風呂の残り湯を洗濯のすすぎに使ったあと、ふと見たら、イエユウレイグモが残り湯の中に落っこちてしまっていました。
急いですくい上げて、救出。
プラスチックケースに入ってもらって、記念撮影。
脚がやたらと長いですね。ところどころに水滴が付いているのは、お湯に落っこちた名残。バスタオルでふく代わりに、ティッシュペーパーでも入れてやろうかとも思いましたが、この程度なら自然乾燥でいいでしょう。
お顔拝見。
クモは、4対8個の単眼を持っているのが原則なのですが、よくわかりません、この顔には8個見えない。
何個かずつまとめてしまったのではないでしょうか。
お腹のほうも拝見
あまり、びっくりするほどの発見はないですね。
もう一回、逆さまですが、顔のアップ。
ここでは口のあたりが見えています。大きな顎です。
なんだか、擬人化したくなる顔ですね。
大きな目ですが、2個ということはないからなぁ、ほかのはどこへ行ってしまったんでしょう。
脚の先端が写った写真がありました。
昆虫の足とは少し雰囲気が違いますが、先端はやはり鉤になっていますね。
撮影後、家ユウレイグモだから家の中に放すかなとも思ったんですが、外へ。
まぁ、また入ってきても構わないんですけれどね。
・洗面台の横のすきまに、イエユウレイグモを発見しました。ひょっとすると、上の写真の個体と兄弟姉妹かもしれません。妻は気づいていないようだったので
「このへんにさぁ、イエユウレイグモちゃんが時々顔出すからさぁ、そうしたら、折角だから、きゃあ、幽霊が出たぁ、と驚いてあげて」
と頼んでおきました。笑ってました。きっと驚いてあげてくれるでしょう。
折角でてきても喜ばれては、幽霊がかわいそうかもしれないと思って。
妻がアオスジが羽化しそうよ、といいました
アオスジアゲハの蛹は緑色なのですが、羽化の前には、内部の翅の色が透けて黒くなります。
さらに、直前になると、蛹の皮膚と翅が今まで密着したいたのが離れるんでしょうね、透明感を失って、白っぽい濁りが生じます。
その状態がこの写真です。
8時過ぎ。
羽化しました。
まだ腹が太いですね。
翅も完全には展開しきっていません。
夕方、4時過ぎまで静かにしておきました。
もう完全に飛び立つ態勢です。
なんというか、姿がくっきりしてますでしょ。
飛びたいよ、といっていますので、元気でね、と大空へ。飛んで、飛んで、ぼろぼろになるまで飛んで、次の世代を残してください。
フラッシュの光がはいってしまいましたが、
水滴のようなものが点々と見えますね。
青い色の水滴です。
これがアオスジアゲハの蛹便です。
翅の展開に翅脈に送り込んで、余った分です。
空を飛ぶには体を軽くしたいですから、余分な水は捨てます。
実は蛹の殻から抜け出たときにも、かなり大量の水を蛹の殻に捨てて行っているのです。
この写真、下から3節くらい、水がたまっているんですよ。
これだけ余分な水を持っていると、環境が乾燥しても十分な余力がありますね。
6月27日。
前の記事の蛹からの羽化ではありません。
別の蛹から。
旅立つ前の記念写真です。
口のところにゼンマイ状の口吻がありますね。羽化直後は左右二本の半円筒状なのです。これを一本に合わせる作業、というのも羽化後に行います。これは見たことがあります。
ところで、今日読んでいた本(*)によりますと、
・・・
アゲハチョウの口吻を左右に分けて中をのぞいたところ、内壁のの中央に縦1列に並んだ40対ほどの感覚毛を見つけることができた。そして、味覚の電気生理と行動実験でこの感覚器が吸引行動に重要な役割を担っていることがわかった。・・・。吸引している間、すなわち花の蜜がある間は信号を中枢に送り続けていると考えられる。
・・・
この管の中に、甘い味を感じる器官があるんですね。今日初めて知りました。
*動物の多様な生き方 2 「動物の生き残り術」日本比較生理生化学会編。共立出版。