑紋がある。幼虫は動物の死体や糞などに発生する。[広辞苑第五版]

エニシダ

Enisida エニシダです。

エニシダ【金雀枝・金雀児】(ラテン語のゲニスタ(genista)が転訛したスペイン語のイニエスタ(hiniesta)から) マメ科の落葉低木。南欧原産の観賞植物。高さ約1.5メートル。茎は深緑色で縦稜がある。5月頃、葉腋に黄金色の蝶形花をつけ、両縁に毛のある莢さやを生ずる。紅斑のある花や白花などの園芸品種が多い。[広辞苑第五版]

どんな字を書くのかな、と思ったらこんな説明がありました。知りませんでした。

牧野にはこう説明がありました。

<引用>

観賞用として庭に栽植される落葉低木。ヨーロッパ原産で延宝年間(1673-1681年)に中国を経て渡来した。高さ1~3m,よく分枝し弓状に曲がる。葉は3小葉であるが退化し1小葉にもなる。花は初夏に咲く。豆果は長さ5cm位,両縁に軟毛があり,先端に巻き上がった花柱が残る。種子は強心薬。枝はほうきをつくる。和名は以前の属名Genistaのオランダ読みエニスタの転訛。

</引用>

ふ~ん。調べてみるものですねぇ。

ヒルザキツキミソウ

Hiruzakitukimisou1 「昼咲月見草」だと思います。

つきみ‐そう【月見草】①アカバナ科の越年草。北アメリカ原産。茎の高さは約60センチメートル。初夏、大形4弁の白花を日暮れから開花し、翌日の日中にしぼむと紅色となる。花後倒卵形の蒴果(さくか)を結ぶ。観賞用に栽培。つきみぐさ。[広辞苑第五版]

月見草は夜咲いて「月を見る」のですが、昼咲いて月を見るとなると、なんだか「新月」しか見られないような気分ですね。Hiruzakitukimisou2

牧野植物大図鑑によると

<引用>

ふともも目 Myrtiflorae、あかばな科 nagraceae、マツヨイグサ属、ヒルザキツキミソウ Oenothera speciosa Nutt.

北アメリカ原産の多年草。日本には観賞用に入って帰化した。高さ30~60cm。葉は短い柄をもち互生し,長だ円形で長さ5~8cm。縁に深い波形のきょ歯が並ぶ。初夏に茎先に白または淡いピンクの4弁,径5cmほどの花をつける。花弁の先端はややへこむ。さく果は長さ2~3cmで先はとがり,上半部の側面に8個のひれがある。

</引用>

とありました。

ところで、メシベが4つに分かれているのがお分かりでしょうか。

これは、マツヨイグサ属の特徴だそうです。

Hiruzakitukimisou3

子ぐも

515kogumo 洗面所の洗面器にくっついていました。体長1mmにも満たない子ぐもです。

多分、生まれてそう長い時間はたっていないでしょう。

おそらくハエトリグモの仲間でしょうが、何分小さくて、よく分かりません。

元気に育ってほしいですね。

パンジー

515pansy ひげおじさん、のようですね。

パンジー【pansy】スミレ科の一年草。ヨーロッパ原産の観賞植物。高さ約20センチメートル。葉は楕円形で鋸歯があり、葉柄長く、羽状の大きな托葉がある。春から初夏に、濃紫・黄・白の斑または単色の大きな美花を開く。三色すみれ。胡蝶すみれ。[広辞苑第五版]

「人間は考える葦である」で有名なパスカルの「パンセ」。 フランス語の pensée は思想、思考という意味だそうです。

パンジーの語源は pensée です。

ひげおじさんは何を考えているのでしょう?

カタバミの種

515katabamitane1_1 カタバミの種の「莢」です。いっぱい立っています。

ちょっと未熟な感じですが、触ってみました。

プチプチっと小さな音がして弾けました。

515katabamitane2 こういう具合です。もっと熟していると、もっと大きく開くはずです。

ほとんどの種は弾け飛びましたが、莢にくっついて残っているのもあります。

  

  

  

515katabamitane3 葉っぱにくっついている白いのが種です。

虫の卵みたいにも見えますね。

2007年5月14日 (月)

カタバミ

428katabami これが普通のカタバミの花だと思うんです。

かたばみ【酢漿草】①カタバミ科の多年草。全世界に分布。茎葉は、緑色または紫紅色。春から秋にかけて黄色の五弁花をつけ、蒴果を結ぶ。葉は夜閉じる。全草に酸味があり、葉は真鍮を磨くのに用い、また疥癬かいせんの薬となる。山地には、白花のミヤマカタバミがある。スイモノグサ。[広辞苑第五版]

さて、あまり意識せずに、同じ形の葉なので同じカタバミだと思っていたら、違う色の花が咲いていました。

428katabami2 これは違う種なのだろうな、と調べたら、ムラサキカタバミのようですね。

気づきませんでした。

ところで、ヤマトシジミという灰色のシジミチョウの幼虫の食草はカタバミです。カタバミがあったら抜かずにおいて下さい。シジミチョウが増えると思います。ヨロシク。

カタバミは「酢漿草」と書くように、酸を持っています。

学名は「 Oxalis corniculata」というのですが、「 Oxalis 」というのはギリシャ語で「酸っぱい」という意味です。

「蓚酸=oxalic acid」という酸は、カタバミに由来するものです。(COOH)という分子式です。中和滴定の標準に使います。

細胞の構造の観察で細胞内の蓚酸カルシウムの結晶を観察したことのある方もいらっしゃるでしょう。カルシウム塩は水に溶けません。

カタバミの花は光に敏感で、日がかげったり、曇りの日や雨の日には閉じています。

カタバミの葉も夜は閉じていますが、こちらはどうやら「体内時計」を持っていて、それにしたがって開閉しているようです。

カタバミは種で増え、ムラサキカタバミは「たくさんの鱗茎を作って増えます」とありました。ふ~ん、同じような姿で、繁殖法も違うんですね。

カタバミの種の莢をつまむと、種が飛び散ります。試してみて下さい。

「雑草」のように思われていて、意外と話題の多い草なのでした。

ゴミグモ

512gomigumo 庭木の間にクモが網を張っていました。奥さんに「クモに詳しい人なら、この縦一筋に模様を作った網を見たら絶対一目で名前が分かるんだよ」といいつつ、自分は名前の分からないかかしさんでした。(5/12)

「日本のクモ」新海栄一 著、文一総合出版によりますと

<引用>

コガネグモ科(Araneidae) ゴミグモ属(Cyclosa)

ゴミグモ(Cyclosa octotuberculata)

体長:♀12~15mm。♂7~8mm。

網型:正常円網

平地~山地まで広く生息。都市部の庭園・公園、人家の生垣、樹林地の周辺、草原、林道などの樹木の枝葉間、草間に垂直の正常円網を張る。網の中央には縦に食べかす、脱皮がら、枯草片などの塵芥を並べて、クモはその中央に止まる。腹部には突起があり、色彩もゴミと同色なので極めて見つけにくく完璧な擬態と言える。

</引用>

この話をしてあげたら「明快な名前ね」と奥さんは笑っておりました。

(5/14)

070514gomigumo1

追加で「ゴミ」の部分の写真を撮ってみました。

                                                                      

                                

                              

                         

             

              

             

070514gomigumo2 これがクモ本体ではないかと思うのですがいかがでしょうか?

自信はありません。

メスジロハエトリ

428mesujirohaetori 車のボディにくっついていた「白いハエトリグモ」です。私の知識ではこれがハエトリグモだろうというところまではわかるのですが、それ以上は分かりません。

「日本のクモ」新海栄一 著、文一総合出版、2006年11月刊

この本によりますと、以下のようです。

<引用>

ハエトリグモ科(Salticidae)、アサヒハエトリグモ属(Phintella)

メスジロハエトリ(Phintella versicolor)

体長:♀6~8mm。♂6~7mm。

住居:袋状住居(葉裏、樹皮下)

狩猟行動:待機型

メスとオスでは全く別の種類のように見える。メスは全体白色で頭胸部には褐色の幅の広い縦条が、腹部には灰色と褐色の点斑が散在する。オスは全体黒色で腹部両側に黄色の縦条がある。都市部から山麓にかけて分布し、山地ではほとんど見られない。人家や神社・寺院の周囲、生垣、塀、石垣、樹林地やその周辺の草間に生息する。

</引用>

ちなみにこの本、クモのことを知りたかったら絶対必携本です。おすすめします。

クサギカメムシ(臭木椿象)

501kusagikamemusi クサギカメムシが道路を歩いていました。踏み潰されたり、自動車に轢かれないように、安全な場所へ連れて行って放してやりたいのですが、ちょっと、手間が必要です。

手でつまむのは簡単ですが、カメムシ君に「恩を仇で返される」かもしれません。要するにものすごい臭いを手につけられてしまうかもしれないのです。落ち葉を拾ってきて、そっと乗ってもらい、安全な場所に放してやりました。よかったね。

くさぎ‐かめむし【臭木椿象】 半翅(はんし)目カメムシ科の昆虫。体色は暗褐色の地に黄褐色の点紋がある。クサギ・桜などの実につき汁を吸う。悪臭を放つ。北海道を除く日本各地、韓国・中国などに分布。[大辞泉] 

くさぎ-かめむし【臭木〈椿象〉】カメムシの一種。体長約16ミリメートル。体は黒褐色の地に黄褐色の斑紋がある。サクラ・モモ・クサギなどについて果実から汁を吸う。不快な臭気を発する。九州以北の各地と東アジアに分布。三省堂提供「大辞林 第二版」より。

かめ‐むし【椿象・亀虫】カメムシ目カメムシ科などの昆虫の総称。前翅の基部は硬化し末部は膜質。種類が多く、大きさ・色彩などは多様。触れると臭腺から猛烈な悪臭を出すものが多い。植物の汁を吸い農作物に有害。クサガメ。ヘッピリムシ。[広辞苑第五版]

たんぽぽの綿毛

424tanpopo いつみても、このふわふわした綿毛って心やすまりますね。

風に吹かれて飛び去る直前のはかなさが善い。

風に乗り、どこへ行くのか?大部分は土もない場所に着地して芽を出すこともできずに死ぬのでしょう。それを見込んでの、この大量の種です。

悲観的にはならないで下さいね。もし、この種がすべて発芽して成長してしまったら、いたるところタンポポだらけになってしまうのですから。

生態系というものは、大きな冗長性の上にバランスがとれるものなのです。

たんぽぽ【蒲公英】キク科タンポポ属の多年草の総称。全世界に広く分布。日本にはカンサイタンポポ・エゾタンポポ・シロバナタンポポ、また帰化植物のセイヨウタンポポなど10種以上あり、普通にはカントウタンポポをいう。根はゴボウ状。葉は土際にロゼットを作り、倒披針形で縁は羽裂。春、花茎を出し、舌状花だけから成る黄色の頭花をつける。痩果は褐色で、冠毛は白色、風によって四散する。若葉は食用、根は生薬の蒲公英ほこうえいで健胃・泌乳剤。たな。[広辞苑第五版]

Tanpopowatage

冬眠したヒキガエル

511hikigaeru1去年の春卵から孵って、オタマジャクシ、カエルと変態を遂げたヒキガエル君です。飼育ケースの中でいろいろ妙なものを食べながら成長しました。冬を迎えて、飼育ケース中で越冬できるかどうか不安だったのですが落ち葉を大量に入れて日陰に置いておきました。

春になっても顔を出さないので、冬眠に失敗しちゃったのかな、悪いことをしちゃったなぁ、と嘆いておりましたところ、実は中のほうで生きていてくれました。嬉しかったです。

511hikigaeru2 顔を見てやって下さい。威厳のある顔つきでしょ。ひょっとして「下品な顔」というものがあるのは「ヒト」だけじゃないのか?と思うニヒルな夫婦でした。

ヒキガエルが乗っているのは、かかしさんの奥さんの手です。

生きとし生けるものは皆、尊厳があるのです。

ひき‐がえる【蟇・蟾蜍】カエルの一種。体は肥大し、四肢は短い。背面は黄褐色または黒褐色、腹面は灰白色で、黒色の雲状紋が多い。皮膚、特に背面には多数の疣いぼがある。また大きな耳腺をもち、白い有毒粘液を分泌。動作は鈍く、夜出て、舌で昆虫を捕食。冬は土中で冬眠し、早春現れて、池や溝に寒天質で細長い紐状の卵塊を産み、再び土中に入って春眠、初夏に再び出てくる。日本各地に分布。ヒキ。ガマ。ガマガエル。イボガエル。[広辞苑第五版]

茶毒蛾

512chadokugasazanka 5/12撮影。今年ももう発生が始まりました。ご用心下さい。

この写真は山茶花(サザンカ)の葉の上に密集している幼虫です。

ちゃ‐どくが【茶毒蛾】ドクガ科のガ。開張2(雄)~3(雌)センチメートル。年2回発生し、幼虫は茶・椿・山茶花の葉を食害。幼虫・成虫・繭には毒毛があり、人体がこれに触れると激しいかゆみと痛みを覚え、皮膚に赤い斑点を生ずる。幼虫を茶毛虫(ちやけむし)という。[広辞苑第五版]

512chadokugatubaki こちらは椿の葉に密集していました。

この幼虫の毛が皮膚につくと激しいかゆみをおこします。幼虫の生死にかかわらず、毛が問題なのです。

もし、毛がついたら、粘着テープを軽く転がして毛を取ったり、水流を当てて流すようにしたり、せっけんの泡を立ててから水で流したりしてください。こすってはいけません。その上で皮膚科のお医者さんにいって診てもらって下さい。かきむしることだけは避けて下さい。

2007年5月11日 (金)

409hyou 4月9日でした。午後4時過ぎ、突然の雷雨。雹がばしばし降ってきました。ベランダから屋外の写真を撮ってみました。

薄暗くなっていたせいか、フラッシュが自動的に光りました。フラッシュが光った後も少しシャッターは開いていたのですね。そのせいで、何だか不思議な感じのする写真が撮れましたのでお目にかけます。

雹の軌跡の上端が明るく光っていて、白い線が続いています。イメージ的には上昇していく姿のように見えませんか?カメラの動作のいたずらです。

409hyou2 ベランダ面です。粒々が雹です。5mmくらいの大きさでした。

http://www.osaka-jma.go.jp/nara/knowledge/snow/snow1.htm

ここに気象用語としての「雹」の定義がありましたので引用します。

<引用>

みぞれ   :雨と雪が混在して降る降水
雪あられ :白色で不透明な氷の粒の降水。粒の直径は基本的には5mm未満
氷あられ :半透明の氷の粒の降水。粒の直径は基本的には5mm未満
ひょう    :氷の小粒または塊の降水。直径が5mmから50mmの範囲で時にはそれ以上のものがある

</引用>

雹の粒がベランダの手すりに衝突して壊れ、跳ね上がる瞬間がフラッシュでとらえられていましたので、ご覧下さい。意図して撮れるものではないので、嬉しかったです。

409hyou3

タカラダニ

Takaradani1 この2,3年?3,4年?この季節になるとコンクリートや塀の上を「鮮やかな赤い色のいきもの」が走り回ります。気にはなるのですが、老眼の眼には、何だかよく分かりません。クモの子か、ダニか、カイガラムシのようなやつか・・・?と考えていました。しかも走る速さが速い。デジカメを地面すれすれにして、スーパーマクロモードで、とにかくひたすらシャッターを切ってみました。やっと取れた写真がこれです。

昆虫なら頭部・胸部・腹部、クモなら頭胸部と腹部。くびれてたいていは見分けがつきますが、こいつはコロンと丸まっこい体に4対の足、ダニですね。

「赤いダニ」で検索してみたら「タカラダニ」というのだそうです。

http://ss.afftis.or.jp/QandA/box/mon/mon75.htm 

ここに解説がありました。部分的に引用します。

<引用> これは昆虫の体表に寄生する微小な赤いダニで、子供たちがセミを捕まえたとき、赤い小さいものがたくさん付いていると金持ちになれるとの言い伝えから「タカラ」と名付けられたものです。このダニは、ヒトを刺したり吸血したりすることはなく、人間生活とは無縁の存在でした。ところが成虫の活動が活発で、好んでコンクリートのざらざらした壁面やブロック塀をよじ登る性質があり、そのまま屋内にまで入ってくる事例が3年ほど前から急増して、にわかに問題になってきました。増えた原因は不明ですが、文献によるとそのほとんどが朱赤色で体長1mm内外のハマベアナタカラダニ(学名:Balaustium murorum)という、従来海岸の草むらに多かった種類だそうです。実際には無害なのですが・・・</引用>

Takaradani2 一番前の脚1対がカギのようになっていますね。

きれいな「朱色」のようなダニです。しばらくすると見かけなくなります。不思議です。ダニにしては歩く速さがすごい、という気もしますが。Takaradani3

カブトムシなどを飼育すると、よくカブトムシの体にダニがつきます。ですから、ブラシで丹念にダニ取りしてやらないと衰弱してしまうことがありますが、あのダニが、このタカラダニの幼生だったのでしょうか。チャンスがあったら観察してみて下さい。

http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/soudan/20030530_01.htm

ここにも解説がありました。

<引用>「ダニ目、前気門亜目タカラダニ科アナタカラダニ属」で、種類は30種くらいあり、その生活史はまだよく分かっていません。幼虫の時(0.5mm程度)は、昆虫に寄生していますが、若虫・成虫(1~1.5mm程度)になるとコンクリート壁、ブロックなど“変わった環境”で生活していますし、屋内にも侵入します。しかし、7月を過ぎると不思議なことに姿を消してしまいますので、発生する時期は限られています。ただ、その理由もよく分かりません。</引用>

アリグモ

Arigumo1 アリグモがアリ狩りをしていました。当たり前ですが。ガレージの日当たりのよいタイルの上。暑そうですが、活発です。

立って見ているとありと区別がつかないくらいよく似ています。

あり‐ぐも【蟻蜘蛛】ハエトリグモ科のクモ。体長約9ミリメートル。赤褐色または黒色で、形はアリに酷似する。網を張らず、樹上を歩きまわって昆虫を捕食する。本州以南に分布。近縁種にヤサアリグモなどがある。[広辞苑第五版]

Arigumo2

この写真を拡大して下さい。画面左に赤いものが写っていますでしょ。これ多分タカラダニです。

2007年5月10日 (木)

ムラサキツユクサ

424murasakituyukusa 4/24撮影。

ムラサキツユクサです。観賞用という花ではないのでしょうが、私はこの花が大好きです。

424murasakituyukusa_l デジカメでギリギリの接写をしてみました。

高校で生物を学んだ方は、ムラサキツユクサのオシベの毛を顕微鏡で検鏡して、原形質流動の観察をしたことがあるかもしれませんね。

オシベの毛は細胞が一列に並んでいるのですが、デジカメでもその様子が見えます。細胞が一列に並んで粒々した感じになっているのが見えるかと思います。

きれいな紫ですね。

むらさき‐つゆくさ【紫露草】ツユクサ科の多年草。北アメリカの原産。高さ約50センチメートル。根ぎわから多数の茎が出る。葉は線形・全縁で長く、基部で茎を抱く。夏、茎頂および上部の葉のつけ根に数個ずつの3弁の紅紫色花を付ける。花は毎朝開き、半日でしぼむ。観賞用、また生物学の実験に用いる。トラデスカンティア。[広辞苑第五版]

オオスカシバの羽化

Oosukasiba1 4/1ガレージの隅に転がっていたサナギです。

経験上、これはオオスカシバの越冬サナギでしょう、ということで羽化を待つことにしました。

Oosukasiba2 5/8ついに羽化です。

朝、7時50分頃のことです。

羽がまだ伸びきっていなくて縮んでいます。

前脚2本で容器の縁にぶら下がっています

Oosukasiba3 この時の様子を少し横側から撮った写真。

腹がまだ太いですね。

体液を羽に送り込んでこれから羽を展開していきます。

翅脈は体液を送り込む液体輸送用のパイプです。

Oosukasiba4 羽の展開が終わりました。これが9時ころ。10時過ぎまでこのままじっとしていました。この時はまだ、羽に鱗粉がついていて、不透明で白い色がついています。

Oosukasiba5 ちょっと間を置いて、12時50分頃に見に行ったら、飛び立ちたくなったらしく、窓にくっついていました。外へ出してあげようと、玄関ドアを開け、少し押してやったら、床に降り、この直後、屋外へ飛び立っていきました。

飛び立つころには、羽は乾燥し、ばたばたすると鱗粉が落ちて、羽が透明になります。こうなった時の翅脈は中空のパイプです。中空のパイプは、充実した棒よりも曲げに対して強くなります。ですから、体液を送るパイプとしての仕事を終えた翅脈は自在に空中を飛びまわるための丈夫な羽を支える軽くてすぐれた構造材になっているのです。

知らない人は、この透明な羽を見て、大型のハチだと思ってしまう人もいるようです。

ホバリングしながら口吻を伸ばして花の蜜を吸うので、小さなハチドリではないかと思う人もいるようです。

でも、これはスズメガ科の「蛾」です。(蝶と蛾に本質的な差は無いのですが、さしあたって蛾でいいでしょう。)

スズメガ科の蛾の幼虫はとても面白い特徴がありますが、いずれご紹介するチャンスもあるかと思いますので、今回はナイショ。

http://www.jpmoth.org/Sphingidae/Macroglossinae/Cephonodes_hylas_hylas.html 

ここにちゃんとした解説と素晴らしい写真があります。ぜひごらん下さい。

2007年5月 9日 (水)

ブルーサルビア

509bluesalvia1 ブルーサルビアだと思います。

サルビア【salvia】シソ科の観賞用一年草。高さ約50センチメートル内外、葉は卵形。ブラジル原産で、園芸品種が多く、秋、穂を成して大きい濃紅・黒紫色などの唇形花を開く。緋衣ひごろも草。また、広くはシソ科アキギリ属(学名サルビア)植物。新旧両大陸の熱帯・温帯に分布し約700種。日本の山地にもアキノタムラソウなど数種がある。外国産の数種は香料・観賞用に栽培。[広辞苑第五版]

赤い花のサルビアはよく知っていますが、ブルーもかわいいです。

509bluesalvia2 セージ【sage】
①サルビアの英語名。
②アキギリ属(学名サルビア)の多年草。南ヨーロッパ原産の香辛料植物。高さ約90センチメートル。茎は四角く、基部は木質、葉には白毛があり葉面に細い皺がある。夏、紫色の唇形花を5~6層に輪生。葉は薬用とし、または香料としてソーセージなどに用いる。[広辞苑第五版]

知らなかったぁ。セージってサルビアなんですか。

1966~7年ごろですか、サイモン&ガーファンクルの「スカボロー・フェア」がヒットしました。私は10代の終わりごろ。{"Scarborough Fair"    (Simon And Gurfunkel)}

この歌詞に「Parsley,Sage,Rosemary,and Thyme」という部分がありますね。当時は、香辛料というか「ハーブ」というか、そういうものはまだあまり世の中にポピュラーではありませんでしたから、歌詞を耳で聞いただけでは、意味を理解していませんでした。

「パースリー、セイジ、ロズマリー、アンド、チャイム」と聞き取っていたように思います。

マリーとチャイムがどうかしたのかな、というような気分です。

意味不明のまま、何年も過ぎまして、やっと理解したのはもう20年くらいたってからではなかったでしょうか。パセリのことを「パースリー」というのだということを知って、一挙に全部ハーブの名前として了解できたのでした。そうだったのかぁと、我ながら恥ずかしくも納得したものです。

「セージ」がでてきて、つい思い出話になってしまいました。失礼。

スイートピー

424sweetpea これも通りがかりの子ども(保育園が近くにあるもので)に人気のある花です。4/24撮影。

スイート‐ピー【sweet pea】マメ科の蔓性観賞用一年草。地中海のシチリア島原産で、日本には江戸時代末渡来。葉はエンドウに似、先端は巻ひげとなる。桃色・白色・紫色・斑まだらなどの蝶形花をつけ花後に莢さやを生ずる。園芸品種が多い。ジャコウエンドウ。ジャコウレンリソウ。[広辞苑第五版]

シチリア原産とは知りませんでした。

小手毬

424kodemari コデマリです。4/24撮影。

こ‐でまり【小手毬】
バラ科の落葉小低木。中国原産で、古くから日本で観賞用に栽培。高さ約1.5メートル。葉は広披針状で鋸歯を有し、互生。春、枝先にユキヤナギに似た白色5弁の小花を多数球状につける。スズカケ。[広辞苑第五版]

わが家のコデマリは鉢植えですが、これが大きな木になると見事ですね。

花弁だけではなくておしべも独特の雰囲気を作っていますね。

424fuji 児童公園の藤棚です。4/24撮影。

5/8に見に行ったらもう盛りを過ぎていました。

ふじ【藤】マメ科フジ属の蔓性落葉木本の総称。山野に広く自生するヤマフジ、また観賞用の多くの園芸品種がある。幹の長さ10メートル以上、他物にからみ、右巻き。葉は羽状複葉。5~6月頃淡紫色または白色の蝶形の花を長い花穂で垂れる。莢さやは長楕円形。蔓は強靱で、縄の代用など各種の用に供する。ノダフジ。紫藤しとう。万葉集14「春辺咲く―の末葉のうらやすに」[広辞苑第五版]

藤の豆ってご存知ですか?大きな豆ですよね、確かにマメ科だということを認識させてくれます。ただ、猛烈に硬くてね。小学生の悪ガキだったころ(50年近くも昔ですが)、藤豆で、コンと殴ると痛くて、本気のケンカじゃないんですが、藤豆で殴りあいしましたっけ。

躑躅

424tutuji1 4/24の撮影です。メシベがみごとに立ち上がっていますね。重力に対する負の屈地性なのでしょう。ちゃんと重力の方向を感知しているのです。

ただ、素人考えに、メシベが上向きに立つことが、授粉に有利なのでしょうか?よく分かりません。

つつじ【躑躅】ツツジ科ツツジ属(シャクナゲ類を除く)の常緑または落葉低木の通称。山地に多く自生、また観賞用として栽培。小枝を多く分岐し、枝・葉には細毛がある。春から夏にかけ、赤・白・紫・橙色などの大形の合弁花を単立または散形花序に開く。種類が多い。ヤマツツジ・レンゲツツジ・サツキなど。[広辞苑第五版]

424tutuji2 こちらは白いツツジ。白い花の写真は難しいですね。コントラストがうまくつきません。

 やはり、メシベが立ち上がっています。

春紫菀

508harujion ハルジオンだと思うんですが。私は花の名に詳しくないからなぁ。

はる‐じおん【春紫菀】キク科の越年草。北アメリカ原産の帰化植物で、都会地周辺の雑草。5月頃開花し、花は淡紅色。ヒメジョオンに似るが、頭花は大形で、つぼみのときに下を向く。春女苑。[広辞苑第五版]

ひめ‐じょおん【姫女菀】(俗にヒメジオンとも) キク科の越年草。北アメリカ原産の帰化植物。雑草として普通で、ときに大群落を作る。高さ約1メートル。初夏から秋にかけ白色の頭花を開く。若芽は食用。近似の帰化植物に葉が細長いヤナギバヒメジョオンがある。[広辞苑第五版]

で、実は、ちゃんと区別がついていない私なのでした。

ポピー

508poppy_1 ポピーです。ケシの仲間ですがアブナクありません。保育園に通う子がよく摘んでいきます。

心ここにあらざれば、
視れども見えず、
聴けども聞こえず、
食らえどもその味を知らず。

(原文)
心不在焉、視而不見、
聴而不聞、食而不知其味。

(大学[第三章])
508poppy2_1 ひとしきり花の写真を撮って帰ってきて、パソコン画面で眺めていたら、仕事中のハチが写っていました。花に気をとられて全く気づかないまま写真を撮ってきてしまったのでした。「視れども見えず」を実践してしまいました。

2007年5月 8日 (火)

オニグルミの雌花

508onigurumimebana オニグルミの雌花です。もう花としては授粉が終わっていて、子房の部分がま~るく見えています。花が終わって実りの始まり。

勿忘草2

508wasurenagusa花の柄が無事伸びてきました。ご心配かけました。お知らせします

2007年5月 7日 (月)

ナツミカンの花

Natumikan1 (なつ)みかんの花が咲いている♪~

とまあ、字余りですが歌ってみて下さい。

アゲハの食草として育てています。たくさんのアゲハが巣立っていきました。そうしてヒトにも毎年おいしい実をプレゼントしてくれます。

【夏蜜柑】ミカン科ダイダイ類の常緑低木。高さ約3メートル。葉は楕円形。葉柄は有翼。初夏、葉腋に白色の五弁花を開き、花後、扁球形の大きな液果を結ぶ。秋、黄熟するが、翌年春から夏に食用にし、酸味と苦味とを有する。もと山口県萩の産、今は各地に栽培。ナツダイダイ。[広辞苑第五版]

Natumikan2 上の写真の花は一番「元気がよい」時期ですが、この写真では、左側は少し盛りを過ぎた頃、右はもう花としては終わりに近づいています。

でも、花が終わるとき、実りが始まるのです。

めしべの根本の子房では、きっと「実り」がスタートしていると思います。

勿忘草

Wasurenagusa わすれなぐさ、です。花の茎が伸びないままに咲いてしまいました。いいのかなあ。可憐な花ですが、葉がこんな風だったとは接写してみるまで知りませんでした。

わすれな‐ぐさ【勿忘草】(英語名 forget‐me‐not から) ムラサキ科の多年草。一年草として観賞用に栽培。原産地のヨーロッパでは水湿地に群生。高さ約10~30センチメートル。春夏に、巻尾状の花穂に藍色の小花を多数つける。[広辞苑第五版]

2007年5月 6日 (日)

六日の五月人形

Nekosamurai 一日遅れました。

六日の菖蒲、十日の菊、のたとえのように、もう過ぎたことです。タイミングの外れ具合 猫の如し、といったら猫に叱られそうだ。

○六日の菖蒲(あやめ):(5月5日の節句の翌日の菖蒲の意) 時機におくれて役に立たない物事のたとえ。「十日の菊」に同じ。六菖十菊。むいかのしょうぶ。平家物語11「今はなんのようにか逢ふべき。会(え)にあはぬ花、六日の菖蒲(しようぶ)」[広辞苑第五版]

Kabuto

2007年5月 5日 (土)

ゆきのした

424yukinosita 「ゆきのした」の花です。花を上から眺めた姿は知っていましたが、近寄って正面から見たのは初めてです。きれいですね。こんな模様があるとは。老眼の肉眼では見づらくて、デジカメの接写で発見しました。

【雪の下】ユキノシタ科の常緑多年草。葉は毛が多く、下面は紅紫色。赤色の走出枝を出して繁殖。初夏、紅・黄色の斑点のある白色5弁の不整斉な小花を総状花序に開く。山地に自生。観賞用に広く栽培。葉は凍傷・咳止めに有効。漢名、虎耳草。[広辞苑第五版]

かまくら

203kamakura 古い話です。今年2月3日の撮影です。

JR蒲田駅西口で「かまくら」のイベントがありました。

雪が少なかったのでしょうか?雪を圧縮した板を立てて囲った、四角い「かまくら」が作られていました。屋根は雪ではありません。右の方に「わらぐつ」が写っています。

親子連れに人気でした。

2007年5月 4日 (金)

桜の2週間

408sakura_2

↑4月8日

↓4月22日

422sakura_2 

保護色の中に隠れてしまいました。

名前知らずの蘭

この蘭の名前は知らないのですが、遠くから見ると優雅な花で、クローズアップしてみると、なんだか大きく開いた口に歯が生えているようで、なんだか噛み付かれそうな気もします。 訪れた昆虫の背中に花粉をスタンプするメカニズムでしょうか?

Ran

紫蘭

シランです。

Siran_1 唇弁のフリルが素敵です。

し‐らん【紫蘭】①ラン科の多年草。西日本の草原に自生するが、多くは観賞用に各地で栽培。地下茎は白色、数個連なる。葉は通常4~5枚、長さ約30センチメートル。5月頃紅紫または白色の花をつける。塊茎は生薬の「白(びゃく)きゅう」で、外傷などの治療、また糊料に用いる。朱蘭。
②フジバカマの異称。[広辞苑第五版]

2007年5月 3日 (木)

ジャスミン

Jasmine ジャスミンの花です。強い香りですね。

メシベでしょうか?花の真中にちょんと立ち上がっています。

花それぞれ、みんな工夫しているんですね。

ジャスミン【jasmine・耶悉茗・素馨】(もとペルシア語。アラビア語を経てヨーロッパに入る。「耶悉茗」は中国語音訳)
①モクセイ科ジャスミナム(ソケイ)属の植物200種以上の総称。熱帯・亜熱帯に産する。葉は複葉。黄・白などの筒状花を開き、特有の佳香がある。オウバイ・ソケイ・マツリカなどが普通。観賞用に栽培。[広辞苑第五版]

ポケットに入ってるのは何ですか?

電柱の歯医者さんの広告です。胸ポケットに入っているのはなんだろう?

Haisyasan 歯の裏を見る柄付きの鏡なんだろうなぁと思いつつも。

歯を引っこ抜くやっとこのようにも見えて仕方ないのでした。

2007年5月 2日 (水)

トライデントみたい

Biyouyanagi ビヨウヤナギの葉芽です。ギリシャ神話のポセイドンが持っている三叉の戟(ほこ)=トライデント みたいですね。

ポセイドン:ギリシア神話の海の主神。また、大地・泉・地震・馬の神。最高神ゼウスの兄弟。常に三叉の戟ほこを持ち、青銅のひづめと黄金のたてがみをもつ馬が引く戦車に乗り、海の怪物を従えて海原を走る。[広辞苑第五版]

ネプチューン:ローマの古い神。ギリシアのポセイドンと同一視されて海神となった。[広辞苑第五版]

おやすみ「れんげそう」

この日は雨のせいか、レンゲソウの花が夕方を待たずに、おやすみ状態になってしまいました。

Oyasumirenge

2007年5月 1日 (火)

レンゲソウ

Rengeso ベランダの「レンゲ畑」から、いちりんだけアップしてみました。

蓮華草:マメ科の二年草。中国原産。春、紅紫色の蝶形花を輪状に付ける。東アジアに分布。日本では緑肥・飼料作物として古くから栽培されたらしい。明治末期から北海道を除いて全国の田で春を彩ったが、その後減少。レンゲ。ゲンゲ。漢名、紫雲英。

げんげ【紫雲英・翹揺】:レンゲソウの別称。[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

「げんげ」という名前は私にはあまりなじみがなくて、よく知りませんでした。

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