2018年2月23日 (金)

昨日は寒かったです

東京の2月22日猫の日の気温

最低気温(℃)    1.5   9:17
最高気温(℃)    5.7   0:24

0222kion
こうですもん。日付が変わった直後に日最高気温が出て、朝9時過ぎに日最低気温が出て、一日中3℃以下。
最低気温の値としては氷点下じゃないけど。朝に雪がちらついて、その後も、降りみ降らずみ、の状態が続いた。
我が家は灯油ストーブを使用していますが、一日中使いっぱなし。
晴れれば室内は温室状態で暖かいし、気分もスッキリして「活動度」も上がるんですけどね。
一日中、陽射しもなくどんより。
「マジ、寒いッス」
などと高校生言葉など呟いて、籠っておりました。

書籍「温度をはかる」から

温度をはかる 温度計の発明発見物語」 板倉聖宜 著、仮説社、2002年8月4日発行
こういう本がありまして、そこから、部分引用します。
なお{ }内はブログ筆者の書き込みです。

★112ページ

 ファーレンハイトは「<この世で一番冷たい温度>を温度計の0度に決めたい」と思いました。・・・そのころ<一番冷たいもの>というと、<雪(氷)と塩を混ぜて融けた寒剤が一番冷たいもの>と思われていました。そこで、その温度を0度にしたらいい、と考えました。
 ・・・彼は「氷と塩の寒剤の温度を0度とすると、<人間の体温>は、<氷の融ける温度>のちょうど3倍ほどになっている」ことに気付きました。彼は「これは面白い」と思ったのでしょう。
   「<氷の融点>を32度として、<人間の標準体温>をその3倍の96度としよう」
と考えました。
 ・・・私たち日本人は10とか100という数字が好き・・・欧米人は10より12、100より60を好む傾向があります。1ダースというのは12個のことだし、1時間は60分、1分は60秒、角度も一回りが360度=60度×6です。また、長い間、英国の貨幣の単位1シリングは12ペンスでした。
 じつは、ある長さの直線を10分割するのは難しいのです。最初2つに分けても、そのあと5つに分割するのが大変なのです。ところが、12分割だと、最初3等分すれば、あとは半分にすると1/6になり、さらに半分にすると1/12になるではありませんか。いや、それより32分割の方が簡単です。
   32=2×2×2×2×2
ですから、その長さを半分、半分、半分、半分、半分と5回続ければ1/32に分割できるからです。温度目盛りを刻みこむ業者としては、「100等分よりも32等分のほうがずっとやりやすい」ということは明らかです。
 この温度目盛りだあと、水の沸点は212度になります。
・・・

{オランダのファーレンハイトさんは、温度計の製造で有名になった人だそうです。のちにイギリスの王立協会の会員に推薦されましたが、もとは温度計を作る人だったのですね。ですから、32等分はやりやすい、という感覚が強くあったのかもしれません。}

★119ページ以降から引用

   日本での温度計のはじまり
 日本ではじめて温度計を作ったのは、平賀源内(1729-1779)です。・・・1768年になって、ついにその試作に成功・・・
 そのとき彼は、すぐに『日本創製寒熱昇降記』という説明書を書いて、試作した温度計とともに仲間に配りました。おそらく彼は、その中に「薬水」としてアルコールを入れたのでしょう。
 平賀源内の弟子の司馬江漢という絵描きさんがいますが、司馬江漢は自分で温度計をもっていて、日々の気温をはかって記録したりしています。

{図があって、その中に「寒暖計」という表記があり「タルモメーテル」と振り仮名がついています}

   蚕の飼育のために量産された温度計
 日本で最初に温度計を大量生産した中村善右衛門という人はとても研究熱心な養蚕農家でした。
 ・・・
{善右衛門さんが病気をして医者にかかった時に}
 善右衛門さんはその先生のところで素晴らしいものを見ました。「まずこれを脇の下に挟んで、しばらく静かにしていてください」と、先生に差し出された体温計です。・・・「これは長崎渡りのもので、身体の温度=体温を計る道具だ」と説明してくれました。善右衛門さんは、その説明を聞いてすぐ、「もしかすると」と考えました。
 カイコの飼育をする農家は、「蚕室、つまりカイコを飼う部屋が寒すぎないか、暖かすぎないか」と、いつも気にしていたのです。けれども、それまでの農家では、部屋の温度はみな農家の人の肌の感じだけに頼っていたので、ときどき養蚕に失敗することがあったのでした。そこで善右衛門さんは「蚕室にこんな道具があったら、一人ひとりの感じだけに頼らなくてすむだろう」と思ったのです。
 ・・・
 そして、その研究が一通り完成すると、その温度計に「蚕当計(さんとうけい)」と名付けました。「カイコ(蚕)の飼育で当たる(成功する)計(はかり)」というわけです。『蚕当計秘訣』という説明書をつけた彼の温度計が売り出されたのは、1849年のことです。
さいわい、その温度計=蚕当計はよく売れました。
 ・・・

★というわけです。私、多少、科学史に首を突っ込んだことがあるものですから、いろいろそんなことも調べる習性がありまして。
お楽しみください。

欧米人は10より12、100より60を好む傾向があります。という記述で思い出しました。
ファーレンハイトより前に結構使われていたという「レーマー度」というのがあります。
「塩水の凝固点を0度、水の沸点を60度として、その間を60等分した」のです。なるほど、「60」ですね。

カタツムリ

0208_6katatumuri2018.2.8
カタツムリの殻を見つけました。石の上。
なんだか、空っぽではないみたい。
とはいえ、生きているとも思えないしなぁ。
どうやってこの石の上に「来た」のかわかりませんが、ひょっとして生きているのだったら、ここじゃ寒い。枯葉が積もった下の方に置いてやりました。
結構、カタツムリの殻を見かけます。去年は生息数が増えた感じでしたから。
中身がなく、雨ざらしになった殻は白っぽくなります。
上の写真の殻、なんとなくそういう白さがなくって、生存を思わせるような気もしたのでした。

ヘリコプター

0206_11helicopter 2018.2.6
頭上を飛んでいきました。
この頃ヘリコプターの事故が多くて、怖いですね。
ヘリコプターのメインローターが無事ならエンジンが停止してもある程度ゆっくり降りてこられるはずなのですが。
メインローターが1枚外れたら、回転のバランスが崩れて、ガタガタに振動を起こしてばらばらになりますよ。そりゃ。
人間のやることには必ずミスがある。その上で安全を確保するシステムを構築しなければなりません。

★前にもお話したかな。
メインローターが回転すると、その反作用で機体が逆向きに回転します。その機体の回転を止めるためにテールローターがあります。ツインローターの大型ヘリでは、二つのローターは逆向きに回転しています。
この原理、私は小学生の頃に、岩波の科学映画で見て、納得してしまったのでした。
岩波の科学映画、日曜の夕方6時頃に15分間、4chでやってたんじゃなかったかな。
私の理科教師人生の基盤を形成したともいえるものでした。小学生にもわかる、でも決して手抜きをせず本質をあいまい化したりしない。
今の教育関係の講座番組、内容も低下してますね、媚び媚びだし。つまらなくなったなぁ。

ハト

0206_7hato 2018.2.6
庭に入ってきたハト。キジバトかな。
我が家ではあまり歓迎されてないよ。
木の実、草の実を食べるくらいはまあしょうがないとして、越冬中の虫さんを食べてはいけない。
目の前を平然と歩いていましたが、私が一歩踏み出したらさすがに飛び去りました。
庭でチャコちゃんが生活していたころは、鳥は入り込めなかったんですけどね。

ヤブラン

0206_6yaburan 2018.2.6
たまたまさし込んできた陽射しに、仕事を終えたヤブランの実の名残が輝いていました。
それだけなんですが。
実を落として仕事を終えた姿って「充実」していると思いませんか?今ここに実はないけど。

トキワハゼ

0206_5tokiwahaze1 2018.2.6
トキワハゼの花は、数は少ないけど咲き続けています。
そして右上、果実が熟してきたようです。
0206_5tokiwahaze2
これだけを見ると、これ何かの花のつぼみかな?とか思ってしまいそう。
初めて見た時、私はトキワハゼの花と結びつかなくて、しばらく戸惑いました。

もっと熟したら、実の中を覗いてみたいな、という気もしています。

2018年2月22日 (木)

「℃のC」

NHK・Eテレ「0655」で2017年12月に流れた歌です「℃のC」。
1219_1c1
こういう温度計も減ったかな。
1219_1c2
セルシウスの「C」であることは知られていると思います
1219_1c3
ちょっとGoogle風かな
1219_1c3_1
水の氷点を「0」とし
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水の沸点を「100」として
1219_1c4
その間を100等分する
ここまではよく知られていると思います
1219_1c5
でも、初めは逆向きだったというのは知られていないかも
何故でしょう?
当時、氷点下の温度が存在するということは知られていたと思います。
そうすると、氷点を0にすると、氷点下の温度は「負の数」「マイナスの数」で表されることになります。
このことへの抵抗感が強かったのではないでしょうか。
現代でも、中学校でかな、負の数が登場するとつまづく生徒も多いとか。
ある点を基準として「どっち側」「どっち向き」というふうに捉えればいいんですけど。
正の数は個数などに自然に対応できるのに、マイナス3ってなんだ?そんな個数はないぞ、と混乱する。
歴史的な発展の中でもやはり「負の数」というものには抵抗感があったのです。
で、負の温度を避けようと、沸点から氷点へ向けた目盛りを考えたのでしょうね。
水の沸点より高い温度は日常的にはあまり測定対象でもなかったのでしょう。
1220_3c1
この画面に出ている人名は、検索でもして調べてください。説明は省略。
1220_3c2
「温かさと冷たさという」(ここに出ている人名も、よく調べたなぁ、という人名。説明は省略。)
1220_3c3
「感覚的なことを 数字として手に入れた」
これはよい指摘ですね。「数値」といったほうがよりよいのですが、ま、いいです。

★ちょっと注意すべき点があります。
セルシウスがやったのは、2つの温度定点を定めて、その間を分割し、目盛りをつくって「温度を測定」できるようにしたことです。
ここで注意すべき点というのは。細いガラス管の中を、温かい冷たいということによって液体が移動し、温度の様子を見る道具が既にあったということです。この点を忘れてはいけないでしょう。

↓かつての私のHPから引用

2005.11.10 理科おじさんの自由研究9:「ガリレオ温度計」について考える。
 温度計の発明者が誰なのかは、はっきりはわかりません。1600年ごろに発明されたのは多分確かでしょう。ガリレオも温度計の発明者として名を挙げられる一人ではあります。ただ、当時の文献の挿絵では、原理的に下図のような温度計しか出てきません。
0212thermoscope1
 上のガラス球内部の空気が気温によって膨張したり収縮すると、それによってガラス管内の水面の高さが変わる、ということで温度の変化を検出するものです。

”A History of the Thermometer and Its Uses In Meteorology” W. E. Knowles Middleton,  The Johns Hopkins Press, 1966
という本によると、下の図が、初めて出版物に現れた「Thermoscope」だそうです。Thermometer とは言っていませんね。温度の様子がわかる道具ですが、目盛りをつけて温度を測る道具ではないからです。1617年のGiuseppe Biancani の「Sphaera mundi」という本に載っているそうです。
0212thermoscope2

 イタリアのサントリオ・サントロ(Santorio Santorre)というお医者さんは、これを体温計にして、上のガラス球を口にくわえられる大きさにして、体温を測ったということです。1630年頃のことと思われます。
0212thermoscope3

Thermoscope」がすでにあってこその「Thermometer」であることは大事なことです。
温度変化が見える Thermoscope 上に2定点を定め、その間に目盛りを打つことによって測定器 Thermometer になるわけですね。

thermometer
►n 温度計;体温計 (=clinical thermometer).
[F or L (-meter)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

-meter
►n comb form 「…計(器)」「…メートル」「…歩格」:barometer, gasometer; kilometer; pentameter.
[Gk metron measure]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

meter|metre
・・・
[OE and OF<L<Gk metron measure]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

thermoscope
►n サーモスコープ,温度見(み)《温度変化による気体などの体積変化を利用した初期の温度計》.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

-scope
►n comb form 「…見る器械」「…鏡」「…検器[示器]」:telescope, stethoscope.
[L (Gk skopeō to look at)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

「microscope」も「見る器械」ですね。


「セ氏温度」は「摂氏温度」で、セルシウスの名に中国で「摂爾修斯」の字をあてた事からきています。
「カ氏温度」は「華氏温度」で、ファーレンハイトの名にに中国で「華倫海」の字をあてた事からきています。
実は「列氏温度」というのがあるのですが、ご存知でしょうか。

れっしおんど【列氏温度】
水の氷点を0度、沸点を80度とした温度目盛。フランスの物理学者レオミュール(R. A. Ferchault de Raumur1683~1757)が1730年に創始。現在では使われていない。
広辞苑第六版より引用

・こういう温度目盛りです。なぜ水の沸点を80度にしたのかは知りません。
・セ氏温度が水の氷点を0に水の沸点を100にしたのは冒頭の歌の通りですが。
・カ氏温度は?今では通常、セ氏に対応して水の氷点を32度に沸点を212度にしたと説明されますが。
もともとの話は、どうやら
 ファーレンハイトの時代の寒剤(氷と塩化アンモニウム、とか、氷と塩化ナトリウム)で得られる最低温度を0にして、やはりマイナスの温度を避けたのではないか。通常の体温(血液温)あたりを100にしたのではないか、とも聞いています。(別記事を書きます)

ま、いろいろあります。日本での日常生活ではセ氏(℃)で十分ですが、アメリカに留学などする方はカ氏(℉)が普通に使われますのでご注意を。
換算式は↓です。
F=(9/5)C+32

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E5%BA%A6
レーマー度
{いろいろな温度スケールの話も出ています}

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%BA%A6
レオミュール度

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%82%B9%E5%BA%A6
セ氏

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%AF%E6%B0%8F
カ氏

河津桜

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-fd12.html
2018年2月13日 (火) 河津桜:3
2月6日までの分が↑ここにあります。

0207wkawadu1 2018.2.7
青空を背景に。
0207wkawadu2
この木はかなり早く咲いたようですね。家の近くに2,3カ所河津桜がありますが、ここが一番。

0212_5kawadu2 2.12
花がどんどん増えます
0212_5kawadu3
葉も展開し始めたし。迫力のある姿。。

0216_6kawadu1 2.16
もう八分から九分咲きでしょうか、
0216_6kawadu2
葉のパワーが増し、これからは生産の時期に入ります。
桜の樹液がさらさら流れます。

0218_4kawadu2 2.18
ちょっと離れた位置から視線を水平に近づけてズームアップ。
輝きを撮りたかったのですが、難しいですね。
ファインダーを覗きながらアングルや倍率をいじっていたら、突然電車が出現。
0218_4kawadu3
電車を意識していなかったので、一瞬、エッ、と慌てました。
一枚だけ桜と重なる写真が撮れました。
河津桜を横に見ながら走る東急多摩川線。
お花見をどうぞ。

コマバムツホシヒラタアブ

0206_4komabamutuhosihirataabu 2018.2.6
コマバムツホシヒラタアブかな、ということにします。
腹部の模様がよく似たヒラタアブの仲間が複数いまして、なかなか決め難い。
名前より、この季節に姿を見せてくれたことが「おおごと」。
越冬中、陽射しが暖かいと出てくるのでしょうが。花が少なくって、申し訳ないことです。
体力を無駄遣いせず、あともう1カ月くらい、無事に過ごしてくださいね。

«ダルマ朝日

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